メンバー・スケジュール

2月23日

試合後、サクラセブンズはサンパウロから飛行機で約1時間かけて、8月に開幕するオリンピックの開催地であるリオデジャネイロに移動しました。

リオデジャネイロでは、コルコバードの丘にある巨大なキリスト像を見学しました。

キリスト像といえば、まさにブラジル・リオデジャネイロの象徴。選手たちは、8月に迫ったリオ五輪本番に向けてさらにモチベーションが高まりました。

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また、リオ五輪本番の会場を視察して、芝の状態などを確認しました。

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リオ五輪本番まであと約5か月。

今後のサクラセブンズの出場大会スケジュールは以下です。

HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ2015-2016スケジュール

  • 第3戦 2016年4月8日、9日 アメリカ大会(アトランタ)
  • 第4戦 2016年4月16日、17日 カナダ大会(ラングフォード)
  • 第5戦    2016年5月28日、29日 フランス大会(クレルモン フェラン)

 

引き続き皆様からの応援、よろしくお願いいたします。

 


 

2月19日

いよいよ試合前日になりました。
痛いくらいの日差しの中、サクラセブンズはいい状態で最後のトレーニングを終えることができました。

アイルランド代表とグラウンドで遭遇するのは今回で2回目です。

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夕方は、ジャージープレゼンテーションを行いました。

冒頭で浅見敬子ヘッドコーチは、初日に対戦するイングランド、フランス、ブラジルとの過去の戦績を振り返り、世界との差が確実に縮まっていることを確認。4年間、チームが信じてやり続けてきたことで「勝てる」ということを、ここで実証しようと呼びかけました。また、今大会で目指しているものは優勝だということを改めて確認した後、選手一人ひとりにジャージーを手渡しました。

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<今回のブジラル大会登録選手>

 

1. 山中 美緒 2. 冨田 真紀子◎ 3. バティヴァカロロ・ライチェル・海遥 4. 竹内 亜弥 5. 高野 眞希

6. 桑井 亜乃 7. 山口 真理恵 8. 横尾 千里 9. 加藤 慶子 10. 小出 深冬 11. 兼松 由香 12. 末 結希

◎はゲームキャプテン

 

今回、サポート役として大会に臨む中村知春キャプテンは、ラグビーワールドカップイングランド大会に出場した廣瀬俊朗選手の「勝つチームには大義がある」という言葉を引用して、

 

「このチームに大義があるとすれば、可能性を広げること。この12人が可能性を広げることで、オリンピックで金メダルを獲る可能性も広がる。重要な大義を背負っていることを忘れずに」と選手たちにエールを送りました。

 

浅見ヘッドコーチからジャージーを受け取った選手たちは、それぞれ以下のように意気込みを語りました。

 

山中 美緒選手

「このジャージーを着てみんなと戦えることがとても嬉しい。日本代表の誇りを持って、初戦から絶対に勝ちたい」

 

バティヴァカロロ・ライチェル・海遥選手

「大胆にひたすらチャレンジする気持ちで、1つでも多くのトライを獲りたい」

 

竹内 亜弥選手

「昔から決めていることがあって、それは『自分ができることは全部やる』ということ。試合ではそれを約束する。ブラジル大会は良い思い出のある大会。絶対に勝てるという強い気持ちを持って、最高の結果で大会を終えましょう」

 

高野 眞希選手

「初めてのセブンズシリーズ出場。素晴らしいチャンスを生かして、精一杯、挑戦したい」

 

桑井 亜乃選手

「このジャージーと番号をもらったからには、思い切ってプレーするしかない」

 

横尾 千里選手

「アタックもディフェンスも思いっきり勝負したい。今回の遠征はミスに厳しくなる役割なので、ミスの部分に関しては、自分にも厳しく、みんなにも厳しく声をかけたい。ミスを恐れずにチャレンジしながらも、そのミスがチームに関わっているということを感じつつプレーしてほしい」

 

加藤 慶子選手

「チームで一番の仕事量、運動量の選手になると宣言しているので、それに近づけるよう大胆に頑張りたい。まずは自分のプレーでノリに乗って、横尾さんが厳しくした後は私が明るくふるまうので、それに乗ってきてほしい」

 

小出 深冬選手

「前回のドバイ大会は何も挑戦ができなかったので、今回はどんなときにも冷静にチャレンジして、笑って帰れるように頑張りたい」

 

兼松 由香選手

「最近自分が動かされた言葉は、娘に『ラグビーをしているとき、世界で一番大切なものは何?』と聞かれて、世界中のお母さんとは違う答えかもしれないけど、『ボールとサクラセブンズのおねえちゃん』と答えたら、娘は笑って、『母ちゃん、ラグビーの時は私を忘れていいから』と言われたこと。試合の時に自分が大切なのはみんな。みんなのために、身体を張って戦いたい」

 

末 結希選手

「自分は昇格予選大会もリオ五輪のアジア予選も、試合に出場できなくてサクラセブンズの役に立てなかった。でも今、こうやってセブンズシリーズに参加できて、リオで金メダルを獲る目標を持つことができるのも、ここまで戦ってきてくれたみんなのお陰。本当に感謝している。自分が試合に出場できることは幸せなこと。チームでやってきたとを信じて、精一杯戦いたい」

