メンバー・スケジュール

8月18日

本日は、この合宿の集大成でもあるオーストラリア代表とのゲームがありました。ブレディスローカップの前座試合から日は経っていませんが、オーストラリアへ来てからの成果がどれだけ見られるかという位置付けとして選手各々が決意を持って臨みました。

結果は14対48となりましたが、自分たちが攻撃すればトライまで繋がることがわかり、どのように継続していくか、獲ったボールの運び方など収穫は大きかったです。また、ディフェンスではファーストタックルを決めること、2人目3人目のディフェンスへの寄りが大きい相手がオフロードを繋ごうとしている時のディフェンスの大切な要素の一つであることを身をもって体験できました。

明日はリカバリーにあて、チームは20日に帰国します。

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午前中にセットプレーを確認

 

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レメキ選手コメント

今回の合宿はよい合宿だったと思います。

ワールドクラスレベルでプレーするためにどうプレーして、何が必要なのかをたくさん学びました。日本はチームとして、ここからのみ成長できると思います。まだまだ足りないところもありますが、この合宿から多くのポジティブなことを学びました。ここからさらに向上し続けられたら、日本はオリンピック予選を突破し、メダルを獲得するという大きなゴールを達成できると信じています。

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©sayaka masumoto

桑水流選手コメント

今回のオーストラリア合宿の目的は、世界のスピードに慣れること、そのスピードの中で、国内でやってきたアタックとディフェンスを実行する、ということでした。

アタックとしては、初めはオーストラリア代表の「前に出るプレッシャー」に押され、思うようにプレーできませんでしたが、徐々に日本の得意な「アングルを変えるプレー」や、「緩急を使ったプレー」がでてきて、世界でも通用することが確認出来ました。

ディフェンスは、前に出ることは出来ていましたが、その後のタックルの精度や激しさ、ブレイクダウン周辺に立っている選手の上がりが悪く、そこを突かれ崩されていました。練習を重ねるにつれ、ブレイクダウン周辺の選手のあがりも修正でき、タックルの激しさも練習を重ねるにつれ良くなっていきました。

合宿を通して、アタック、ディフェンスともに成長出来たと感じています。また選手一人ひとりも今までしてきたことを出せば、世界でも充分通用すると自信を付けることが出来たのも収穫だと思います。ただ、キックオフやラインアウトなどのセットプレーに課題が残りました。

これからアジアセブンズシリーズが始まりますが、今回の合宿で得たことを充分に活かし、課題を修正し、アジアセブンズシリーズ制覇とオリンピックの切符を必ず掴み取たいと思います。

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8月17日

本日は、AMのセッションでオーストラリア代表とホールド形式でのアタック&ディフェンスを行いました。いつもジャパンのトレーニングでも行っている5対4のドリルですが、仕掛け方、パスの早さ、走力などが違い、緊張感のあるトレーニングとなりました。

 

午後は、ジムでオーストラリアとの合同練習・試合で認識したフィジカルの差を埋めるためのトレーニングを行いました。

明日は、今合宿の集大成となるオーストラリア代表との試合を行います。

 

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鶴ケ崎選手のコメント

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今回の遠征を通してチームの団結力は強くなっていると思います。

常にラグビーが出来る環境に身を置く事もそうですが、自分達よりも強いチームと練習をしたりゲームをする事で凄くいい方向に向かってると思います。

僕自身はケガで出遅れていますが、フィールドの外からでも多くの事を学ぶことができ、いい機会になっています。

今日の午前中はオーストラリアのチームとATDFを行いました。

今のチームには必要なトレーニングだと思うのでとてもいい経験になったと思います。

午後はチームビルディングを行い、昨日までのチームよりも一層絆が強くなったと実感しています。

僕自身は1日でも早くチームに合流していいパフォーマンスを常に継続していけるようトレーニングに取り組んでいきます。

 

豊島選手のコメント

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オーストラリア遠征も残りわずかとなりました。

最高の環境で日々ラグビーをやらせて頂いています。

これまでにオーストラリア代表と試合や練習を重ね、国内では見つからなかった課題をチームも個人も新たに見つけ修正を重ねて、日々少しずつ成長しています。

明日はオーストラリア代表と最後の試合をさせて頂けるので、これまでに出た課題を少しでも修正出来るように積極的にチャンレンジして、チームに良い勢いをつけたいと思います。

 


 

8月16日

本日は、朝からホワイトボードの上に貼られた言葉を横目にウェイトトレーニングを行いました。

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オーストラリアの男女代表がいつも利用しているジムのホワイトボード。
日本語で訳すと「まだまだできるでしょ?」という意味でしょうか?

