名城大学 64-10 札幌大学 【一回戦 2015年1月2日(金)/愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場】 雲の切れ間から日差しが注ぎ込むなか、名城大学のキックオフで試合が開始された。 開始早々の6分、札幌大学は中盤でこぼれたボールを拾い、CTB伊藤伸介がそのまま50mを走り切りトライ、0‐5。 それに対し名城大学は、効果的なキックで相手陣に入り、前半9分、相手陣22m付近のラインアウトからモールを押し込みトライ、5‐5の同点に追いつく。 さらに名城大学は、自陣ラインアウトから大きくゲインし、サポートしていた選手につなぎ、No.8谷口孔亮が逆転がトライをとり、10‐5。 その後はセットプレーで優位にたつ名城大学がボールを支配し、何度もゴール前まで攻め込むも、札幌大学は意地のディフェンスでスコアを許さない。 そのまま膠着状態が続いたが、前半終了間際、お互いに1トライずつ取り合い17‐10で名城リードのまま折り返す。 後半、先にスコアをしたのは名城大学。 接点の強さと素早い展開でゲインを繰り返し、後半4分、LO香西祥郁がトライ(ゴール成功)し、24‐10。 その後も勢いに乗った名城大学が立て続けに4トライ、3ゴールをとり、50‐10とリードを広げる。 反撃したい札幌大学だが、グラウンドを広く使った攻撃で相手陣内に攻め込むも、ブレイクダウンでプレッシャーを受け、ボールを奪われてしまう。 名城大学の攻撃は最後まで衰えることはなく、さらに後半33分、後半37分と、2トライ(ゴール成功)を追加し、64‐10で名城大学が勝利を収めた。 (山下岳)