メンバー・スケジュール

3月12日(土)

練習試合から一夜明け、多少の疲労が残る中、恒例の早朝S&Cで直前合宿最終日が始まりました。
本日が直前合宿最終日となります。
本日のメニューは体幹トレーニングが中心です。約1時間のトレーニングで股関節を意識した複数メニューの体幹トレーニングを行い、選手は汗だくになりながら頑張っていました。
しんどい状況の中でも、皆で声を掛け合い、大変良い雰囲気で国内最後のS&Cトレーニングを終えました。

①早朝S&C

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練習前のミーティングにおいて、改めて樋口監督から今合宿の目標を提示され、その後各コーチから修正ポイントを説明。
練習の最後には、年間を通してお世話になってきた菊谷スポットコーチと里スポットコーチのセッションが盛り込まれました。

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練習開始前、ウォーミングアップを兼ねて、選手たちがコーチ陣とタッチフットを行いました。
皆笑顔で楽しそうに楕円球を追っておりました。
しかし、練習開始時間になるとスイッチオン。気持ちの切り替えがしっかりとできるところもこのチームの素晴らしさであると感じます。

昨日の修正ポイントであるキックオフ、ラインアウト、BKの仕掛け、DFセット等を細かく確認し、最後に菊谷スポットコーチ、里スポットコーチによるブレイクダウンセッションが行われました。
素早いSATポジションから激しくブレイクダウン。
選手たちのプレー一つ一つに、両コーチへの感謝の想いが表れている様な気持ちのこもった素晴らしいセッションとなりました。

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練習後、選手たちの発案で菊谷コーチ、里コーチ、橋本S&Cコーチの胴上げが行われました。
その後、選手スタッフ全員で円陣を組み、グラウンドの中央でチームソング「栄光の架橋」を大合唱。
思わず目頭が熱くなるような選手たちのサプライズを受け、3名のコーチたちは感慨深げでした。

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グラウンドを後にし、流通経済大学構内のプールにてリカバリー。
選手たちは楽しみながらもしっかりとリカバリーに取り組んでいました。

⑭プールリカバリー ⑮プールリカバリー

昼食後、遠征ジャージに身を包み、写真撮影が行われました。いよいよ明日出国になります。

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今回の直前合宿では本当に多くの皆様からご支援とご協力を賜りました。
特に、宿舎やグラウンドの使用、また練習で胸を貸してくださった流通経済大学の皆様には大変お世話になりました。
お陰様で大変有意義な合宿となりました。第41期高校日本代表選手スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
このご恩を決して忘れず、ご声援とご支援に応えるべく、スコットランドにて4戦全勝という目標を達成いたします。

◆Players Report

キャンプ4日目のプレーヤーズレポートは、高いフィットネスと長身を武器にラインアウトのキャッチを得意とする後藤 海夏人選手です。

  • ・出身高校・・・茗溪学園高校
  • ・得意なプレー・・・ラインアウト、スタミナ
  • ・尊敬する人・・・菊谷 崇さん
  • ・選出された時の感想・・・正直びっくりしたが、選ばれた責任を果たせるように頑張りたいと思います。
  • ・遠征への意気込みは・・・スコットランドに勝つという目標を達成できるように、自分のできることを精一杯やりたい。

《後藤選手 レポート》

「今日が国内最後の練習でした。朝のウエイトの時間から声をだし、良い雰囲気の中でスタートが切れました。午前の練習では昨日の試合で出た課題の修正を行いました。チームの完成に向けての意識を高く持ち、取り組むことができたと思います。練習の終わりに、今日で最後の菊谷コーチ、里コーチ、橋本コーチの3人を胴上げしてお別れ。3名のコーチの方には様々な場面でお世話になりました。ありがとうございました。明日からは移動です。さらに気を引き締めて頑張りたいと思います。」

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日本に良い結果を持って帰れるようにスコットランドでも頑張ります。応援よろしくお願いします。


 

