12月17日

「女子ラグビーワールドカップ2017 アジア・オセアニア予選」第2戦 対女子香港代表戦の当日になりました。

朝のミーティングでは有水ヘッドコーチから試合登録メンバーの23名にジャージーが手渡される「ジャージープレゼンテーション」を行いました。
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有水ヘッドコーチは冒頭で「女子ラグビーワールドカップ水準のプレーを全員で出すことだけを考えて下さい」と話し、選手にジャージーを手渡しました。
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最後にジャージーを受け取ったキャプテンの斎藤は「私たちは日本代表としての権利があって、そして勝つ義務がある。28人がそのことをもう一度心に刻んで今日の試合に臨もう」と呼びかけました。
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ジャージーを受け取った、左から井上愛美選手、及川由季選手、小西想羅選手。
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ジャージープレゼンテーションの後は近くの公園で身体を動かしました。選手たちはリラックスした雰囲気で試合当日の朝を迎えていました。
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写真右は堤ほの花選手。佐賀工業高校出身で、元日本代表の五郎丸歩選手の後輩です。アジア・オセアニア予選第1戦の対フィジー代表戦で1トライをあげました。
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こちらはNo.8のマテイトンガ・ボギデゥラウマイナダヴェ選手と、その右はスクラムハーフの津久井萌選手。香港戦の試合登録メンバーでは最大と最小選手のコンビです。
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「女子ラグビーワールドカップ アジア・オセアニア予選」第2戦 対女子香港代表戦は日本時間の本日17時30分から開始です。応援よろしくお願いします!


12月16日

いよいよ香港戦の前日になりました。

朝のミーティングで有水ヘッドコーチから翌日の試合登録メンバーの発表がありました。

今回のフィジー戦と香港戦の間は中3日という日本にとっては厳しいスケジュールではありますが、

有水ヘッドコーチは「今回予選1位で通過した場合、来年の女子ラグビーワールドカップは、はじめの3戦は中3日で、合計5試合戦わなくてはならない。中3日をいかにベストコンディションで遠征メンバー全員で戦うことができるか。今回の予選も遠征メンバー28人の総力戦。明日の香港戦はただ勝つだけではなく、女子ラグビーワールドカップで通用する選手かどうかを見極める」と選手たちに厳しい言葉をかけました。

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午前はホテルのジムでノンメンバーによるウェイトトレーニングを行いました。こちらはリオデジャネイロオリンピックで女子日本代表として初めてトライをあげた桑井亜乃選手。今回の遠征メンバーの中で、一番のパワーの持ち主です。

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こちらは三村亜生選手。稲田S&Cコーチの指導に「出産よりきつい(はず)!」と悲鳴をあげていました。

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こちらは伊藤真葵選手。普段は看護師として働いている白衣の天使です。

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こちらは塩崎優衣選手。体中から大粒の汗が噴き出していました。それをサポートする岩崎裕介アシスタントS&Cコーチ。

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午後は昨日と同様に、香港戦の試合会場になる香港フットボールクラブで約1時間のキャプテンズランを行いました。

写真左は山中美緒選手。リオデジャネイロオリンピックにも出場し、先日の女子アジアセブンズシリーズではキャプテンとしてチームを優勝に導きました。予選第1戦のフィジー戦が15人制の初代表になりました。

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キックを蹴っているのは山本実選手。予選第1戦のフィジー戦はノンメンバーでしたが、香港戦は10番として出場します。

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いよいよ「女子ラグビーワールドカップ アジア・オセアニア予選」第2戦 対女子香港代表戦が翌日に迫りました。

生中継はこちらのウェブサイトでご覧いただくことができます。

皆さまの応援、宜しくお願い致します!


