5月17日(土)に韓国・仁川で行われました日本代表のアジア五カ国対抗(A5N)2014(兼ラグビーワールドカップ2015アジア地区最終予選)第3戦 対韓国代表の試合後ヘッドコーチ、キャプテンらのコメントをお知らせします。

エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ

「最初の20分で試合を決めるという目標があったので、それを実現できたことは満足している。一方、課題は状況判断の部分で後半に集中力が切れてしまったこと。今日は対戦相手に試されるような試合ではなかったが、セットピースが段々と伸びてきていることには満足している。スクラムを強化している成果が現れ、今日はラインアウトもかなり良かった。ジャパン(日本代表チーム)はボールを動かすラグビーなので、セットピースが強くなることで、より柔軟性が出てくるはずだ」

リーチ マイケル キャプテン

「試合ごとにレベルアップできている。前半最初の20分と後半の入りは良かった。しかし、ラインブレイク後にシェイプがなくなったり、誰が何をやるかしっかりできていなかったりしたところがあった。ディフェンスでも我慢できず、自分たちのやりたいことができていない。ラスト15分は特にコミュニケーションがなくなった。今後に向けてコミュニケーションが課題となる」

五郎丸歩

「キックは今週ずっと良くなかったので、(ゴールを失敗した)最初の2本はそれが出たのだと思う。疲れていてうまくいかない部分があったが、試合の中で体重をしっかり前に持って行くという修正をすることができた。通算得点記録のことはチームの仲間に言われて初めて知った。本当は日本で更新できればもっと良かった」

堀江翔太

「この試合は自分自身がチームに馴染むことが目標だったところがあり、少しは馴染めているようで良かった。チームとしては全体的には良かったが、個人個人でもう一つステップアップできるように、お互いのコミュニケーションをとって良くなれるようにしたい。香港代表戦に向けて、韓国代表戦よりも何かしら良くなれるように練習をしていきたい」

大野均

「80キャップという数字については、引退した後で振り返る。今日勝てたことがうれしい。次の81試合目も自分のベストを尽くして、今までで一番いいパフォーマンスが見せられるように準備したい。チームは韓国の強いプレッシャーの中でミスも多かったが、我慢できたところは評価できる。個人としては、ボールをもらう時のシェイプでいい形にいけないところがあったので、次は80分間を通して相手に的を絞らせないアタックができるように修正していきたい」

山田章仁

「前半の二つのトライは反対側の藤田のライン参加によって生まれたものなので、藤田のワークレートの高さに感謝している。その2トライも含めた(自分の)4トライは、FWがしっかりプレーしてくれたおかげ。テストマッチなので、しっかりしたプレーを心がけた。いい形でトライすることができ、チームに勢いがつくと思う。これからもハードに練習し、BKはもっとリンクしてプレーできるようにがんばりたい」

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