マッチリポート 「第63回 全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会」
松山大学 7-22 神戸大学
【一回戦 2015年1月2日(金)/愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場】
日が傾き始め、気温も下がってきたなか、松山大学のキックオフにより試合が開始された。
序盤は神戸大学が攻め込み、敵陣22m内でプレーしている場面が多かったが、松山大学も一歩も譲らず0-0のまま時間が過ぎて行った。
試合が動いたのは前半20分、神戸大学がセンターライン付近から連続してフェーズを重ね、オフロードをもらったSO中原宏介がトライ、0-5とする。
続いて前半23分にも神戸大学は、センターライン中央ラックからPR西田貴洋がゲインをし、FL井口駿也が受取りトライ、0-10と引き離す。
その後は、松山大学が攻撃を続けるが、なかなかゲインができず中盤での攻防が続いた。前半終了間際、松山大学が相手陣深く攻め込むもミスをし、0-10のまま前半を折り返した。

後半は松山大学が相手陣で攻め、ゴール前まで運ぶがトライにはならず。
しかし後半17分、松山大学は相手22m内ペナルティーからラックで攻め込みHO小崎悠佑(崎は正しくは「山」へんに「竒」)がトライ、ゴールも決まり7-10とする。
神戸大学もその後は攻め続け、ゴールラインの一歩手前までいくもミスをしチャンスを逃す。
しかし後半29分、松山大学のスクラムをターンオーバーし、そのままスクラムトライを奪う。
ゴールも決まり7-17とする。
神戸大学はその後も優位に試合を進め、後半42分にもスクラムトライを決め7-22で試合が終了した。

(石澤一輝)