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12月19日(日)

2021年度 第6回 TIDユースキャンプ (BigMan & FastMan Camp)」は早くも最終日を迎えました。週末からの寒気の影響で気温が低く、海に面したJ-GREEN堺のピッチは今日も強風ですが、晴天に恵まれました。



さあ、いよいよ最終セッションです。今キャンプのゴールである「全員が最終セッションで自分の武器を発揮する」を達成するべく、昨日のレビューに続き、朝のチームミーティングでもコーチ陣とともにパフォーマンスを具体的に明確にしていきます。

 

J-GREEN堺のグランドは、宿舎と併設され、天然芝・人工芝・屋内フットサルを合わせて20面以上あります。この日も朝早くから全てのグランドが埋まる程多くの利用者がおられました。

 

ピッチに飛び出した選手は、意識も高くなったセルフアップ。今日からの合流となった里コーチによるスピードセッションから始まりました。今日からの合流と言ってもこれまで6回のオンラインキャンプから時間を共有してきたので全く問題なく、里コーチの対面による指導によってチームは正に「爆発」的に加速しました。

 


そしてFWは初日に続き、スクラムセッション。全国から集まったBig Manとはいえコロナの影響やチーム状況により十分にスクラムの練習ができていない選手も多いでしょう。その現状にアプローチするのもこのキャンプの設立の理由の一つです。伊藤・今田両コーチの指導の下、オンラインから取り組んできた個人スキルを対人・チームへと高めていきます。

 

BK Fast Manも個人から1v1・2v2そしてチームATへと発展してきます。個人スキルは里さんが加わり、これまで以上にパーツを具体化し、パフォーマンスへとつなげていきます。複数での攻防では中園コーチが元トップリーガーの視点でテクニック・駆け引き・コミュニケーションを加えて取り組み、Big Man & Fast Manともに、みるみる内に武器が磨かれていきました。



最終パートは、野澤HCがメインコーチとなって15v15のゲーム形式です。いよいよゲームの中で武器を発揮する時間です。AT・DF・BDそれぞれ取り組んできたパーツを組み合わせて、コミュニケーションでチームが繋がってプレー、パフォーマンスへと昇華していきます。このコミュニケーションについてもオンラインの時から大切に取り組み、この合宿中もグランド以外の時間やMTGを利用して高めてきました。アクションとリアクションが連動して声が響き合います。コーチからは各パートのキーワードや個人へのアドバイスや鼓舞する声が、トレーナー・ドクターは選手の動きを常にチェックしながら素早く対応する。全国から初めて集まった40名の選手と11名のスタッフが正にONE TEAMになった瞬間がそこにありました。それぞれが自分の武器を発揮し、周りがそれをサポートする。対面して3日目とはとても思えないチームセッションでした。



宿舎に戻り、レビューミーティングと閉講式を行い、キャンプは終了しました。最後のミーティングでは選手・スタッフ全員からレビューの発表があり、選手はいつものようにGood/Bad/Nextで、この合宿の成果をシートにまとめました。参加選手が経験を持ち帰り、周りの仲間にも影響を与えて共に成長し続けてくれることを祈念します。



このユースカテゴリーの合宿としては、今年初めての対面・集合形式の合宿となった今キャンプの開催に当たり、前後2週間の体調管理と参加者全員のPCR検査を行い実施いたしました。それに加えてJ-GREEN堺の素晴らしい環境と徹底した感染対策のお陰をもちまして、無事にキャンプを終えることができました。この場をお借りして関係各位のご理解とご協力に厚く御礼申し上げます。




12月18日(土)

2021年度第6回TIDユースキャンプ(Bigman& Fastman Camp)」は二日目を迎えました。昨日からの冷え込みが気になりましたが、晴天に恵まれました。今回グランド・宿泊ともにお世話になっておりますJ-GREEN堺の素晴らしい環境で今日も充実した一日にします。


食事はビュッフェ形式で、栄養バランスにも配慮され、自然に野菜とご飯が多く摂れる様なメニューが毎回提供されており、選手もスタッフも大満足の内容です。また感染対策も徹底していただき、黙食を実施しています。


 

今キャンプのゴールは「全員が最終セッションで自分の武器を発揮する」。今持っている才能“BIG”や“FAST”を武器にするべく、個人・ユニット・集団のセッションに取り組みます。

 

Big Man /FW担当コーチは、伊藤コーチと今田コーチ。昨日のスクラムに続き、今日はラインアウトのセッションです。Fast Man /BK担当コーチは、伊達コーチと中園コーチ。伊達コーチは、全国大会出場を控えた徳島城東高校の監督です。今日の日程を終えると徳島に戻られます。花園でのご活躍を祈念しております。



各セッション前のミーティングではゴールやキーワードを明確にし、練習後のレビューでは、Good/Bad/Nextで振り返ります。夜のミーティング後は、個人面談と狩野トレナーと熊崎アシスタントトレーナーによるリカバリー指導です。



明日は最終日。全員が武器を発揮できるよう選手・スタッフ一体となって取り組みます。


12月17日(金)

2021年度第6回TIDユースキャンプ(Bigman& Fastman Camp)」が大阪はJ-GREEN堺にて始まりました。多くの方々のお陰で2年ぶりに開催することができました。まず始めに今回の企画の実現の為にご尽力を賜りました皆様に心より御礼申し上げます。


本キャンプは、体格や身体能力に優れた選手に焦点をあて、有能なタレントを優秀なタレントに育成することを目的としています。今年度これまでに6回のオンラインキャンプを実施してきましたが、やっと対面で選手たちに会えたことを嬉しく思います。



14:00に集合した選手たちは、トレーナーによるメディカルチェックを行い開講式に臨みました。開講式ではスタッフの紹介に始まり、野澤ヘッドコーチから合宿のGOALが示され、その達成のためのメニューやキーワードを確認しました。そのGOALとは、「最終セッションでそれぞれの武器を発揮する」です。自らの「武器」を知り、失敗と成功を経験して最終日にそれを発揮することを目指します。


ユース年代の合宿では初めてお世話になるJ–GREEN堺ですが、正にスポーツの合宿に特化された施設であり、素晴らしい環境に驚きとともに感謝を持って、それに応えるべく必ず成長して帰ることを選手、スタッフともに決意を新たにしました。

 

グランドでは、なかなか経験したことのない程の強風でマーカーを使用することができませんでしたが、そんな中でもオンラインキャンプや動画での宿題で取り組んできたことを実際に体現してトレーニングすることができました。