メンバー・スケジュール


5/13

フィジー遠征最終日はNawaka Clubと練習試合を3試合行いました。
一試合目:TID 36-10 Nawaka
二試合目(タッチ形式)TID 0-7 Nawaka
三試合目:TID 14-19 Nawaka

Nawaka Clubは現在もフィジー代表選手を輩出しており、地元の一クラブとはいえ、どこからでもつないでくるオフロードパスと一発で走り切るランニングプレーは健在でした。
三試合目は後半まで試合を優位に進めましたが、終盤に立て続けにトライを許し逆転負けとなりました。
接戦を勝ち切るという課題は、代表と同じくTIDチームでも課題となってきます。

試合間には、Nawaka Clubの選手たちが伊津野トレーナーにテーピングを巻いてもらいに列を作る場面も。
中にはプレーができる状態ではなさそうな選手もいましたが、皆特に気にすることなく試合に出場していました。
このあたりもフィジーの選手たちのたくましさを垣間見ることができました。

試合後の円陣ではNawaka Clubのコーチより、フィジーに来てくれた感謝と、来年の東京オリンピックの決勝ではフィジーと日本で決勝を戦おうとの言葉がありました。
Nawaka Clubのコーチも過去に代表コーチを務めていたそうです。

フィジー遠征を行うにあたって、グラウンドの手配や練習試合をアピーさんに調整頂きました。
アピーさんはハレコーチとニュージーランドのクラブと鐘淵化学ラグビー部でチームメイトであり、元フィジー代表でNECでもプレーしたセミシ選手のお兄さんです。

滞在中はアピーさんの他にも地元ナンディのラグビー関係者の方々、その他多くのフィジーの皆さんがとても親切にもてなしてくれました。
おかげで遠征のテーマである"Mental Toughness"を鍛えるという部分も含めて、とても充実した遠征となりました。
この場を借りて御礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました。

Vinaka!


5/11

本日は午前中にNadi Clubとの練習試合を2試合行いました。

1試合目:TID 22-7 Nadi

2試合目:TID 14-10 Nadi

 

またこの日は同じ会場で昼からラグビーフェスティバルが開催され、様々なカテゴリーで夕方まで大会が行われていました。

最後に男子15人制の試合が行われており、スタジアムは満員、音楽が鳴り響き、熱狂的な歓声で大変盛り上がっていました。

 

ちょうど同じ時間帯に隣のグラウンドで練習をしていましたが、試合観戦に来ていた少年たちがボール拾いを手伝ってくれました。


5/10

フィジー合宿3日目、この日は早朝5時からトレーニングを開始しました。
場所はナンディから車で1時間程の位置にあるシンガトカ砂丘。
日本国内では見ることができないほど広大な砂丘で、フィジー代表もトレーニングを行う場所です。

この日は元フィジー代表S&Cコーチの方も駆けつけてくれ、フィジー代表のメニューに挑戦することになりました。
最初は綺麗な日の出の景色を楽しむ余裕がありましたが、トレーニングが始まると想像以上のきつさに身体が悲鳴を上げ、中には「これまで経験したどの練習よりもきつい」と言う選手もいるほど。
一人で登るメニューから始まり、三人一組、最後は七人一組で腕を組み前後左右の動きを組み合わせたメニューを1時間以上行いました。
足腰が鍛えられるのはもちろん、複数人で組んで登るのは足場が悪い場所でも連携を高める狙いがあります。
フィジー代表の見事なランニングプレーはこの砂丘から生まれていると納得できるトレーニングとなりました。

最後にS&Cコーチの方から、この砂丘トレーニングがフィジー代表の強さの基礎になっていること、ここで走りこんだことでリオオリンピックで金メダルを獲得することができたこと、機会があればまた是非遊びに来てほしいとお話がありました。
フィジー代表はワールドシリーズの各大会前にこの砂丘トレーニングを行うのが恒例で、先週の土曜日もイングランド・フランス大会前のトレーニングを行ったそうです。

砂丘トレーニング後は川に移動してアイスバス代わりのリカバリーを行いました。
飛び込める場所もあり、誰よりもハレコーチが楽しんでいました。

明日はNadi Clubと練習試合を行う予定です。


5/9

セブンズTIDチームは5/8にフィジー・ナンディに到着し、合宿を開始しています。
フィジーでは宿泊先・食事・グラウンド等これまでの合宿地と勝手が異なる環境で生活していますが、目的は"Mental Toughness"を鍛え、どのような環境でも高いパフォーマンスを発揮するため。
フィジーに着いた直後は戸惑うこともありましたが、皆徐々に慣れてきたようです。

グラウンドは地元のNawaka Clubのグラウンドをお借りし、早速連日ハードなトレーニングを行っています。
地元の方は涼しい日が続いていると言いますが、陽が出ると強烈な日差しと湿度で選手達の汗も普通の量ではありません。

ジムも地元の施設をお借りしてトレーニングを行いました。

フィジーでは、ちょっとした空き地など至る所でラグビーに興じる人がおり、町中でも色々な人に「15人制?7人制?」と声をかけられ、ラグビーが国技というレベルを超えて国民に浸透していることを感じることができます。
この一週間で"Mental Toughness"を鍛えるとともに、少しでもフィジーラグビーの真髄に迫ることができればと思います。