12月15日

香港遠征7日目。いよいよ第2戦対女子香港代表戦まで2日に迫りました。

午後は第2戦の試合会場である香港フットボールクラブでトレーニングを行いました。

「(予選ではなく)女子ラグビーワールドカップで勝つための練習をしよう」という斎藤キャプテンの力強い言葉通り、選手たちは気合いの入ったトレーニングを約1時間行いました。

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気温は21度、湿度は60%。本日から気温が下がるという天気予報でしたが、日中は蒸し暑く感じる程の陽気でした。

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下のボールを持っている選手は津久井萌選手。この秋から合同合宿に招集され、先日のフィジー戦で早くも代表入りした152センチ47キロの高校2年生です。

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フォワードはラインアウトやスクラムの確認を念入りに行いました。

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キックの練習をしていたのはフルバックの清水麻有選手。先日のフィジー戦では55点中25点を稼ぎ出しました。

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サクラフィフティーンの目標は、あくまでもこのアジア・オセアニア予選での2勝。

明日はいよいよ試合前日です。


12月14日

フィジー戦から一夜明けた今朝、選手たちは前日の試合映像を見ながらレビューミーティングを行いました。

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ミーティング後、有水ヘッドコーチ、月田バックスコーチ、及川由季選手、長田いろは選手、山本実選手、小西想羅選手、加藤幸子選手は香港日本人学校に行き、小学3年生の児童と一緒にお弁当を食べ、タグラグビー体験会を行うアクティビティに参加しました。

元気いっぱいの児童たちと一緒に教室でお弁当を頂いた選手たち。楽しくリラックスしたひと時を過ごすことができました。

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お弁当の後は体育館に移動し、タグラグビー体験会に参加。月田バックスコーチの指導のもと、選手たちは児童たちとタグラグビーを楽しみました。

まずは及川選手主導による準備運動からスタート。

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準備運動の後は、月田コーチによるタグラグビーの基本的なルール説明がありました。「タグ!」というかけ声から練習スタート。

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慣れてきたら、ボールを持っていざ実践。2回、3回と練習するにつれて上達していく児童に、コーチも選手も嬉しそうな表情を浮かべていました。

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最後に児童のみなさんから寄せ書き入りのフラッグを頂いた選手たち。お返しにサイン色紙とボールをプレゼントしました。

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タグラグビー体験会に参加した香港日本人学校3年生の前田浩太君は「クラスのみんなでタグラグビーができて良かった。タグラグビーは初めてだったけど、とても楽しかった。女子選手たちは強かった」と感想を語ってくれました。

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山本実選手は「子供達から元気をもらったので、17日の香港戦は絶対に頑張ろうと思った」と振り返り、選手たちにとってもモチベーションアップの良い機会に繋がりました。

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午後はピックアップ選手によるグラウンドトレーニングを約1時間ほど行いました。

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夜は選手とスタッフで前日のフィジー戦を振り返るレビューと、香港戦に向けての確認を行いました。

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そして今朝は嬉しいサプライズがありました。昨晩対戦した女子フィジー代表から心のこもったパネルのギフトを頂いたのです。サクラフィフティーンの宝物がまた一つ増えました。

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12月13日

女子フィジー代表戦当日になりました。

ジャージープレゼンテーションの冒頭で有水剛志ヘッドコーチは「ここまで来たら何をやるかではなく、何をやってきたか。自分達がやってきたことを選手全員でフィジー相手に仕掛けていけば、自ずと結果は出る」と選手たちに語り、23名にジャージーを手渡しました。

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ジャージーを最後に受け取った斎藤聖奈キャプテンは「日本には怪我などで今回ここに来ることができなかったメンバー含め、たくさんの女子選手たちが(ラグビーワールドカップ)アイルランド大会に向けてスタートしている。その想いを私達28人は繋げる義務がある。今日は全員でその義務を果たそう」と涙ながらに話しました。

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最後に、田坂藍女子日本代表前キャプテンの呼びかけで集められた各チームからの応援メッセージビデオを観て泣いたり笑ったりした選手たち。応援してくれるみなさんの気持ちを胸に、今夜の試合に挑む覚悟を改めて固めた瞬間でした。

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ジャージープレゼンテーションの後は、近くの公園で身体を動かしました。

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こちらは、スタッフが指示する人数で即座に組を作るアクティビティを行っている様子。
選手達はリラックスした雰囲気で、試合に臨む準備は万全です。

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いよいよ今夜日本時間20時から対女子フィジー代表戦です。
あとは静かに決戦の時を待つのみ!応援よろしくお願いします!!


