8月8日(土)にオーストラリア・シドニーのANZ Stadiumで開催されたザ・ラグビーチャンピオンシップ第3節、オーストラリア 代表 vs ニュージーランド代表(ブレディスローカップ)の前座試合、女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ) vs 女子セブンズオーストラリア代表、男子セブンズ日本代表 vs  男子セブンズオーストラリア代表の試合結果をお知らせします。


 

男子セブンズ日本代表 0-45 男子セブンズオーストラリア代表
(前半0-26)

女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ) 7-26 女子セブンズオーストラリア代表
(前半0-26)


■瀬川智広男子セブンズ日本代表ヘッドコーチコメント

「ブレディスローカップが行われる会場でオーストラリアセブンズ代表と試合ができる機会を与えて頂き感謝している。日本としてはオーストラリア協会の粋なはからいにプレーで応えられなかったことが非常に残念である。
6月から新たなチームで強化してきたが現在の立ち位置が明確になった。
チーム全員が危機感を感じ、プレーの精度にこだわらなければ世界と戦えないことを理解しなければならない」

■大島佐利男子セブンズ日本代表ゲームキャプテンコメント

「今日は自分たちがやりたかったプレーをオーストラリア代表にさせてもらえなかったことが敗因だと考える。やろうとしていたディフェンスの部分では、できたところとできなかったところがあって課題が見えた。やろうとチャレンジしたことはよかったが、まだその精度や、ちゃんとやり切るというところまでいけなかったのが今後の課題。
今日の試合で感じた世界との差をこれからの練習で埋めていけるように頑張りたい」


 

■浅見敬子女子セブンズ日本代表ヘッドコーチコメント

「今回のANZ Studiamはシドニーオリンピックで使われた舞台であり、サクラセブンズとして初めて試合ができるということで、選手、スタッフ一同、非常にワクワクして試合に臨んだ。

試合には負けてしまったが、いつも課題になる最初の入りのところでの2分間のボールキープ、そこは最後ターンオーバーされてしまったが、入りとしては非常によかった。後半はディフェンスが多かったが、しっかり守って、最後は認定トライという形で終わることができ、後半のスコアだけ見れば7-0で勝てていた部分もあった。

女子セブンズオーストラリア代表はスキルフルなキックパス、ルーズボールを見逃さない反応、ボールキャリアに対してプレッシャーのかけ方が非常に速く、我々の反応が少しでも遅れてしまうとボールを奪われる局面があった。そこのスピード感を大切に、11月に行われるリオデジャネイロオリンピックのアジア予選に向けてトレーニングを積んでいきたい。

今回は結果を出すことができず残念だったが、次につながる試合だったので、引き続き応援してくださる皆さまの応援を力に変えてトレーニングしていきたい」

■中村知春女子セブンズ日本代表キャプテンコメント

「シドニーオリンピックのスタジアムで世界3位の相手と対戦できたことは非常に貴重な機会になった。最初の入りから相手のペースを乱すことにターゲットを置いていたが、課題であった入りの部分、タックルで倒し切ることに関しては、戦えていた時間が今までより増えたので、そこは前向きに捉えていいところだと思う。

あとは1対1の状況で足が速い相手と戦う時、自分たちのペースを崩されてしまったので、そこは課題だと思う。

遠征に入ってから練習を繰り返していたセットプレーの精度という部分では、セットプレーからトライを取れた場面もあったので、ここからはより精度を磨いて、22日から始まるコアチーム予選大会に向けてトレーニングをしていきたい」

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