■2014年8月6日(水)

青空に映える芝生、ゴールポスト、そして選手たち…。本日、U17TIDユースキャンプ最終日となります。


素晴らしい天候の下、“Head Start”!

“Head Start”はFW:スクラムルーティーン、ラインアウトのスペースとタイミング、S&C(コア‐上背部と首)、BK:S&C、アーリーキャッチとフォロースルーの意識付けに立ち返り、ラインブレイクアタック。
本日もスキルアップキャンプに参加中の選手・スタッフが見学に来てくれました。U17日本代表候補の選手たちも3日間で大きく成長しましたが、見学に来てくれた選手たちもこの3日間と夏を経て、強く逞しく成長することでしょう。

 


スクラムルーティン


ラインアウト“スペースを作る”

“Head start” S&Cトレーニング

U17TIDユースキャンプ最後のセッションは、3日間通して取り組んできたアタックオプション(Bull・Shark・Kiji)とブレイクダウンに特化して意識→実践。
最後はディフェンスのセットアップを行い、4日間にわたる高強度で有意義なキャンプが終了しました。


チームグリーン“Bull・Shark・Kiji・X”の意識付け


チームブルー“Bull・Shark・Kiji・X”の意識付け


DFセットアップ1


DFセットアップ2

当初、疲労感と緊張感が拭えず、表情が硬い選手たちでしたが、最後は皆素晴らしい笑顔で、共に戦ってきた仲間たちと再会を誓っていました。

選手たちはこのキャンプを通して多くの課題を提示され、自身も考え、実践してきました。そしてこれから、課題を解決、改善すべく、各々が自身の道を歩んで行きます。選手たちの今後の成長をスタッフ一同心から期待しています。

なお、このU17TIDユースキャンプで選出された22名のU17日本代表が8月23日から岩手県盛岡市にて開催される「第22回日・韓・中ジュニア交流競技会」のラグビー競技(24日-27日に開催)に参加します。

最後になりますが、U17TIDユースキャンプを開催するにあたり、ご協力とご支援をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。


U17TIDユースキャンプ参加選手たち

最後はスタッフも一緒に
■2014年8月5日(火)

本日も朝6時より“Head Start”。U17TIDユースキャンプも終盤となる3日目が始まりました。


FW “Head start” ラインアウト


BK “Head start” ハンドリング・ビジョン・ディシジョン

FWはグラウンドでラインアウトの確認後、S&Cトレーニング。BKはS&Cの後、キャッチングとビジョンを中心にトレーニングを行いました。
今朝も合宿に参加中の選手、スタッフが大勢見学に来てくださいました。見学している皆様にとっても良い刺激、学びの場となり、またU17候補選手にとっても緊張感を持続したままトレーニングを行えるなど、双方にとって大変有意義な時間となっています。
午前中のセッションのメニューは、FW:S&C(40min)、ラインアウト(60min)、BK:ファーストフェイズアタック(40min)、Pick up:ポジショナルスキル(20min)、S&C(40min)。

 


伊藤スポットコーチによるラインブレイクのコーチング


薫田RWC2019日本代表戦略室 室長によるスローイングのコーチング

午前セッション・ラインアウト

薫田RWC2019日本代表戦略室 室長によるロングスローイング

ラインアウトDF!熱々のハンドダミー


高橋アシスタントコーチ(U17日本代表監督)もリフターとして活躍

チームミーティングで“Good・Bad・Next”を確認し、午後はゲームライクトレーニングを行いました。


午後のセッション前に薫田RWC2019日本代表戦略室 室長より“Good・Bad・Next”

集大成に向けて、ATオプション(シェイプ)の確認がなされ、その後RED ZONE ディフェンスに移行。
その後、リロードとブレイクダウンの意識付けを経て、アタックディフェンスを行いました。
随所に今回のキャンプで学んだスキルが見られる、質の高いトレーニングになりました。


中竹コーチングディレクターもS&Cに参戦

紙谷ユースTIDマネージャーも参戦

FWによる“Bull”

“Shark”

“Kiji”の基本ドリル

BKによるブレイクダウンスキル

DFセットアップの確認

DFセットアップ 勝田TIDマネージャー


リロードの意識付け タッチされたらダウン!リロード!