 

山口 真理恵BKリーダー

「コンディションを崩してボールに触れない時期もあったが、色々な思いがあって、ボールが触れる楽しさを改めて感じて、調整ができて、一皮むけるチャンスだと思っている。限界を超えて強気でプレーして、絶対にチームのためにトライを獲る。今まで黒星が続いていた相手に勝って、次に続けたい」

 

冨田 真紀子ゲームキャプテン

「サクラセブンズには色んな個性のメンバーがいて十人十色。合宿を通していいチームワークが培われてきた。優勝して、世界一のチームワークを証明したい。日本人は身体が小さいけれど、何度も立ち上がるのは得意。帝京大学の岩出監督がおっしゃっていた、『立ち上がること』を楽しもう」

 

これまでの世界大会では、強豪国相手にまだまだ黒星が多いサクラセブンズ。しかし、冒頭での浅見ヘッドコーチの言葉の通り、世界との差は、確実に縮まっています。

明日からの本番では、これまでやってきたことを信じて戦うのみ。皆様の応援、よろしくお願い致します!

 

■試合情報
World Rugbyのホームページでストリーミング放送が予定されています。時差がありますが、ぜひご覧ください。

2月20日(土)
11:00(日本時間20日22:00) 対イングランド代表
14:06(日本時間21日01:06) 対フランス代表
16:50(日本時間21日03:50) 対ブラジル代表

2月21日(日)
20日の戦績によって異なります。

 

◆本日のレポート担当:中村 知春

今日はキャプテンズランの後、ジャージープレゼンテーションまでのフリー時間を使って、ちょっとしたチームビルディングとして、コンセンサスゲームを行いました。

今回は『砂漠からの脱出』という、砂漠に置き去りにされた状況で与えられた12個のアイテム(水、懐中電灯、パラシュート等)の優先順位を決めるというゲームを利用させてもらいました。まずは個人で考え、それを持ち寄って更にグループとしての意見を決めます。専門家が出した正解をもとに答え合わせをすると、大概、グループとして話し合った答えの方が、個人で考えたものよりも、正解に近い数字が出ます。

これを通じ、『コミュニケーションし、決定して、行動する』ゲームの中の少ない時間で"make dicision"をすることの重要さを感じてもらえるように努めました。

ゲームの結果は、
兼松・桑井・横尾・高野チームの優勝。
個人の結果は、兼松、竹内、加藤がTOP3でした。やっぱり年の功だね、なんて声も出てましたが(笑)、中々盛り上がったチームアクティビティとなりました。

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もう一枚の写真は、谷口令子選手が作ってくれた五輪までの日めくりカレンダー。チームマスコットと共に。

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夜は現地の方から頂いたマンゴーとパパイアをみんなで試行錯誤しながらカットして、デザートにいただきました。甘〜いフルーツで試合へのエネルギーを充電しました!ありがとうございます。

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明日はいよいよGame day!!
サクラセブンズの進化を見せられるよう頑張ります。


 

2月18日

本日も夜明け前の早朝トレーニングからスタート。練習が終わるころには、辺りもすっかり明るくなっていました。

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午後は、滞在4日目にして初めてのオフ。選手たちは各々リラックスして過ごしました。

今回の大会でゲームキャプテンを務めるのは冨田真紀子選手。
午後に行われた大会主催の記者会見では、現地メディアに対して、堂々と英語でインタビューに答えました。
ラグビープレーヤーにとって英語が話せることは重要で、特に国際試合では、レフリーと英語でコミュニケーションを取る能力が求められます。

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夜は、ブラジル在住の現地法人企業の方々が、夕食会にご招待してくださいました。

冨田ゲームキャプテンは

「平日にも関わらず時間を割いて参加してくださった方々には頭が上がりません。日本人であることの誇りを胸に、感謝の気持ちをプレーに込めて戦います!」と感謝と決意を語りました。

 

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いよいよ明日は、試合前日です!


2月17日

滞在3日目は、早朝と午前、午後の3部練習を行いました。

早朝はまだ夜明け前に、ホテル近くの広場で、軽く身体を動かしました。

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午前のトレーニング前には、大会第1日に対戦するイングランド、フランス、ブラジルの試合映像等を見ながらミーティングを行いました。選手たちの表情は真剣そのものです。

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午前、午後のトレーニングは、チームホテルからバスで約10分の場所にあるグラウンドで開催。
ジリジリするような暑さの中、大会本番に向けて高強度のトレーニングを約1時間ずつ行いました。

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隣のグラウンドでは、昨年の昇格予選大会で対戦したアイルランド代表がトレーニングをしていました。サクラセブンズと同じタイミングでコアチームに昇格したチーム。コアチーム常連国相手にお互いどれだけ戦うことができるか楽しみです。

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こちらは、練習後の若手3人組です。左から、セブンズシリーズ初出場の山中美緒選手、遠征メンバー最年少のバティヴァカロロ・ライチェル・海遥選手、久々のセブンズシリーズ参戦となる末結希選手。

