●6月5日(金)

本日のレポート担当は、動物への苦手意識克服中の、三村亜生です。

Centre National de Rugbyでの合宿最終日となりました。
早朝はタッチフットを行い、テンポの早いアタックのイメージを持つことが出来ました。
午前練習ではディフェンスにフォーカスして、インサイドアップを意識したハードホールドゲームを行い、午後の試合に臨みました。

午後のフランスチームとの試合は、日本がやろうとしているラグビーを全員が意識してチャレンジすることができました。
今後は勝ち切るラグビーにこだわり、明日からのオランダ合宿に挑みたいと思います。

~今日の1枚~

次回の担当はアジリティでキレキレステップ炸裂中の鈴木陽子選手(写真)です。
乞うご期待!

●6月4日(木)

本日の担当は、昨日あひると一緒に登場しました小出深冬です。

今日も早朝練習から1日が始まりました。

早朝はハンドリング練習とキックオフキャッチの練習を行いました。
午前はハンドリングを意識した練習、タッチゲームやディフェンスのスキル練習をし、午後の試合に向けて良い緊張感の中で練習をすることができました。
午後はフランス代表と試合を行いました。
自分たちがやろうとするラグビーがうまくいかなかったり、相手のフィジカルに負けてしまったところがありましたが、随所に良いプレーがあり、とても良い経験をすることができました。

明日も試合があるので、良いリカバリーをして臨みたいと思います。

次回は動物が大の苦手だけど、頑張って写真を撮ったさんさん(三村選手)です!!

●6月3日(水)

みなさん、「ハワードヒントンセブンズ」では応援ありがとうございました。
今回の遠征レポートは、選手で順番に書くことになりました。
本日の担当は鈴木実沙紀です。

大会が終わり、フランスチームの強化拠点である Centre National de Rugbyに移動してきました。
早朝にウェイトトレーニングを行い、午前はパスやキックなどの基礎スキル、午後はフランスチームとの合同練習を行いました。

午前はアタックのテンポを上げるためにパススキルを重点的に行いました。
それを午後ではフランスチームとのスキル練習やボールゲームの中でも発揮できるように意識しました。
練習は言葉でのコミュニケーションが難しい中、ジェスチャーや簡単な言葉でのコミュニケーションをとりながら明るい雰囲気でトレーニングをすることができました。

明日4日はフランスチームとの練習試合も予定されているため、今日行ったスキルを試合の中で生かしていけるようメンバー全員でしっかり準備していきたいと思います。

現在私たちが宿泊している施設はたくさんの自然に囲まれています。
ご飯を食べているときにはあひるが窓をつついてくるほどです。
この素晴らしい環境に感謝して、日々成長していきたいと思います。

最後に・・・
食べ物をおねだりするあひるちゃんと今回の遠征で最年少の小出深冬選手の心温まる1枚をどうぞ!!!

●6月2日(火)

拠点での2日目は早朝練習から開始。屋根付きのグラウンドで練習を行いました。
前をみてポジショニングをして、ボールを早く展開していく、ボールを持っていない選手も運動量を多くすることにフォーカスして行いました。
午前も、早朝練習と同様の練習、及びタックル練習を実施しました。
こちらでは、顔を上げること、しっかり踏み込み、相手の体に密着することに焦点を当てました。

午後は、フランスチームとタッチ形式のラグビーを5分×4セット行いました。
夕食を挟んで、さらに夜のセッションを行い、1日を終了しました。

●6月1日(月)

パリから車で南に1時間のところに位置するマルクシにある、「Center National de Rugby」(フランスのラグビーの強化拠点)に移りました。
6月6日まで、この拠点で合宿を行います。

トゥールのホテルを10時に出発し、拠点に到着したのは、13時過ぎでした。
到着後すぐに昼食をとり、その後、ボールゲームを行い汗を流し、プールリカバリーを行いました。

この施設内は、グラウンド、ジム、プール、宿舎、食堂がそれぞれ全て徒歩で行ける距離にあり、移動に時間がかかることはありません。
プールリカバリーの後、「ハワードヒントンセブンズ」の決勝戦のレビューミーティングを行いました。
試合中の「焦り」を改善する方法について、話し合いました。

●5月25日(月)~

5月25日より、女子セブンズ合同遠征が始まりました。
今回の遠征の目的は、世界トップクラスのフランスにチャレンジし、世界トップのハードなトレーニングをするということです。
具体的には、ハードな状況の中でのモチベーションアップと、スキルの向上、そして、フィジカルの向上にフォーカスすることになります。
また、ボールを持っている選手だけではなく、ボールを持っていない選手が、14分間走り続け仕事ができるか、選手1人ひとりが、ピッチ上だけではなく、ピッチ外での生活もトップの国々を上回るように意識していけるかどうかが、今回の遠征の重要課題になります。

現在滞在しているトゥールは、パリから車で約2.5時間南西に位置する街です。
その昔、フランスの首都もおかれていた由緒あるこの街には、いくつかの歴史的建造物が残っています。

練習会場の「Stadium Albaladejo」は、トゥール滞在中に出場する「ハワードヒントンセブンズ」の大会組織委員会のPascal Sassiさんにご手配頂きました。
また、S&Cセッションを行うジムは、Pascalさんの勤務されている「Lycée Jacques de Vaucanson」という高校のジムをお借りしました。
この高校は、フランスの西部の15人制男子のユースの選手のアカデミーに指定されており、約30名の選手が、ここの高校で勉強とラグビーを両立させているとのことでした。

フランスでの強化合宿は、女子セブンズアカデミーにとって初めての経験で、合宿前は、練習環境や食事、宿泊に不安がありましたが、現地の方々の温かいサポートにより充実した練習を行うことができています。

現地在住の日本人の方々にも、多大なるサポートを頂いております。
トゥール在住の森様には、大会前日には、おにぎりを差し入れて頂き、また、試合当日には、パリ在住の杉山様、竹花様より果物の差し入れを頂きました。

多くの方々のサポートのお蔭で、「ハワードヒントンセブンズ」では、全戦全勝で、優勝を収めることができました。
また、谷口令子選手が、大会MPV選手として表彰されました。
フィジカルが強く、体の大きい外国チームと試合ができる機会が少ないため、今回のような大会の1つひとつの試合が、貴重な経験となっています。