■2014年6月20日(金)

今春最後のテストマッチとなるリポビタンDチャレンジカップ2014第2戦のイタリア代表戦をとうとう翌日21日に控えた今日は試合前日練習を秩父宮ラグビー場で行いました。
前日練習に先立って行われたチームミーティングの中ではジャージープレゼンテーション。
明日のイタリア代表戦で、トンプソンルーク選手が48キャップとなり歴代9位、そして畠山選手が58キャップとなり、歴代6位タイとなります。
「僕はみんなを信じます。スクラムでは後ろから押してもらってボールをつなげてバックスがトライを取ってくれると信じてます」と畠山選手。自身の節目となる重要な一戦でもあります。

前日練習は約30分ほど。実戦を想定したディフェンスやアタックの確認などを行いました。

練習後に選手が書いているのは・・・。
明日試合後、桜ジャージーを着用のみなさまとは一緒に記念撮影を行いますが、その記念撮影後にスタンドに投げ込む予定のサイン入りミニボールです!
一人5つのミニボールに丁寧にサインをしています。
詳しいイベント情報はこちら(http://sakura.rugby-japan.jp/japan/2014/id26125.html)。
明日のイタリア代表戦では、ぜひ桜ジャージーを着用して、応援してください!

■2014年6月19日(木)

リポビタンDチャレンジカップ2014第2戦イタリア代表戦を2日後に控え、本日19日はイタリア代表戦へ向けてのメンバー発表記者会見が行われました。

10連勝をかけて戦うメンバーは以下の23名です!

1 三上 正貴
2 堀江 翔太
3 畠山 健介
4 伊藤 鐘史
5 トンプソン ルーク
6 ジャスティン・アイブス
7 リーチ マイケル(C)
8 ホラニ 龍コリニアシ
9 田中 史朗
10 立川 理道
11 福岡 堅樹
12 田村 優
13 マレ・サウ
14 山田 章仁
15 五郎丸 歩
16 平島 久照
17 木津 武士
18 山下 裕史
19 真壁 伸弥
20 大野 均
21 ヘンドリック・ツイ
22 日和佐 篤
23 廣瀬 俊朗

昼食後にチームミーティングを行いました。
それぞれのポジションからリーダーが前に出て選手達で話し合ったこと、イタリア代表戦に向けて気をつけるべきことなどをリーダーから発表。
ホラニ選手からはブレイクダウンについてのプレゼンテーションが行われました。

その後は外に出て、FWとBKに分かれ、それぞれ軽めの調整を行いました。
FWはマットの上でジョギング。

言われた色の上に即座に移動して手を上に伸ばすゲーム感覚のウォーミングアップです。

その後はラインアウトの練習を行いました。
ウォーミングアップから実戦を意識した動きを取り入れています。

BKはストレッチや筋肉を起こす運動などを行うアクティベーション。

円になってジョギングしながら、対角線上の選手にコミュニケーションを取りながらパス&キャッチの練習です。
複数のボール、そして動きながらの動作なので、集中も必要ですね。

残念ながらイタリア代表戦のメンバーに入らなかった選手は今日19日で解散ということで、全員での練習はこれが最後。
最後は円陣になって4月初旬の菅平合宿からの健闘を称え合いました。

「次に再集合するまでに高い意識を持ってやっていこう」とリーチキャプテンからも挨拶。
8選手は今日19日で解散となりましたが、今春最後の試合となるイタリア代表戦まであと2日。
残りの限られた時間を有効に使って10連勝へ向けて努力していきます!

■2014年6月18日(水)

日本に帰国した翌日の昨日17日はリカバリーメニューだったのと比べて、本日18日は早朝から3部練習となりました。
朝6時台ですが、フッカーの堀江翔太選手と木津選手はボーズウィックFWコーチによるスローイングの練習。
木津選手がバランスボールに座りながらスローイングをして、その様子をボーズウィックFWコーチが撮影。
その後、本人とどこを直すかというのを即座にフィードバックして向上をはかります。

その後はバランスボールに背をつけ、垂直にしっかり投げる練習などを行いました。

本日の全体練習は時間を試合時間にほぼ合わせた時間での練習となりました。
練習前にはチームミーティングでディフェンスなどの確認。

全体練習ではそれぞれ最初はポジション別に分かれてスキルトレーニングやアクティベーションを行いました。
FW陣はラインアウトの練習。
大きなウェイトを人代わりにしてあげ、相手を想定した練習です。

その後の全体練習では実戦形式の練習を約1時間ほど行いました。
約2週間を過ごしたカナダ・アメリカとは違い、湿気がある日本での練習。
選手の体からは大量の汗が吹き出していました。

激しい全体練習が終わると再びポジション別に分かれ、必要なスキルトレーニングを行いました。
バックスリーはハイパントキャッチ。沢木コーチングコーディネーターがタックルバッグで邪魔をする中、見事にキャッチしている福岡選手です。

午後はFW陣はスクラムセッションを行いました。

今日のスクラムセッションはクボタスピアーズさんとのセッション。
何度もライブスクラムを組んでいただいています。

時にはチームでそれぞれ話し合って、修正を行います。

スクラムセッション後、BK陣でウェイトトレーニングを行っていた立川選手はチームメートに久しぶりに囲まれてにっこり。

立川選手のお兄さんである立川直道選手と2人で撮影。
立川選手は今年始めからスーパーラグビーに挑戦、帰国直後には日本代表に合流したので、ずいぶん久しぶりなのかもしれません。

スクラム後はピンと張った背中をほぐしました。みんな背中を伸ばして気持ち良さそうですね。

今春最後の試合となる「リポビタンDチャレンジカップ2014」第2戦のイタリア代表戦に向け、準備万端です!

■2014年6月17日(火)

昨日16日に約2週間のカナダ・アメリカ遠征を終え、帰国した日本代表。
今日17日は午前練習前にチームミーティングでスタートしました。
ターゲットは今春最後の試合となる21日のイタリア代表戦です。

練習は慣れ親しんでいる秩父宮ラグビー場で行いました。

2週間過ごしたカナダ・アメリカでは約20℃、湿度もなくカラッとしていたので日本の蒸し暑さには選手たちも驚いたよう。昨日は約11時間の旅路だったこともあり本日の練習は約60%程度、ジョギング程度での練習を行いました。
遠征メンバー以外の選手も再集合です。

FW陣はラインアウトの練習をその後行いました。

BK陣はウェイトトレーニング。中村選手が腰から下げているのは40kgのウェイトですが、それもまったく感じることなく懸垂をしていました。

その後はパススキルの練習です。真ん中にいる田村選手が両サイドに3列に立っている選手に向けてパスをするのですが、3列に立っている選手のうち1選手のみ手を構えていて、その選手に投げなければいけません。
誰が手を構えるか、3列に立っている選手がサインを出しています。

午後はホテル内でFW、BKに分かれてウォークスルーを行いました。
FW陣はラインアウトの確認、BK陣はアタックのシェイプなどの確認を約30分程度行いました。

カナダに到着した時よりも時差ボケに苦しんでおらず、何度かは起きたものの、よく眠れた選手たちも多かったようです。
明日は早朝から3部練習です!