メンバー・スケジュール


7/6

合宿最終日は3チームにわかれて様々な種目を競い合う形式でのトレーニングでした。これまで「あらゆる局面で勝負する」ということを改めて意識してきましたが、勝つためにどのような作戦を立てるのか、状況に応じてどのように判断するのか、そして仲間とどのようにコミュニケーションをとるのか。勝つためには身体的あるいは技術的なトレーニングだけではなく、そうした要素も当然重要です。
今合宿は、身体的に非常にハードでしたが、選手たちはそのトレーニングの意図も汲みながら、何度も選手同士でのミーティングを重ねながら、11日間の合宿を乗り越えました。こうした合宿は、選手の理解力はもちろん、まずは選手とスタッフの信頼関係があってこそ。男子セブンズは、これからも選手スタッフ全員でチームとして成長していきたいと思います。

お気づきの方も多くいらっしゃると思いますが、今合宿から、新年度のウェアを着用しています。また、今年から、セブンズのウェアにはセブンズのロゴが入るようになりました。男子セブンズ日本代表選手・スタッフとしての自覚やアイデンティティを大事にしながら、気を引き締めて、1日1日を積み重ねていきたいと思います。

最後に、練習環境に宿泊にと何から何までお世話になった北海道バーバリアンズの皆さまに、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 


7/5

本日も相変わらずハードなトレーニングをこなしました。

 

 

しかし午前中のグラウンドでのトレーニング途中から大粒の雨。ずぶ濡れで走っていると、雷が鳴り、トレーニングを切り上げて速やかにホテルに戻りました。

 

明日はいよいよ合宿最終日となります。ハードなメニューの日々なので、それをこなすことで精一杯になりがちですが、なぜ自分たちがこのようなトレーニングをしているのか、それをどう今後に繋げていくのか。そうした根本的なこともしっかり考えながら、最後まで全員で乗り切りたいと思います。

 

また、本日からTIDの選手が参加しているユニバーシアード大会が開幕しました。ナポリにいる男女セブンズユニバーシアード代表チームへのご声援も、どうぞよろしくお願いいたします。がんばれ!ニッポン!

 

 


7/4

オフ明けの本日は午前の練習後に、チームドクターの五反田先生が大分県の日田から送ってくださったスイカでスイカ割りをしました。2チームにわかれ、作戦会議をしたのち、早速スタートです。これまでの練習でもずっとフォーカスしてきたコミュニケーションやチームワークの集大成となる大一番です。

 

まず割る担当になったのは中澤選手。堅実な性格の中澤選手らしく、一歩一歩ゆっくり進みます。

敵チームにちょっかいを出されながらも

コーチに邪魔されながらも

再び敵チームにちょっかいを出されながらも、橋野選手が優しく的確にゴールに導きます。

いいポジションでセット!

と思いきや、なぜか微妙にずれて、慌てて修正するチームメイト。

いざ!

残念。

対するは林選手。スタートと同時にまさかの「打つ」構えの、林選手らしいトリッキー作戦。

味方をも戸惑わせるトリッキー作戦でしたが、チームメートの導きであっという間にベストポジションへ。

思い切り振りかぶって

ヒット!

見事にスイカは真っ二つに割れました!

見事なヒットにチーム全員で大盛り上がりとなりました。もちろん割ったスイカはその後の昼食で美味しくいただきました。

その後、午後はしっかりスイッチオンして本日もハードなメニューをこなしました。

 


7/2

朝は小雨がぱらついていたものの、グラウンドについたら快晴になりました。

 

 

本日もコーチから提示されたハードなメニューに一瞬顔を曇らせるものの、「エナジー!」と声をかけあってトレーニングを開始しました。

 

 

今回のレポートの中で散々「ハードなトレーニング」と書いてきましたが、一体何がどのようにハードなのかを少し説明したいと思います。

 

セブンズでは、1試合での走行距離はだいたい1200m〜1500mと言われています。これを3試合×2日間行いますので、1大会での走行距離は7200m〜9000mになります。今回の合宿では、約1時間の1回のセッションで、この7200m〜9000mを走っています。この数字だけでハードなことがイメージできると思いますが、試合は当然、ただ走るだけではないので、練習でも、身体をぶつけ合ったり、倒れて起き上がる動作を入れたり、スプリント(ダッシュ)を入れたりと、様々な要素を入れて、日々この距離を走っています。

 

もちろんボールを持ってのゲーム形式のトレーニングも入ります。

このようなトレーニングに加えてウエイトトレーニングやスキルトレーニングも行っており、選手の疲労も相当ですが、みんなで声をかけあって、下を向くことなく取り組んでいます。

