揺るぎない伝統と格式、強さと美しさを兼ね備えた、欧州最強のドリームチーム。
ブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズは、イングランド、スコットランド、ウエールズ、アイルランドの各代表チームから、4年に一度編成され、南半球の強豪３カ国（ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア）に順次遠征をする特別なチームである。

初結成は1888年。
選手にとって、130年余りの伝統のチームメンバーとして選ばれキャップホルダーとなることは名手として生涯の誉れとなる。
ライオンズを迎える南半球３カ国の代表チームにとっても、12年に一度しか対戦機会が巡ってこない憧れの一戦。旧宗主国の英国との対戦には、歴史的な意味も帯びてくる。
今回指揮するのは、RWC2019 日本大会でもウェールズ代表を率いた名将ウォーレン・ガットランド。過去10回の国際大会で優勝した経験のある「世界で最も成功した監督*」である。
2021年は南アフリカに遠征し、南アフリカ代表との3連戦を含めた全8試合を予定しているが、ツアーの直前となる夏至の頃、スコットランド・エディンバラで史上初となる日本代表戦が組まれた。

そのような伝統と歴史に日本代表が参戦するということは、まさに千載一遇の機会であり、いまだかつてない語り継がれていく一戦になることは必至である。
日本代表“Brave Blossoms”が光輝く場所へ向かって、新たな歴史の扉を開ける。

*WORLD RUGBY記事より
https://www.rugbyworldcup.com/news/91756