遠征メンバー現地スケジュール

大会スケジュール|試合結果

7月24日

チームは約11時間のフライトを経て、日本に無事到着しました。

大会の結果は10位。

目標としていた8位以内には届かなかったものの、ラグビーワールドカップ・セブンズの戦績では女子セブンズ日本代表の最高順位となる10位で大会を終了することができました。

これまで応援してくださったファンの方々を始め、スポンサー各社の皆様、所属チーム、企業、学校などすべての関係者の方々に感謝申し上げます。

誠にありがとうございました。

サクラセブンズの次なる目標は8月末に行われる「アジア競技大会」での初の金メダルになります。

皆さまの引き続きの応援、どうぞよろしくお願い申し上げます。


7月19日

いよいよ大会前日になりました。

午前は男子セブンズ日本代表と同じグラウンドでキャプテンズランを行いました。

 

練習の様子はこちら「プレビュー:男女セブンズ日本代表『ラグビーワールドカップ・セブンズ2018』」

 

午後は参加全チームによるパレードが行われました。

地元のファンや観光客と触れ合いながら、翌日から始まる大会をPRしました。

Photo credit: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby

Photo credit: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby

 

そして、本日は12名の大会登録メンバーが発表されました。

1.中村 知春◎キャプテン

2.谷口 令子

3.バティヴァカロロ ライチェル海遥

4.大黒田 裕芽

5.大竹 風美子

6.鈴木 彩夏

7.小笹 知美

8.長田 いろは

9.堤 ほの花

10.平野 優芽

11.立山 由香里

12.田中 笑伊

 

夜に行われたジャージープレゼンテーションでは、1人ひとりが大会に向けた想いを語りました。

■桑井亜乃選手

「やってきたことをスタジアムで出し切ってほしい。応援する事とサポートする事しかできないけれど、みんなが試合を楽しめるように、自分はサポートを頑張る。みんなで笑ってベスト8を目指そう」

 

■谷口令子選手

「ラグビーワールドカップ・セブンズの舞台に立てることを誇りに思うと同時に、色んな人の力を借りてここまで来れたことに感謝の気持ちでいっぱい。このチームに自信を持っていて、みんな一人ひとり頼れる存在。自分は自分のプレーに集中して、しっかり頑張りたい」

 

■バティヴァカロロライチェル海遥選手

「今までにない位に緊張している。4年に1度のラグビーワールドカップ・セブンズで、このメンバー13人で戦えるのはこれが最初で最後だと思う。まずは初戦のフランス戦で勝って、次のゲームに繋げたい。チームメイトと家族と自分を信じて、絶対に勝ちたい」

 

■大黒田裕芽選手

「勇気あるプレー、冷静な判断でチームに勢いとチャンスを沢山作れるようにプレーしたい。自分がラグビーを始めてから17年経つ。最初に始めた時はとても楽しくて今まで続けてきたが、24歳の今、毎年楽しさが増している。やっぱりラグビーは楽しい。大好きなラグビーなので、明日からの2日間は楽しんでプレーする」

 

■大竹風美子選手

「4年に1度の舞台。嬉しいしワクワクしているし感謝している。それと同時に代表ジャージーに腕を通す重みを感じている。その重みを噛み締めながら、1つひとつプレーしたい」

 

■鈴木彩夏選手

「自分が常に目標にしていることは、前に出ること。明日の試合でも前に出ることを意識して、必ず初戦から勝って勢いづけられるように頑張る」

 

■小笹知美選手

「この舞台に立てることに感謝と誇りと強い気持ち持って、今までやってきたことを全力で120%出せるように頑張る」

 

■長田いろは選手

「グラウンドに立っている人の中で1番強気なプレーをすること。ラインアウトはずっと練習してきたので、まずは落ち着いて、自信を持って頑張る」

 

■堤ほの花選手

「この舞台に立てることがどれほど感謝すべきことなのか自覚した1年になった。しっかり自分らしく全力でラグビーを楽しみたい」

 

■平野優芽選手

「この舞台に立ちたくても立てなかった人がいた中で、自分が立てることに感謝している。フランスには絶対に勝てると思っているので、みんなのことを信じて、好きなようにやらせてもらう」

