公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:森重隆、東京都港区、以下JRFU)は、昭和女子大学(理事長・総長:坂東眞理子)と共催でシンポジウム「女性とラグビー その魅力を語る」を実施しますので、以下の通りお知らせ致します。

■シンポジウムの概要

名 称: 「女性とラグビー その魅力を語る」
主 旨:  アジアで初めて日本で開催されている「ラグビーワールドカップ2019日本大会」は、ラグビー競技とラグビー文化の素晴らしさを伝え、これまでラグビーとは縁が薄かった人々の間でもラグビーへの関心が高まっています。
一方、国際統括団体ワールドラグビーは現在、女性への競技普及、女性レフリーの育成、女性役員増加に力を入れています。2年後にニュージーランドで開催される「女子ラグビーワールドカップ2021」から「女子」という性別表記をはずす決定もしています。今回「ラグビーワールドカップ2019日本大会」に関係者が来日する機会をとらえ、ワールドラグビー女子ラグビー統括責任者であるケイティ・サドラー氏、オーストラリアラグビー協会初の女性CEOレイリーン・キャッスル氏をゲストに迎え、ワールドラグビーの様々な取り組みを聞き、ラグビー界における女性の現状と課題を知るとともに、女子ラグビーへの理解と関心を深めて参ります。

日 時: 2019年10月28日 (月) 16:30 - 18:00
場 所: 昭和女子大学 (世田谷区太子堂1-7-57) オーロラホール
主 催: 公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会
共 催: 昭和女子大学
後 援: スポーツ庁

登壇者: (敬称略)
ゲスト:   ケイティ・サドラー(ワールドラグビー 女子ラグビー統括責任者)
       レイリーン・キャッスル(オーストラリアラグビー協会 CEO(最高経営責任者))
コーディネーター:   浅見敬子(JRFU理事・女子日本代表テクニカルディレクター)
司   会:   斎木尚子(ワールドラグビー理事・JRFU理事)
挨   拶:   坂東眞理子(昭和女子大学理事長・総長)
           岩渕健輔  (JRFU専務理事)

聴講について:
対  象:テーマに関心のある一般の方、スポーツ団体関係者、来日チーム関係者など
使用言語:日本語・英語(逐次通訳)
定  員:190人(事前申し込み制、先着順)、参加費無料
     一般の方の応募は23日(水)までにこちらから。
      http://bit.ly/2VnNuwx
     開催前日までに返信メールで送る「入校証」でご参加いただけます。

 

■登壇者略歴

ケイティ・サドラー氏  Katie Sadleir
World Rugby General Manager for Women’s Rugby

   スコットランド生まれカナダ育ち。シンクロナイズドスイミングで1984年オリンピックにはニュ  ージーランド(NZ)代表として参加し、1986年英連邦大会で銅メダルに輝く。現役引退後は同国で スポーツニュージーランドの運営、ハイパフォーマンスシステム構築を担う。NZ水泳連盟理事、    NZオリンピック委員会選手委員などを歴任、2016年11月ワールドラグビー女子ラグビー責任者に就任、現在に至る。

 

 


レイリーン・キャッスル氏  Raelene Castle

Rugby Australia the first female Chief Executive Officer

 オーストラリア生まれ。13人制ラグビーニュージーランド代表主将の  父、英連邦大会ローンボールのメダリストの母を持ち、幼い頃にニュージーランド(NZ)に移住。ネットボール、テニスなどで活躍する。NZテレコム、NZ銀行、富士ゼロックスなどの広報・マーケティング責任者を歴任。NZネットボール協会CEO、オーストラリアのラグビーリーグ(13人制ラグビー)所属チームCEOを経て、2018年1月からオーストラリアラグビー協会初の女性CEO、現在に至る。

 

 


浅見敬子氏

JRFU理事、ラグビー女子日本代表テクニカルディレクター、JOCナショナルアシスタントコーチ

 日本体育大学ラグビー部女子に入部。大学2年で女子日本代表に選出され、2002年女子ラグビーワールドカップ出場、2003年から代表主将。引退後の2007年に女子日本代表アシスタントコーチ、2012年に日本初のフルタイム女性コーチに。2016年リオデジャネイロ五輪ではヘッドコーチとして7人制女子日本代表を率いる。2018年、女子15人制日本代表の強化委員長に就任。