 

午後は、これまで何とか持っていた天気が一転、大雨の中でのスキルトレーニングになりました。

 

 

そして夕方には疲れ切った心身をほぐすべくヨガセッションを行いました。身体がかたくて、トレーニング中より苦しそうな顔を見せる選手や、カメラに気づくと苦しそうな表情を作る選手。また、カメラに気づくと必要以上にポーズをとる選手と様々ですが、各自しっかりと心と身体を整えました。

 

 

ヨガ後、梅田コーチが集合をかけると、選手たちは良い報せか悪い報せかドキドキ。梅田コーチから「オフ明けの明後日、早朝練なし!」と告げられると、選手は今合宿いちばんの盛り上がりを見せました。

 


7/1

7月、走りに走ったスタートとなりました。

必然的に写真も走っているところばかり…。そこで選手に「走ってる写真ばっかりだから別の写真を撮らせてほしい」とお願いしてみました。

最初に声をかけたチームは「じゃあ、お茶目な感じのいきますか!」と言って1枚。

次のグループは最初のグループの流れでお茶目なポーズでもう1枚。

次は、どうにかお茶目にしたいけれど疲れが隠し切れないままに1枚。

その次は、いろんなポーズを作ってみるものの結局照れて普通に1枚。

最後は、疲れているところを表現せずにはいられない1枚。

合宿もやっと折り返しとなりました。まだまだハードな日々が続きますが、しっかりとチームになって、全員で乗りきりたいと思います。


6/30

1日半のオフを挟み、ジムセッション、スキルトレーニングと、練習を再開しました。

あっという間に6月も最終日となりましたが、本日で柴田S&Cコーチがチームを離れることになりました。いつも大きな声でチームを盛り上げ、時にはいじられながらも、みんなから愛されている柴田コーチ。お別れはいつだって寂しいものですが、これからもセブンズファミリーであることには変わりありません。男子セブンズチームは、これからの柴田コーチの健康と活躍を心から祈っています。

たいそんさん、ありがとうございました!


6/28

合宿3日目も早朝のジムセッションからスタートです。

その後のフィールドトレーニングでは、今日もS&Cコーチからのメニューの説明に言葉を失いそうになる選手たち。

息が上がる中でも、下を向かないように鼓舞し合いながら走りきりました。

ハードに走ったあとはボールを用いてゲーム形式を行いました。疲労がたまった状態でスキルの精度を保つことはもちろん、そうした中での的確な状況判断や細かいコミュニケーションにも注意します。

その後はコンバットトレーニングで身体をぶつけ合います。

午後はスキルトレーニングをしてから、再度ジムセッションでした。

ハードなトレーニングが続き、もうすっかり1週間くらい北海道にいるような感覚ですが、まだ3日目が終わったばかり。自分がきついときこそ周りを見ること。もう1段階チームとして成長するべく、全員が声をかけあって、前向きに取り組んでいます。明日は念願のオフ。
オフ前の夕食は、やっぱりみんな元気でした。


6/27

合宿2日目は早朝のジムセッションからスタートしました。午前中はグラウンドでコンディショニングトレーニングをしてからセットピースの確認をしました。
午後もジムセッションをしてからグラウンドに出てスキルトレーニングを行いました。コンディショニングトレーニングの前にコーチからメニューが提示されると、その内容に目を疑う選手たちでしたが、最後まで全員で走りきりました。

明日も引き続きハードな1日となりそうです。


6/26

男子SDSはワールドシリーズパリ大会から3週間のオフを挟み、本日から北海道合宿をスタートしました。集合後は早速ウエイトトレーニング、グラウンドでの測定をこなしてから、走りに走った初日となりました。パリ大会後、「もっとハードワークしなければならない」ということを全員が改めて認識しました。測定の結果から、このオフ中にそれぞれがきちんとトレーニングしてきたことが見てとれました。

夕食後は、ワールドシリーズのチーム内表彰を行いました。
新人賞、インパクトプレーヤー、MVPをスタッフの投票により決定し、それぞれの表彰を行いました。

各賞は、以下の通りです。

新人賞:石田吉平選手

インパクトプレーヤー:松井千士選手

MVP:本村直樹選手

 

MVPに輝いた本村選手は10大会すべてに出場を果たし、何度もチームのピンチを救ってくれました。これまでたくさん悔しい思いもしてきたと思いますが、それをバネにして、ピッチの中でも外でも著しい成長を見せてくれました。本当に頼もしい存在となった本村選手の活躍を、これからも楽しみにしたいと思います。