4月20日
試合前日になりました。
新門司グラウンドでキャプテンズランを実施。
稲田仁ヘッドコーチが「これまでのセブンズシリーズより、チームの雰囲気も選手のコンディションも良い」と語る通り、チームは翌日に控えたホームでの大会に備え、気合いの入った緊張感あるトレーニングを約1時間行いました。
長田いろは選手は北九州出身。
地元開催となる今回の大会に向け「少し緊張しているが、世界の強豪と戦えることにワクワクしている。家族やいつも応援してくれる人が来てくれるので、感謝の気持ちをプレーで表現したい」と意気込みを語りました。
小笹知美選手は、JSCが2013年に実施した「長身者×スピード×女性」発掘育成プロジェクトで、サッカーからラグビーに競技転向した選手。国内でのワールドシリーズ経験は今回が初。サクラセブンズの中でも1、2を争うパワーの持ち主。
横尾千里選手は小一でラグビーを始め、國學院久我山高校時代は中学ラグビー部で男子部員と一緒にトレーニングを行いました。
代表デビューは中村知春キャプテンと同じく2012年に行われた「ラグビーワールドカップ・セブンズ2013 アジア地区予選」。
以降、女子セブンズ日本代表の中心選手として、中村キャプテンと共にチームを牽引してきました。
中村キャプテンはチームの様子を
「小倉に入り順調に仕上がっている」と表現し、この2ヶ月間しっかりと練習してきた「7人全員が動き続けるラグビー」に手応えを感じていました。
また、自身の意気込みを「ホームで戦えることのありがたみを噛み締め、トップ8に食い込むよう、一戦一戦大切に戦う」と語りました。
トレーニング後のアイスバスの様子。
チームの仕上がり具合を物語っているかのような、晴々とした表情の選手たちでした。
写真左は立山由香里選手。今シーズンの第1戦ドバイ大会で代表デビューし、第2戦オーストラリア大会、第3戦北九州大会と連続でメンバー入りし、着実に実力をつけてきている選手の中の一人です。
Photo credit:Mike Lee - KLC fotos for World Rugby
第2戦のオーストラリア大会では、イングランドに勝ち、手応えを掴んだサクラセブンズ。
ホーム開催となる第3戦北九州大会では、ファンの皆さんを前に「観ていて応援したくなるようなラグビー(稲田HC)」をして、目標であるベスト8に進出し、次に繋がる大会に致します。
まずは初戦のニュージーランド戦からです。引き続き応援よろしくお願い致します!
HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ北九州大会
21日 プール戦
- 12時20分 日本 vs ニュージーランド
- 14時42分 日本 vs フランス
- 17時26分 日本 vs アメリカ
22日 順位決定トーナメント
4月19日
午前は鞘ヶ谷グラウンドでトレーニングを行いました。
気温21度、快晴。真夏のような日差しの中で、選手たちは気合いの入ったトレーニングを約1時間行いました。
まずはウォーミングアップからスタート。実際の試合を想定し、分刻みでメニューをこなしました。
ウォーミングアップの後は、グラウンド全体を使いアタックやディフェンストレーニングを行いました。
ボールを持って走っているのは、キレのあるステップが持ち味の小出深冬選手。
こちらはキャプテンの中村知春選手。
リオデジャネイロオリンピックでもキャプテンを務めたマルチな才能を放つ闘将。体を張ったプレーでチームを牽引しています。
立正大学3年生のバティヴァカロロ ライチェル海遥選手の代表デビューは2015-2016シーズンのブラジル大会。
大学3年生にしてベテランの貫禄漂う選手です。
ボールを放っているのは鈴木彩夏選手。俊足と相手に臆することなく勝負していく強気な姿勢が魅力。
今シーズン第1戦のドバイ大会で代表デビューし、第2戦のオーストラリア大会にも出場。
第3戦北九州大会で代表入りすると、日本(ホーム)で初めての国際大会出場になります。
爽やかな笑顔を向けているのは平野優芽選手。
東京出身で祖父と父の影響でラグビーを開始。高校時代はラグビーの練習と併せて重量挙げ部に所属し体作りに励みました。スピードに緩急つけたステップで相手を抜き去るサクラセブンズのトップランナーです。
ワールドラグビーオフィシャルウェブサイトの平野選手紹介記事はこちら
写真手前は大竹風美子選手。ラグビー歴1年強の大竹選手は、ラグビー競技を生み出すきっかけを作ったと言われている「エリス少年」の現代版エピソードを持つ逸材。
そのエピソードはワールドラグビーのウェブサイトで紹介されています。
ワールドラグビーオフィシャルウェブサイトの大竹選手紹介記事はこちら
ボールをしっかり抱えているのは谷口令子選手。
昨年行われた女子15人制の「女子ラグビーワールドカップ2017 アイルランド大会」前に負傷して以来リハビリを重ね、第2戦オーストラリア大会後の和歌山合宿から女子セブンズ日本代表候補に再招集されました。
横尾千里選手(右)と談笑しているのは田中笑伊選手(左)。
富山県出身で初のラグビー日本代表選手。
高校時代には全国高校選抜女子セブンズ大会で國學院大學栃木高校を初優勝に導き、自身も大会MVPを獲得した豪速プレーヤーです。
午後は小倉城庭園で全参加チームのキャプテンの集合写真を撮影する「キャプテンズフォト」が行われました。
サクラセブンズからは中村知春キャプテンが参加。
北九州市の皆様にご協力頂き、美しい庭園と小倉城を背景に、日本らしい撮影を行うことができました。
こちらは、中村キャプテンとチームマスコット(3代目)のエイト。
名前の由来は、女子セブンズの世界大会でベスト8(エイト)に入ること。
いよいよ大会まで、あと2日。
サクラセブンズは大会第1日の21日(土)に、プールBでニュージーランド、フランス、アメリカと対戦します。
皆様の応援、よろしくお願い致します。
4月18日
4月21日、22日に開催される「HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ 2017-2018 第3戦 北九州大会」に向けた女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ)候補の大会直前合宿が15日から北九州市で実施されています。
参加メンバーは地元開催となる北九州出身の長田いろは選手、チーム最年少となる日本体育大学ラグビー部女子所属の平野優芽選手、田中笑伊選手の大学1年生ペア、オーストラリア大会に続き、代表入りすれば2回目の代表戦出場(国内での大会出場は初)となる大竹風美子選手、リオデジャネイロオリンピック2016のオリンピアンである中村知春選手、桑井亜乃選手、横尾千里選手、谷口令子選手、小出深冬選手など、合計13名が参加しています。
大会直前合宿3日目は、午前中にジムでトレーニングをした後、チームフォトの撮影を行いました。
撮影場所は北九州の台所「旦過市場」。
サクラセブンズは、女子セブンズ最高峰の大会「HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ」で、各大会ごとにチームフォトを撮影しています。
それだけ、サクラセブンズが「HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ」にかける思いは強く、重要な意味合いを持つ大会が、今週末の4月21日(土)、22日(日)に福岡県北九州市で開催されます。
北九州市での開催は昨年に続き2回目。
皆様の応援、よろしくお願い致します。