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午後からは、デベロップメントと行った練習試合の反省から、早いプレッシャーに対するボールの活かし方やサポートが走るコースの確認と、ファーストタックルを意識したディフェンスのドリルを行いました。

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選手コメント

鈴木貴士選手

「オーストラリア合宿が始まって10日が終了しました。良い気候に恵まれ、素晴らしい環境の中、本当にラグビーだけに集中して、日々良い練習ができています。
オーストラリア代表とのゲーム、アタック&ディフェンス、フィジカルの強さだったりスピードの速さだったり、日本では絶対に体験できない事を身を持って感じています。
今はオーストラリア代表やデベロップメントチームとの試合で出た課題を修正しながら、練習に取り組んでいます。
合宿も残りわずかですが、これから始まるアジアシリーズにしっかりと繋げて更にレベルアップできる様に、残りの合宿も頑張りたいと思います」

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 斉藤春樹選手

「オーストラリア代表との合同練習、試合を通じてたくさんのことを学ぶことができています。特に世界レベルのフィジカル、スピードを経験できたことは、練習でのモチベーション向上に繋がっています。
今日の練習では試合での課題を克服するべく、質の高い激しい練習をすることができました。残りの合宿もチームに貢献できるよう全力を尽くしたいと思います」

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松井千士選手

「これまでの合宿は、怪我で中々全体練習に入ることができずストレングス中心で練習していました。今日の練習から全体練習に参加することができ、久しぶりにラグビーをすることができて素直に楽しかったです。
オーストラリア代表との合同練習などで、まだまだ世界レベルに日本代表は到達していないことがわかったので、世界レベルになれるように残りのオーストラリア遠征を過ごしたいと思います」

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8月15日

本日は、リカバリーの日で、選手は思い思いの時間を過ごしました。

ここアカデミーのあるナラビーンから車で15分ぐらいのところに、マンリービーチというサーフィンで有名なビーチがあり、そこでゆっくり過ごす選手や、フェリーで市内まで移動してリラックスする選手もいました。

明日からは、オーストラリア遠征の最終クールとなります。オーストラリア代表チームとの練習試合も組み込まれており、新チームから、また、この合宿でやってきたことをしっかりと形にしていきたいと思います。

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8月14日

本日は、午後からオーストラリアのデベロップメントチームと練習試合を行いました。午前はその試合に向けてフィジカルで負けないようにブレイクダウンのドリルを短く試合に近いテンションで行いました。その後、ディフェンスシステムの確認を行い試合へと臨みました。

7分3セットを行いましたが、相手のフィジカルの強さに、こちらの意図しているアタックとディフェンスができず、ジャパンは3トライしかあげることができずに終わりました。

明日のリカバリーを挟み、最後のクールで再度、オーストラリア代表とゲームを行います。

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選手コメント

坂井克行選手

「今までやってきたことをやりきろうと望んだ試合でしたが、結果として不甲斐ない試合になってしまいました。
もう一度自分たちに何が足りないのかを見つめ直し1日1日を大切にチーム一丸となって次に向かって行きたいと思います」

彦坂匡克選手

「今日の試合では、序盤から相手のフィジカルに圧倒され思うような試合をする事ができませんでした。
結果は全く納得のいくものではありませんでしたが、自分達にはフィジカルな部分がまだまだ足りてない事がわかった事は収穫だと思うので、日々のトレーニングから世界に負けないようなフィジカルなトレーニングをしていきたいと思います」

後藤駿弥選手

「今日の試合では、前回のオーストラリア代表との試合で出た課題を修正し、練習で取り組んでいることをチャレンジしようと試合に臨みました。
良い場面もありましたが、細かいミスや反則で結果に結びつくことが出来ませんでした。もう1度オーストラリア代表と実戦練習が出来るチャンスがあるので、自分達が今までやってきたことをチャレンジしていきたいです」


 

8月13日

本日の午前は、オーストラリア代表とオーストラリアのデベロップメントチームとジャパンの3チームでホールドゲームを行いました。

国内合宿から取り組んできたディフェンスシステムは、良い場面も見られ、選手の声を聞いてもチームの自信となってきました

午後は上半身を中心としたウェイトトレーニングを行いました。

夜のミーティングでは、明日のデベロップメントチームとの練習試合に向けて選手でミーティングを行い修正点を話し合いました。

 

明日は、フルコンタクトでの試合を行います。

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8月13日のトレーニング写真 ©sayaka masumoto


 

8月11日

本日の午前中は、上半身を中心にウェイトトレーニングを行いました。

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午後からは、このキャンプの目的の一つでもある、オーストラリア代表との合同練習でアタック&ディフェンスを行いました。
20分程のトレーニングでしたが、試合に近い緊張感の中で行えたことが第一の収穫であり、その中でのプレイの精度が各々の課題として見えたことが二つ目の収穫でした。