12月12日

今回の遠征で滞在しているホテルには、「女子ラグビーワールドカップ アジア・オセアニア地区予選」に参加する3つのチームが宿泊しています。食事は3チームとも同じ会場で、本日の朝食は隣のテーブルに女子フィジー代表がいました。

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午前中はホテルのジムで1時間のウェイトトレーニングを行い、上半身を集中的に鍛えました。

お腹に重りをつけて懸垂しているのは山本実選手。サポート役は稲田仁S&Cコーチ。女子セブンズ日本代表ヘッドコーチ代行の稲田仁コーチは、今回はS&Cコーチとして本遠征に帯同しています。

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苦しそうな表情を浮かべているのは加藤幸子選手。中部大学春日丘高校の2年生です。

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有水剛志ヘッドコーチに指導を受けているのは長田いろは選手。長田選手は、福岡県立門司学園高校の3年生です。

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こちらはコーチが投げたボールをキャッチして投げ返すトレーニング。ボールの重さが5キロもあり、想像以上にタフなトレーニングです。

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こちらも高校生の小西想羅選手。國學院大學栃木高校の2年生です。

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こちらはバランスボールの上で押し合うスクラムのトレーニングです。左から及川由季選手と小西選手です。

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午後はフィジー戦の試合会場となるキングスパークでキャプテンズランを行いました。トレーニングの冒頭に斎藤キャプテンは「今まで自分たちでやってきたことをやり切ろう!」と仲間に呼びかけ、深呼吸をした後、トレーニングを始めました。

ウォーミングアップの後、斎藤キャプテンを中心に試合前日練習を行い、最後はバックスとフォワードに分かれてユニットトレーニングを行い、約1時間のセッションを終了しました。

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いよいよ「女子ラグビーワールドカップ アジア・オセアニア地区予選」第1戦の対女子フィジー代表戦まで、あと1日。

12月9日の香港代表 対 フィジー代表でフィジーが敗れていることから、明日の試合で日本代表がフィジーに勝てば、そこで日本と香港の女子ラグビーワールドカップ出場が決まります。

こちらのサイトでストリーミング放送がご覧頂けます。
放送開始は12月13日(火)日本時間20時。

4年ぶりの「女子ラグビーワールドカップ」出場をかけた負けられない一戦。応援よろしくお願い致します!

 


12月11日

12月13日、17日に行われる「女子ラグビーワールドカップ アジア・オセアニア地区予選」に向けて2日前に香港入りした女子日本代表28名。
香港遠征3日目は、午前と午後の2部練習を行いました。気温は20度前後。快晴が続いていますが、夜は肌寒い気候です。

午後のトレーニングは、13日のフィジー戦の開始時間を想定して、日が落ちた後の18時30分から行いました。グラウンドの周辺には高層マンションが立ち並び、いかにも香港らしい景観でした。

トレーニングの冒頭で斎藤キャプテンは「28人全員で、フィジーに勝つためのいい準備をしよう」とチームに呼びかけました。そして、「これまでで一番大きい声で」というキャプテンの言葉通り、選手全員が円陣を組んで大声を出し、気持ちが一つになったところでトレーニングを開始しました。

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約1時間半、試合の日を想定してトレーニングを続けた選手たち。トレーニング後のストレッチでは、リラックスした表情をみせていました。

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初戦のフィジー戦まであと2日。4大会ぶりの女子ラグビーワールドカップ出場をかけた大一番が目前に迫っています。