3月11日

はじめに、5年前の3月11日、東日本大震災によりお亡くなりになった方々のご冥福と今なお困難が続く被災地の復興を心よりお祈り申し上げます。

恒例の早朝S&Cにより直前合宿3日目が始まりました。今日は上半身がターゲットです。
ウォーミングアップ後、プルアップ(懸垂)、Hプル(水平懸垂)、ベンチプレスの3種目を高強度で行い、終了後にチームソングの練習。
FWとBKがお互いを評価し合う練習法を導入し、仕上がりも上々です。

1早朝トレーニング

2チームソング練習

午前セッションでは、昨日に引き続き、ユニットトレーニングを中心に流通経済大学ラグビー部の皆様に胸をお借りしました。
BKはラインアタックとDFに焦点を絞り、昨日のNEXT(修正ポイント)を確認。
FWも同様にスクラムとモールアタック、モールDFに焦点を絞り、確認と実践を行いました。
それぞれ昨日のBAD(改善を要する点)が改善し、またGOOD(良い点)も多く見られ、小雨の降る気温の低い中でのセッションでしたが、高強度で明らかに成長を実感でき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

その後のキャプテンズタイム(内容をキャプテンに一任する時間)では、眞野キャプテンがチームランを選択し、良い雰囲気の中で練習が終了。
すると、選手が皆で円陣を組みチームソング(栄光の架橋)を熱唱。チームとしての仕上がりも上々です。

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午後は、出国前の相手を付けた最終調整となる練習試合(25min×2)を行いました。
試合前の準備も含め、W-UPも本番同様に実践、ATにおいてはATシェイプとブレイクダウン、DFにおいては「SAT」・「Take space」・「Double Tackle」にフォーカス。
前半は、通用した部分もあったが、大学生のフィジカルの強さに圧倒され、取り組んできたことが発揮できず苦しんだ場面も散見しました。
ハーフタイムで樋口監督から「ここまで取り組んできた自分たちのラグビーを落ち着いて実践しよう」との話があり、後半は、課題も散見したものの、AT・DFともにここまでの練習の成果が随所に見られ、大変充実した内容の練習試合となりました。
流通経済大学ラグビー部の皆様、2日間大変お世話になりました。お陰様で大変有意義な直前合宿となりました。
選手スタッフ一同心より感謝申し上げます。

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夕食前に、遠征の壮行式を開いていただきました。
多くの皆様から激励のお言葉を頂戴し、遠征スーツに身を包んだ選手スタッフ一同、改めて日本代表としての自覚と責任を実感しました。
皆様のご声援にお応えすべく、スコットランドに勝利し、4戦全勝でツアーを終えたいと思います!

16流通経済大学学長のご挨拶

17竜ヶ崎市長のご挨拶

18主将挨拶

19集合写真

美味しく楽しい夕食後、選手を中心としたミーティングを行いました。
チームリーダーを中心に、通用した部分(GOOD)、通用しなかった部分(BAD)を冷静に分析し、本番までに何をすべきか(NEXT)について真剣な話し合いがなされました。

明日が直前合宿の最終日となります。
入念な準備を行い、万全の状態でスコットランドに向かいたいと思います。

20美味しい夕食をいただいました

 

◆Players Report

キャンプ3日目のプレーヤーズレポートは、チームの司令塔、正確なキックが持ち味の霜鳥 優太選手です。

  • ・出身高校・・・深谷高校
  • ・得意なプレー・・・キック
  • ・尊敬する人・・・山沢 拓也
  • ・選出された時の感想・・・素直にうれしかったが、日の丸を背負うという不安とプレッシャーもあった。
  • ・遠征への意気込みは……スコットランド代表に勝つという目標を達成できるようにしっかりと準備して頑張りたい。

《霜鳥選手 レポート》

「早朝トレーニングで上半身を追い込み1日がスタートしました。午前の練習では大学生の皆さんの胸を借り、ユニットを中心にトレーニングを行いました。午前最後の練習メニューでは、チームランを行い、一人一人の動きを確認しました。その後、キャプテンを中心にチームトークをおこない、午後の試合に向けて気持ちが入るようチームソングを歌い、良い雰囲気で練習を終えました」

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◆Game Report

試合が行われる日には、選手によるゲームレポートもお届けします。
流通経済大学とのゲームレポートは、ハードタックルと正確なスローイングが持ち味の松岡 賢太選手です。

