■2015年4月22日(水)

本日4月22日は、3日間を過ごした海沿いの街のブライトンから、ラグビーワールドカップ期間の後半にチームベースキャンプとして使用するウォリックに移動してきました。本来は3時間程度の陸路のはずでしたが、交通事故などの影響で予定を大幅に上回る5時間近くのバス移動。さすがに選手たちも狭いスペースで疲労がたまったようですが、ウォリック到着後すぐに行われたチームミーティングでは「予定と違う、いいメンタルのトレーニングができた」とエディー・ジョーンズヘッドコーチ。何が起こっても対応していくことが大切です。

チームミーティングでは、イギリスの陸上の名コーチだったフランク・ディックさんをゲストスピーカーに迎え、約30分間のスピーチをしていただきました。

その後は、大会期間中に利用するウォリックスクールへ。

学校の広報誌に掲載するための写真を撮影しました。

FW陣はまずウェイトトレーニングからスタート。

その後、BK陣と合流して全体練習が行われました。ウォリックはブライトンと違い、内陸部にあり、海沿いで華やかな雰囲気のブライトンからは正反対ののどかな場所です。

練習では実戦形式の練習を主に約1時間10分ほどの激しいトレーニングを行いました。

実戦形式の練習の合間にはブレイクダウンの練習。

BK陣は全体練習終了後にウェイトトレーニング、FW陣はスクラム練習を行いました。

明日23日はワールドカップ第3戦サモア代表と試合を行うスタジアムMKに視察に行き、そのまま日本へ帰国の途につき、宮崎合宿を再開予定です。

■2015年4月21日(火)

イングランド・ブライトンに到着して3日目。
ブライトンでも早朝練習を行い、午前中はFWとBKにわかれてウェイトトレーニングを行いました。

フッカー陣はボーズウィックFWコーチとのスローイング練習。
リー・ジョーンズDFコーチやダルマゾスクラムコーチがゴムバンドで身体の四方八方から圧力をかけながらのスローイング練習。
体幹がしっかりしていないとなかなかできません。

午前練習後は9月19日にラグビーワールドカップ初戦で対戦する、南アフリカ代表戦が行われるブライトンコミュニティスタジアムを視察しに行きました。
試合当日の選手導線を使用して、まずはロッカールームへ。

その後、グラウンドに出て、それぞれ芝生の感触を確かめたり記念撮影するなど存分にスタジアムを知ることができました。

午後は再びブライトン・カレッジで戦術面でのトレーニングを主に行いました。

練習の最後にはフィットネストレーニング。
アクアバッグをそれぞれ1つ持って足を交互に入れ替えながら、アクアバッグを左右に動かしたり、約4kgのメディスンボールを2人1組になって腹筋しながら交互に相手に渡して行きます。

別メニューのホラニ兄弟は兄弟でボクシング。遠くにいても聞こえるほどの息づかいでした。

明日22日にはラグビーワールドカップ大会期間の後半にベースキャンプとなるウォリックに移動します。

■2015年4月20日(月)

18日に韓国・仁川で試合を終えた日本代表は、19日に韓国を発って、日本経由でロンドン入り。
ロンドンから約2時間をかけて9月19日にラグビーワールドカップ2015の初戦を迎えるブライトンに移動してきました。

翌日20日は朝からベースキャンプとなるブライトン・カレッジにて初練習。
住宅街にあるとても歴史ある学校です。

リカバリーも兼ねたため、ほぼ室内でのウェイトトレーニングとなりました。
学校のラグビー部の施設をお借りして、今回は日本代表が独占で使用できるように配慮してもらっています。

ブライトン・カレッジは1845年に創立された歴史ある学校で、現在約1,200名の生徒がいるそうです。
キャンパス内にはチャペルもあり週2-3回ほどお祈りをするのが慣例だそうです。

FW、BKとそれぞれわかれて行ったウェイトトレーニングの後は、ホテル前のビーチにてそれぞれリカバリーを行いました。
FWはバスケットボールコートでストレッチ。

BKは海へ向かい・・・

冷たい海の中へザブン。長い旅の疲れも含めてリカバリー。

20日の午後はブライトンの街を選手それぞれで散策して、お気に入りのお店などを見つけて、9月の本番までに少しでも快適に過ごすための準備を行いました。