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選手コメント

大島佐利選手

「今回オーストラリア代表との合同練習に参加させていただき、レベルの高い練習が出来たことを本当に感謝しています。
8日のオーストラリア代表との試合で出た課題の修正をチームのターゲットとして掲げ、いいチャレンジが出来たと思います。まだまだ完璧ではありませんが、ステップアップすることが出来ました。
また、オーストラリア代表選手の練習に取り組む姿勢や、常に試合に近い強度で行っている練習に、多くのことを学びました。
この合宿ではあと2度、合同練習のチャンスをいただいています。この機会に感謝し、毎回いいチャレンジをして、ステップアップしたいと思います」

小澤 大選手

「試合で大敗し、悔しい思いをした後のオーストラリア代表との合同練習で、一人一人がチャレンジしていい形でアタックする事が出来ました。しかしまだ肝心な所でコミュニケーションミスやハンドリングミスなどをしてしまい、トライまで持ち込めない場面もありました。今回の合同練習でもっと高い意識を持ち練習をしていかなければ、世界との差は埋まらないと勉強になりました。 あと2度オーストラリア代表との合同練習があるので、一人一人が高い意識を持ちチャレンジしていきたいと思います」

後藤輝也選手

「世界のトップチームと戦うには、まだまだ個人としてもチームとしても成長する必要があると感じました。残り少ないオーストラリア代表との合同練習で自らチャレンジしていきたいです」

合谷和弘選手

「練習に対する姿勢、判断力の高さやコミュニケーション力、パスの早さなどでジャパンチームよりも上回っていることを感じました。 チームメイトがいいプレーをするとチーム皆で喜び、ラグビーを楽しんでやっているのが印象的でした。見習うべきところがたくさんあります。
残りわずかですが一緒に練習することができるので、自分の成長にも繋げていけたらと思います」


 

8月10日

ブレディスローカップの前座試合では残念な結果になってしまいましたが、昨日のミーティングでは、自分たちの現在の立ち位置が明確になり、やろうとしていたディフェンスの部分での課題を見つけることができ、精度によりこだわる必要があることを確認し合いました。

本日は、オーストラリアとのゲームで出た課題のトレーニングを行いました。
午前は、アタックの基本に戻りプレッシャーの中でも正確なプレーをすることを目的としたトレーニングを行いました。

ハンドオフでスピードにのることや孤立した時も手を使ってボールを確保するトレーニング

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午後は、リピートスプリントトレーニングで息を上げた後、ディフェンスを中心にトレーニングを行いました。
選手の中でも、これまで取り組んできたことをゲームでチャレンジ出来たことや、それをやる事で出てきた課題をミーティングで再確認しトレーニングを行いました。 

午後の最初はリピートスプリントトレーニングからスタート

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アタック&ディフェンスで組織ディフェンスの確認ドリル

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4対4のタックルドリル

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8月7日

昨晩、成田国際空港を経ち、約10時間弱でオーストラリア時間の午前6時半にシドニー国際空港に到着しました。空港からバスで今回の合宿地である「Sydney Academy of Sport and Recreation」へ1時間ほどかけて移動しました。

午前中は、ストレッチで体をほぐした後にウェイトトレーニングを行いました。

午後は、ミーティングで明日試合を行うオーストラリアの特徴を共有し、グラウンドでブレイクダウンの攻防とアタックの確認をしました。

明日は6月からやってきたことがどこまで通用できるかを試すことができる非常に良い機会です。また大勢の観客の前で、試合ができるまたとない機会となります。ぜひ応援の程、よろしくお願いいたします。

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8月6日

男子セブンズ日本代表スコッドのオーストラリア遠征が始まりました。

女子セブンズ日本代表と同様、今回のオーストラリア遠征の大きな目的の1つは、8月8日にANZ Studiumで開催されるザ・ラグビーチャンピオンシップ第3節、オーストラリア代表 対 ニュージーランド代表(ブレディスローカップ)の前座試合で、セブンズオーストラリア代表と対戦することです。収容観客数8万人規模のANZ Studiumで、ホームゲームとなるオーストラリア代表と対戦できることは、11月7日、8日に開催されるリオデジャネイロオリンピックアジア予選に向けて貴重な経験になります。

遠征初日の6日は、出国前に順天堂大学のグラウンドをお借りして約1時間のトレーニンを行いました。その後、夕方のフライトで成田からシドニーに発ち、オーストラリア時間7日の早朝に到着しました。現地では、女子セブンズ日本代表と同じ施設でトレーニングを行う予定です。

オーストラリア遠征は8月20日まで。ブレディスローカップの前座試合は明日8日です。

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