  • ・出身高校・・・京都成章高校
  • ・得意なプレー・・・タックル、ボールキャリー
  • ・尊敬する人・・・両親
  • ・選出された時の感想・・・幼いころから憧れていいた桜のジャージを着ることができる喜びと世界と戦うワクワク感でいっぱいになった。
  • ・遠征への意気込みは・・・ワールドカップで日本代表が負けている相手なのでリベンジしたい。そしてしんどかった練習の成果をぶつけたい。

《松岡選手 レポート》

「今日の練習試合は良い点と悪い点が見つかった大変良い試合でした。前日に挙げていた課題であったFOG(Fast Off Ground)ができるようになっていたり、スクラムの安定もだんだんと良くなってきた。課題としては、ゲインされた時の戻りが遅かったり、キックチェイスがバラバラになり、カウンターで崩される場面があった。しかし、このチームは課題をすぐに修正できる力があるので、今回の練習試合はスコットランド勝利を見据えた大変良い機会となった」

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「午後からの練習試合、やったるで~」


 

3月10日

爽やかな朝、6時からのS&Cトレーニングで直前合宿2日目が始まりました。

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本日のトレーニングは、流通経済大学ラグビー部の胸をお借りし、ユニット練習とディフェンス練習が中心になります。

朝食後のミーティングにおいて、樋口監督から午前のセッションのポイントが挙げられました。
フォーカスポイントは、"SAT"(低く、早く加速するための準備動作)、"Take Space"(早く前に出て、アタック側の攻撃のスペースを奪う)、"Double Tackle"(ダブルタックル)の3点です。

その後、今田FWコーチと薬師寺BKコーチよりそれぞれユニット練習のポイントが伝えられました。
FWは午前にスクラム、午後はラインアウトとモール、BKは午前にアタックディフェンス、午後はキックカウンターが中心となります。

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W-UP後、ユニット練習。
FWは、大学生の力強く且つ、巧みでまとまりのあるスクラムワークを体感し、次へつながる様々な課題を得ることが出来ました。
BKはアタックディフェンスを行い、フォーカスポイントである"SAT"・"Take Space"を中心に確認しました。
それぞれに課題はあったものの、取り組んできた成果が随所に散見され、チームの成長を感じるセッションとなりました。

その後、フォーカスポイント3点の確認練習を行いました。
ドリルと試合形式の練習を交互に行い、ゴールの共通認識、ポイントの明確化がなされ、質の高い練習になりました。

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午後のユニット練習では予定通り、FWはラインアウト・モール、BKはキックカウンターを行いました。
FWはスロワーとリフター、ジャンパーそれぞれの所作を正確に行うことを前提に、タイミングの確認、また、モールアタックとモールディフェンスの確認を行いました。
BKはキックエリアにおけるプレーの選択とカウンタームーブを中心に確認。
午前同様、選手とチームの成長を感じる内容でした。

その後、大学生とのアタックディフェンス・・・の前に、フィットネストレーニング(ユーロフィット)!
ポジション別に走行距離を分け(60m・70m・80m)、ダッシュを8本。
最後まで元気に走りきった後に、DFに特化した大学生との試合形式セッション。
フォーカスポイントである"SAT"・"Take Space"・"Double-Tackle"がしっかりと意識づけされ、5分×4本という短い時間の中で、素晴らしいプレーが多々見られました。
樋口監督も選手たちの頑張りを「素晴らしい」と絶賛。
しかし、夕食後のミーティングでは、良かった点(GOOD)だけでなく、課題(BAD)と修正(NEXT)についても入念に建設的な話し合いがなされ、選手のスキルやフィジカルだけではなく、人間的成長を強く感じました。

流通経済大学ラグビー部の皆様、本日はありがとうございました。明日もよろしくお願い致します。

明日11日は最終調整のゲームになります。スコットランド戦を見据え、試合に臨みたいと思います。

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◆Player's Report

合宿2日目のプレーヤーズレポートは、スクラムの中軸を担うロックの堀部直壮選手です。

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  • ・出身高校・・・筑紫高校
  • ・得意なプレー・・・ラインアウト、キックオフキャッチ
  • ・尊敬する人・・・西村先生
  • ・選出された時の感想・・・代表になれて嬉しく思った。
  • ・遠征への意気込みは・・・スコットランドに勝つ!

