9月23日にイングランド・キングスホルムスタジアムで行われた日本代表対スコットランド代表戦の試合後ヘッドコーチ、キャプテンらのコメントをお知らせします。

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■エディー・ジョーンズヘッドコーチ

「前半が終わった時点では勝てると思っていた。我々は非常に強いチームだった。タックルもよかったし、後半も走り続けることができた。ただ、力が十分ではなかったのだと思う。スコットランド代表は特に後半、本当に良かった。(中3日という)日程を言い訳にはできない。10日後にサモア代表戦を控えているので、前進していくだけ」

■リーチ マイケルキャプテン

「南アフリカ代表戦と違ったのは、相手陣の22mライン内に入ってから得点をすることができなかったこと。ここまで準備してきて、この結果は非常に残念。パスや判断にミスが出てしまった。サモア戦に向けて、相手を分析することもそうだが、大事なのは身体をリフレッシュすること」

■山下裕史選手

「最初にスクラムで反則を取られ、相手にリズムを取られてしまった。しかし、その後は修正することができ、ペナルティーを取られることもなかった。負けたのは残念だが大会が終わったわけではなく、下を向く必要はない。次のサモア戦まで10日と時間はあるので、そこで100%出せるように準備していく」

■稲垣啓太選手

「相手のスクラムが事前に想定していたものと違っていた。しかし、途中から修正できたのはよかった。レフリーとのコミュニケーションが必要だった。南アフリカ代表戦の勝ちは勝ちで、今日の負けは負け。まだ2戦続くので次のサモア代表戦に向けて切り替えてやっていくだけ」

■田中史朗選手

「何本かトライを取られてから崩れてしまった。自分たちのミスからインターセプトで取られてしまうことが多かったので、ディフェンスで取られたという感覚はない。前半はいい状態で相手も疲れていたが、後半はスクラム、モールで体力を削られてしまいこちらが疲れてしまった。疲れてきたところで判断ミスが起きてしまった、一戦一戦が大事なので、まずは次のサモア代表戦に向けて、今まで通りしっかり相手を分析し、相手が嫌なこと、こちらの得意なことを考え、練習でしっかりコミュニケーションを取りながら臨みたい」

■立川理道選手

「この4年間、タイトなスケジュールを想定して試合をしてきたので、(中3日という)日程を言い訳にはできない。相手のゴール前でもう少し落ち着いてアタックできればよかった。ブレイクダウンで相手にプレッシャーをかけられて、自分たちの早い流れを維持したかったのにそれができなかった。選手たちも少しバラバラになってしまったところがあったので、修正したい。サモア代表はブレイクダウンで時間をかけてくると思うので、こちらもブレイクダウンの質を上げ、ジャパンのテンポで80分間攻め続けたい」

■福岡堅樹選手

「前半は自分たちのペースを作れなかった。後半はアタックでゲインをすることができていた。ボールをキープできれば、前には出ることはできた。チャンスがいくつかあった中、確実に取り切るようにしたかった。アタックは通用していた。(トライを)取り切れなかった理由は、相手のディフェンスの強さ。そこで焦ってしまった。次戦に向けて修正しなければならない」