大学選手権を、世界一、楽しもう。
大学ラグビーの王者を決定する「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」が今年も始まった。年末年始の風物詩とも言うべき、伝統のトーナメント戦は、今シーズンで第56回を迎えた。
北は北海道、南は九州まで全国各地の大学リーグや対抗戦を勝ち抜いた、いずれ劣らぬ強豪校・伝統校が、青春のすべてを賭けて、鎬(しのぎ)を削ることとなる。
決勝戦は2020年1月11日に新しい国立競技場で開催。約6万人の観客を収容するこのスタジアムで、令和初の大学王者となり、栄光の優勝カップ、寛仁親王杯を手にするのはどのチームとなるのか。
リーチマイケル(東海大学出身)や堀江翔太(帝京大学出身)、福岡堅樹(筑波大学出身)を始め、ラグビーワールドカップ2019™日本大会に出場した桜の戦士の多くが大学ラグビーでも活躍してきた。今大会に出場する選手の中から、2023年に行われるラグビーワールドカップフランス大会で躍動する未来の日本代表選手が出てくることは想像に難くない。
世界を驚かせた日本ラグビーの原点とも言うべき大学ラグビーを、ぜひスタジアムで楽しもう。