《堀部選手 レポート》

「ユニット練習では、前回の天理大学さんとの練習よりもスクラムやラインアウトの精度は上がっていました。けれど、スコットランド戦で100%マイボールにできるまでは、まだまだであると感じました。
アタックディフェンスでは、一人一人がしっかりと低くタックルできていたのでしっかりと止めることができていた。スコットランドにも通用すると感じました。
練習でやってきたことが出せていた1日でした』


 

3月9日

天理市で行われた強化合宿を打ち上げてから18日、第41期高校日本代表チームは茨城県龍ヶ崎市にある流通経済大学に再集合しました。
最大の目標であるスコットランド遠征に向け、この合宿からスタートします。
強化合宿の後もそれぞれでトレーニングを重ね、選手はその内容をウェブ上のフォームに記入し、選手・スタッフ全員でトレーニング状況を共有してきました。
日本全国に離れていても、「スコットランドを倒す」という気持ちはひとつ。
集合した選手たちの表情は、先月行われた強化合宿から更に成長し、意気込みを感じさせる引き締まった顔つきでした。

開講式では德田曻団長(九州ラグビーフットボール協会名誉会長)の挨拶のあと、日本ラグビー協会の柴田淳特任理事より激励の言葉がありました。

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ファーストミーティングの後、グラウンドに移動した選手たちはセルフアップを行い、里スポットコーチ主導のもと入念な全体ウォーミングアップを行いました。

前に出るための基本姿勢を反復練習します。
天理でのセレクション合宿から継続して取り組んでいるトレーニングです。選手たちもかなり意識できるようになってきました。

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その後は解散中のトレーニング状況を確認する「1K」(1km走)。今回は樋口監督・今田コーチも選手と一緒に参加しました。
それぞれがトレーニングを積んできた成果が現れ、制限タイムを切る選手や自己ベストを更新する選手が多く見られました。
特にコーチ陣が一緒に走ったフロントローはほぼ全員が記録を更新しました。

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雨の降る中、熱い練習は続きます。
アタックシェイプと13対13のアタックディフェンスを繰り返します。

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夜のミーティングは樋口監督からの話のあと、朽木総務からリスクマネージメントのレクチャーがありました。
最後に今田コーチ主導のもと、チームソングを練習しました。長年、高校代表がチームソングとしている「楕円桜」を練習しました。
チームソングリーダーは鎌田選手。リーダーのソロのあと、選手全員が続きます。
選手たちは意識高く、大きな声を出して練習に取り組んでいました。

直前合宿2日目は、いつも通り、朝6時からのS&Cトレーニングから始まります。

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◆Player's Report

合宿初日のプレーヤーズレポートは、スクラムの最前列を支えるプロップの鎌田慎平選手です。

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  • ・出身高校・・・東福岡高校
  • ・得意なプレー・・・体を張るプレー
  • ・尊敬する人・・・崔凌也さん(現筑波大学所属)、ゲシン・ジェンキンスさん(ウェールズ代表)
  • ・選出された時の感想・・・まさか選出されるとは思っていませんでした。鳩に豆鉄砲でした。
  • ・遠征への意気込みは・・・選ばれなかった人の分まで、今まで支えてくださった方々の分まで頑張ります。

《鎌田選手 レポート》

「今日は里さんのセッションのあと、1Kの測定がありました。今田コーチ・樋口監督も一緒に走ってくれました。走りながら声を掛けてくれたこともあり、自分は自己ベストを更新し、設定タイムもクリアすることができました。その後のアタックセッションでは、シェイプの確認を行いました。雨が降り風も強かったということもあり、練習を早めに切り上げました。練習の雰囲気については、久しぶりの練習でしたが選手間のコミュニケーションは活発に行われ、コーチの指示に対する返事の反応も良く、とても良い雰囲気の練習でした」