 

■立山由香里選手

「この大舞台に立てることに感謝して、アタックでもディフェンスでもサポートでもタックルでもひたむきにして、初戦のフランスに勝てるように早くから気持ちを入れて頑張りたい」

 

■田中笑伊選手

「緊張すると思うが、フランスに勝って笑顔で終われるように頑張る」

 

■中村知春キャプテン

「この13人のサクラセブンズが、自分が2011年から代表を経験してきた中で、アタックもディフェンスも、ラグビーの成熟度も、いまがベスト。これだけ大きな舞台は東京2020までないと思う。わたし自身、W杯はこれが最後だと思って戦うし、代表を7、8年やってきたが、全てがあっという間だった。こういう緊張する気持ちも、ドキドキする気持ちも、泣きそうになる気持ちも、全部楽しんで、忘れないで戦って欲しい。この13人で戦う明日の14分間が、私自身のラグビー人生のベストの14分間と言えるように頑張る」

 

いよいよ明日は4年に1度の大舞台。

皆様の応援、宜しくお願い申し上げます。


7月18日

遠征5日目。いよいよ大会まで2日に迫りました。

本日もSaint Mary’s College of Californiaでトレーニングを行ったサクラセブンズ。

4年に1度の大舞台に向けて、集中して良いトレーニングを行うことができました。

午後は全出場40チームのキャプテンで集合写真を撮影する「キャプテンズフォト」がサンフランシスコのリンコンパークで行われ、日本からは中村知春キャプテンと小澤大キャプテンが参加しました。

試合では敵同士になる各国のキャプテン達も、ピッチを離れると仲が良く、キャプテンズフォトは終始和やかな雰囲気で行われました。

Photo credit: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby

Photo credit: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby


7月15日

遠征2日目。サンフランシスコで初めてのグラウンド練習をSaint Mary’s College of Californiaで行いました。

日本の猛暑とは異なり、サンフランシスコは肌寒い気温が続いています。

チームは長旅の疲れも感じさせないほど、初日から集中したトレーニングを行うことができました。

夜はトレーニングで撮影した映像を見ながらレビューミーティングを行いました。

 


7月14日

7月20日~22日にアメリカ・サンフランシスコ(AT&Tパーク)で開催される「ラグビーワールドカップ・セブンズ2018」に向けて女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ)の13人が羽田空港を出発しました。

ラグビーワールドカップ・セブンズは4年1度開催される大会で、女子セブンズは2009年のドバイ大会、2013年のモスクワ大会に続いて3大会連続3回目の出場になります。

2013年のモスクワ大会に参加したメンバーは、中村知春選手、大黒田裕芽選手、谷口令子選手の3人。中村知春選手はモスクワ大会でもキャプテンを務めました。

これまでのワールドカップ・セブンズでは勝利経験がないサクラセブンズも、今回の目標はベスト8。

ベスト8を達成するためには、初戦のフランス戦に勝って、チャンピオンシップトーナメントに進まなくてはなりません。

7月8日に明治記念館で行われた日本代表メンバー発表記者会見で稲田仁ヘッドコーチは

「ラグビーワールドカップ・セブンズで8位以上という目標を達成するために、初戦のフランス戦に向けて100%の準備をしたい。また、自分達が目指すラグビーをワールドカップ・セブンズという4年に一度の舞台で体現したい。心身共に最高の状態で大会を迎え、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、選手、スタッフ一丸となって最高の準備をして臨みたい。」

とコメント。

中村知春キャプテンも

「今シーズン、トップ8という目標を達成する最後のチャンス。世界と戦える環境を与えられたことと、ここまでハードワークしてくれた仲間に対して感謝して、4年に一度の舞台の重みを噛み締めて戦います。」

と、ベスト8達成に向けた熱い想いを語りました。

いよいよ大会まで、あと6日。

みなさまの応援、よろしくお願いいたします。

 

※2009年のドバイ大会で初めて女子ラグビーがワールドカップ・セブンズの競技に追加されました。