積極的にコミュニケーションを図る選手たち1


積極的にコミュニケーションを図る選手たち2


1列に揃ったDF


集大成の“AT&DF(アタック&ディフェンス)”1


集大成の“AT&DF”2


集大成の“AT&DF”3

明日6日はいよいよ最終日です。受け身である“インプット”だけではなく、主体性をもった“アウトプット”を更に意識し、有終の美を飾ります。



AT/DF後、コーチによるレビュー(横田ユース統括)


AT/DF後のレビュー(薫田RWC2019日本代表戦略室 室長)


AT/DF後のレビュー(高橋アシスタントコーチ)



AT/DF後のレビュー(薬師寺アシスタントコーチ)



AT/DF後のレビュー(伊藤スポットコーチ)



AT/DF後のレビュー(高野アシスタントコーチ)



AT/DF後のレビュー(紙谷ユースTIDマネージャー)

■2014年8月4日(月)

爽やかな気候の中、朝6時より“Head Start”(ヘッドスタート)!U17TIDユースキャンプ2日目の始まりです。
FWはグラウンドでスクラムを中心にセットの確認を行い、BKはS&C(コンディショニング)トレーニング。30分でFWとBKが入れ替わり、FWはS&C、BKはキャッチングを中心にトレーニングを行いました。
早朝にも関わらず、合宿中の高校生や指導者の皆様が見学に来てくださり、適度な緊張感と集中力を持続したまま、有意義なスタートとなりました。


“HEAD START”スクラム確認


すぐさま映像でチェック


“HEAD START”キックキャッチ


“HEAD START”S&C

午前中のセッションでは、FW:S&C(40分)、スクラム(40分)、Pick up(20分)、BK:カウンターアタック(40分)、Pick up(20分)、S&C(40分)に集中して取り組みました。
また、日本ラグビーフットボール協会の田代理事や松尾リソースコーチ、高体連ラグビー専門部の天野副部長が激励に訪れてくださいました。
選手間、選手とコーチのコミュニケーションも活発になってきており、大変良い雰囲気で練習に取り組んでいます。

 


“Pick up”ジャンパー

“Pick up”ブレイクダウン

185cmの横田統括が普通サイズに見えます


田代理事より激励の言葉

午後はユースプログラムパートナーとしてサポートしていただいている株式会社明治による栄養講習会が行われ、各ブロックで行われた講習会の確認(レビュー)と今後(NEXT)についてお話をいただきました。


株式会社明治による栄養講習会

ザバスでリカバリー

チームミーティング後、グラウンドへ移動しU17TIDユースキャンプ3回目のセッションを行いました。
全体W-UP(アクティベーション)の後、アタックオプション(シェイプ)の“Bull・Shark・Kiji・Kiji-pass”の確認を行い、段階的に基礎から判断を要するブレイクダウンのドリルへ移行。
続いて、前日のミーティングにおける“NEXT”のリロードについて意識付けがなされ、アタックシェイプ、ブレイクダウン、リロードの3点にポイントを絞ったゲームライクトレーニングを行いました。
選手のコミュニケーション、練習の目的とポイントに対する高い意識、コーチの適切な声掛けなど、短時間でしたが高強度で有意義なトレーニングが行われました。


ブレイクダウンの準備です

“Bull”確認

“Shark”確認

“Kiji”確認

ブレイクダウンスキル

ゲームライクトレーニング

“Pick up”ラインアウト

明日は終盤の3日目になります。今まで学んできた全てを意識、実践し、更なる“成長”を期待します!


たくさん食べて大きくなります!

楽しい食事風景

■2014年8月3日(日)

菅平の涼しく過ごしやすい環境の下、本日より第1回「U17 TIDユースキャンプ」が始まりました。
キックオフ・チームミーティングでは、薫田真広ラグビーワールドカップ2019日本代表戦略室長よるキャンプの目的説明“マインドセット・チェンジ”に始まり、スタッフ紹介、映像を用いたアタックオプションについての解説があり、選手たちへ気合と理解が注入されました。いよいよセッションの始まりです!
 


ミーティングの様子


コーチ陣による確認

グラウンドへ移動後、コベルコカップ(「KOBELCO CUP 2014 第10回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会」)直後ということもあり、当初若干の疲労を見せていた選手たちでしたが、さすがにU17日本代表候補の選手たち、積極的に学ぶ姿勢を見せ、疲れを感じさせずにトレーニングに励みました。

 


W-UPランニングドリル

ブレイクダウン(選手のオーバーを受ける紙谷コーチ)

ゲームライクトレーニング

チームミーティングで説明があったアタックオプション“Bull・Shark・Kiji”の確認とゲームライクトレーニングを交互に行い、“BAD(できていない)”な状況があった場合は全員で腕立て伏せ。
意識の高い、有意義なセッションを1時間ほど行った後、各ポジションに分かれ“Pick up skill”に移行。PR・HOはスクラム、LOはラインアウト、FL・NO8はジャッカル、SHはパス、SO・CTBはランニングスキル、WTB・FBはハイボールキャッチを中心に20分ほどトレーニングを行い、グラウンド練習を終えました。


“BAD”な状況…

積極的なチームトーク

Pick up skill

夕食後のチームミーティングでは、映像を確認しながら本日の“GOOD”“BAD”を明確にし、“NEXT”としてリロードについて説明がありました。明日の練習において選手の“成長”が見られることが楽しみです。

残り3日と短期間ですが、選手の確実な成長を期待します。