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それぞれのブラジル大会に向けた意気込みは次の通りです。

山中選手
「初めてのセブンズシリーズなので、今までやってきたことを信じて強気で頑張りたい」

バティヴァカロロ選手
「最年少だけど、そう感じさせないくらいの強気なプレーで頑張りたい」

末選手
「久々の代表戦になるので嬉しい。思い切り勝負して試合を楽しみたい」

 

大会まであと3日。セブンズシリーズには毎回12カ国が参加しています。1チーム12名なので、大会に出場できる選手は合計で144人。サクラセブンズのメンバーも、一人ひとりが144人の選手のうちの一人になります。スタッフ含め、一人ひとりが144人の中で1番を目指し、試合に勝つという自覚を持って、今回のブラジル大会に臨んでいます。

 

最後に、今回のブラジル遠征でサクラセブンズのリエゾンを務めてくださっているブラジル在住のアナさんと、安永アシスタントアスレティックトレーナーの笑顔をお届けします!

 

18日も、試合日のタイムスケジュールを想定した早朝トレーニングを実施予定です。

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2月16日

滞在2日目の本日は、午前と午後の2部練習を、サン・ジョゼ・ドス・カンポスの施設で行いました。
昨日に引き続き気温は30度以上。少し動くだけでも汗が吹き出るような暑さで、選手たちの身体にも大粒の汗が光っていました。

 

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午後のトレーニング後は、サン・ジョゼ・ドス・カンポスからバスで約2時間かけて、サンパウロにある今回の「HSBC ワールドラグビー女子セブンズシリーズ ブラジル大会」のチームホテルに移動しました。チームホテルには今回の大会に出場する全てのチームが滞在していて、大会終了までの5日間、ここを拠点に活動することになります。

2年前は招待チームとして参加したブラジル大会。今回はコアチームとして世界と戦います!

 

◆本日のレポート担当:加藤 慶子

今日の午後練後に、大会ホテルへ移動し、屋上プールにてリカバリーしました。
São Pauloは、現在サマータイム適用期間でもあるため、陽が長く20時半でも明るいです。

明日から身体が動きますように。

写真は、São Pauloの空です。

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2月15日

サンディエゴのホテルを朝4:30に出たサクラセブンズは、昼過ぎにブラジル・サンパウロのグアルーリョス国際空港に到着しました。

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空港到着後は、初日の合宿地であるサン・ジョゼ・ドス・カンポスに向かい、そのまま練習会場のグラウンドに直行しトレーニングを開始しました。

 

今回使用したグラウンドは、男子ブラジル代表選手たちの強化拠点施設で、同じ施設にあるジムでは男子ブラジル代表の強化選手たちがトレーニングをしていました。

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気温は31度。湿度も高く、じっとしているだけでも汗ばむような陽気でした。そんな中、選手たちは、軽く身体を動かした後、これまでやってきたアタックの仕掛けやサポート、ディフェンス時のタックルと起き上がりの速さにフォーカスしたトレーニング、キックオフの確認をして、約1時間汗を流しました。

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この時期のブラジルの天気は変わりやすく、夕方になると急に雨が降り出すこともしばしば。本日もトレーニングを終えてホテルに着く頃には、ゲリラ豪雨のような雨になりました。

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夕食後はチームビルディングを行いました。選手が企画した3つのゲームを行い、戦績を競いました。まず1つ目の企画は、モノマネゲーム。くじを引いて、そこに書かれている誰かのモノマネをして、仲間が当てるゲームです。

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2つ目の企画はボウリング。ボウリングの球として投げるものは様々で、何を投げるかはくじで決まります。ラグビーボールやストレッチポール、中には遠征用のスーツケースもあり、それを、ピン代わりのペットボトルに向かって投げました。

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最後の企画は、目隠しで行う折り紙。お題の折り紙を、目隠しした仲間に、口頭で折り方を伝えることで完成させてもらいます。

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こちらは得点表です。点が入るごとに、サクラが開花していきます。

 

 

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今回のチームビルディングの勝者は山口真理恵選手と桑井亜乃選手のグループでした!

 

サクラセブンズの手にかかれば、日常の何気ないものからも新しい企画が生まれ、楽しくチーム力を高めるイベントに早変わり。ぜひ皆さんもお試しください!

 

◆本日のレポート担当:竹内 亜弥

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14日の朝4時半にサンディエゴの宿舎を出発し、本日15日のお昼頃に次の遠征地、サンパウロに到着しました。トランジットも含めて合計24時間を超える長旅でした!

 

到着後、さっそく男子ブラジル代表の強化拠点にて、軽めの練習を行いました。サンディエゴよりもかなり蒸し暑く、たくさん汗をかきました。本日の一枚は晩ごはん後に開催された部屋対抗ゲーム大会の様子です。

 

ポイントを獲得すると部屋ごとの木の幹に桜の花が貼られていきます。
ジェスチャーゲームや、目隠し折り紙、ボウリングなど、部屋ごとに考えたゲームで盛り上がり…結果発表!! 優勝は桑井・山口部屋でした!