3月17日
合宿4日目。朝6時から室内練習場で、ストレッチとウェイトトレーニングを2つのグループに分かれて行いました。
ストレッチでは、合宿4日目の疲労が溜まりつつある身体を、下半身を中心に入念に伸ばして柔軟性を回復させました。
午前のトレーニングは、前日と同様にグラウンドで行いました。
フォーカスポイントは、セットプレーからのアタックとディフェンス。待望の晴天にも恵まれ、集中してトレーニングを行うことができました。
ボールを持ってポージングしているのは大黒田裕芽選手。本日のトレーニングでは、一番先にグラウンドに入りました。
本日はトレーニングの相手として、琉球大学ラグビー部、コザクラブ、宜野座クラブの方々にご協力いただきました。連日の合同トレーニング、誠に有り難うございます。
また、本日は地元メディア、東京からのメディアの方々にお越し頂き、女子セブンズの活動を取材して頂きました。
練習後のインタビューに応えているのは、浅見敬子ヘッドコーチです。インタビューで浅見ヘッドコーチは、「読谷村の方々には、前回の合宿でも大変ありがたいおもてなしをして頂き、とても感謝しています」と語り、今回の合宿地に読谷村を選定した理由についてコメントしました。また、メディアの方々からの関心が高かったリオデジャネイロオリンピックに出場する12名の選考方法については、「まだ固定してメンバーが決まっているわけではないので、合宿や試合を通して選考をしていく」と説明しました。
トレーニング後に選手たちが向かったのは、ビーチ。トレーニングウェアーのまま、じゃぶじゃぶと海に入りましたが、まだ海水の温度は少し低かったようです。中村知春選手の後ろ姿も、少し寒そうですね。
午後は宿泊ホテルにて、チームビルディングやトリートメント、テレビ・新聞などの取材対応を行いました。
チームビルディングでは、安永華南絵アシスタントアスレティックトレーナーが中心となって3つのゲームを行いました。選手、スタッフが一緒になって同じゲームを行い、トレーニングとはまた違った大変な盛り上がりを見せました。
特に「フルーツバスケット」というゲームでは、開始前に中村選手が「みんな、靴ひもは結んだ?」と声がけをするほどの意気込み。単純なゲームでも、アスリートとしての勝ちに対するこだわりが垣間見えた瞬間でした。
メディアのインタビューでは、宿泊ホテルにご協力頂き、プールサイドやレストランなど、様々なシーンで取材を行うことができました。こちらは、円盤投げからラグビーに競技転向した桑井亜乃選手です。
こちらは、今回の合宿参加メンバーで唯一のママ、兼松由香選手です。インタビューで応える一つひとつの言葉に重みを感じました。
庭先でにこやかにインタビューに対応しているのは宮崎善幸S&Cコーチ。強面とは裏腹に、実は穏やかで、熱いハートの持ち主です。
夜は、読谷村の方々に歓迎会をしていただきました。
フィジーに縁がある2人、バティヴァカロロ・ライチェル・海遥選手と(左)とマテイトンガ・ボギドゥラウマイナダヴェ選手(右)が指差しているものは、豚の丸焼きです。前日から12時間かけて釜で焼いて準備してくださったそうです。
いつも一緒に練習をしてくださる琉球大学ラグビー部のみなさんともご一緒できました。
今回も大変温かい歓迎をして頂きまして、読谷村の皆様には感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
女子セブンズ強化合宿は、3月23日まで続きます。
3月16日
3月14日から沖縄県読谷村で「女子セブンズ強化合宿」及び「女子セブンズアカデミー」の合同合宿を開催しています。女子セブンズが読谷村で合宿を行うのは今回で2回目。前回は、昨年に行ったサクラセブンズのリオデジャネイロオリンピックアジア予選の直前合宿でした。その結果として、サクラセブンズはアジア予選で優勝し、オリンピックの出場権を勝ち取ったという、女子セブンズにとっては、とても縁起がよく、思い出の地でもあります。
合宿3日目の本日は、早朝、午前、午後、夕食後の4部練習を行いました。
本日のトレーニングは、ディフェンスの場合に、タックルをした選手が相手より先に起きて仕事をすることや、動きの速い相手に対して、ディフェンスでプレッシャーをかけることを意識して行いました。
トレーニングにご協力頂いたのは、琉球大学ラグビー部、沖縄国際大学ラグビー部、シーサークラブ、コザクラブの皆様でした。力強くてスピードのある選手と一緒にトレーニングできることは、女子セブンズにとって何より貴重で、重要なことです。
岩崎コーチが、選手の服につけていたのはGPSです。GPSにより、選手がどれくらいの距離を走ったかという走行距離のデータを取っています。
そして、その背景に写っているのは巨大なシーサー。すぐ隣にある海の方向を向いていました。海は、曇り空でもはっきりと分かるほど、美しい色をしていました。
こちらの2人は、幼なじみの鈴木彩香選手(左)と山口真理恵選手(右)。午前のトレーニング終了直後に撮影しましたが、カメラを向けると明るい笑顔を見せてくれました。