JAPAN RUGBY
中期戦略計画 2021-2024

2050年までの超長期的なビジョンや目標、
大枠の重点分野を設定し
2024年までの具体的な中期戦略計画を、
より実務的な視点で策定しました。

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会長メッセージ

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会会長 森重隆

世界中を混乱の渦に巻き込んだ新型コロナウィルス感染拡大が依然続く中、
日本ラグビーのためにご尽力いただいている全国のラグビーファミリーの皆様に、
心より感謝申し上げます。

RWC2019日本大会は、日本中を巻き込む大きな盛り上がりを見せ、
ラグビー日本代表のみならず、ラグビー自体の価値を飛躍的に高める結果となりました。
この成果は、長年にわたり日本ラグビーに関わった全ての人たちの努力と貢献の上に成り立ったものであり、このレガシーを長く後世に残し、日本ラグビーを更に発展させて行くことが、
私たちの今後の使命となります。
その道しるべとすべく、前戦略計画が2020年度で終了するにあたり、
ここに新たな中期戦略計画を策定いたしました。

JRFUでは、2009年にRWC2019日本開催、及び7人制ラグビーのオリンピック採用が決定したことを受け、 RWC2019日本大会の成功を最終目標とした、当協会として初めての長期戦略となった
「JRFU戦略計画2010-2019」を策定、2010年4月に運用を開始しました。
その後、東日本大震災、スーパーラグビー参入、RWC2015での日本代表の躍進など、 内外において、戦略計画に大きなインパクトを与える様々な事象が発生したこと、
また、RWC2019日本大会以降のレガシーをどのように残して行くかという新たな課題へ対応する必要性から、2016年12月に戦略計画を修正し、策定しました。
これが前計画である「日本ラグビー戦略計画2016-2020」です。

今回の中期戦略計画では、まず、2050年までの長期的なビジョンや目標、大枠の重点分野を設定し、
それに沿って、2024年までの具体的な中期戦略計画を、より実務的な視点で策定しました。
本計画では特に、全国の協会組織の強化や、地域や社会との連携など、これまで取り組めていなかった課題にも取り組んで参ります。
ラグビー競技者、支援者、ファンの皆様が一体となり「世界一ラグビーが身近にある国へ」という、
長期ミッションへ向かって動き出していきたいと思います。中期計画は、今後4年ごとに見直し、最終的な長期目標の達成を目指します。
引き続き、皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

2021年3月26日
公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会
会長 森 重隆

JAPAN RUGBY 2050
活動指針

  • Mission

    JAPAN RUGBYの使命

    ラグビーが、
    世界一身近にある国へ

  • Vision

    JAPAN RUGBYの未来像

    世界のラグビーをリードし、
    スポーツを越えた
    社会変革の主体者となる

  • Target

    JAPAN RUGBYが掲げる
    達成目標

    再びワールドカップを
    日本に招致し、世界一になる

中期戦略計画 2021-2024
中期目標

  • 15人制男子
    ラグビーワールドカップ
    2023年大会

    ベスト8に到達し
    さらなる上を目指し
    チャレンジ

  • 15人制女子
    ラグビーワールドカップ
    2021年大会

    アジア予選突破
    本大会
    ベスト8進出

  • 7人制男女
    東京オリンピック
    2020年大会(延期)

    メダル獲得

中期戦略計画 2021-2024
5つの領域 / 8つの目標

I. 協会刷新

目標2

世界一のラグビーユニオンを目指して経営の安定化を図り、
未来への投資を拡充させるための財務基盤を確保する

既存の事業のさらなる充実に加え、ラグビーの魅力を体現する新規事業により収益力を向上させ、財務体質の強化を実現する。

II. 強化

目標4

代表チームを支える環境を整備し、
すべてのラグビー日本代表を戦略的に強化する

プレイヤーズウェルフェアを最優先としつつ、代表をはじめとした様々なカテゴリーの競技力を強化。ファンをはじめとしたすべてのステークホルダーが代表を支える環境をつくることで実現する。

III. 普及・育成

目標5

誰でも、いつでも、どこでも楽しめるラグビー社会をつくる

ラグビーワールドカップ2019日本大会のレガシーを活用し、ラグビーの魅力を子供達をはじめ世の中へ伝達する取り組みを通じて実現する。

IV. リーグ改革

目標6

ラグビーファンが熱狂する舞台をつくる

魅力的な新リーグの創設。選手、ファン、様々なステークホルダーの成長を促すリーグ環境の構築により実現する。

前中期計画レビュー

2016年の見直し時に設定した各種目標に関しては、新型コロナウィルスによる大会中止などの影響を受けた総観客数と7人制日本代表の目標以外はすべて達成された。

日本代表のブランディングや運営面のスタンダード向上による代表戦の集客向上、スーパーラグビーを活用した代表強化、RWC2019開催地と連携したレガシーの創出、小学校でのタグラグビー授業やカジュアルラグビーを活用した参画者の拡大などは、戦略に基づき各担当部門が推進することにより、成果を残すことができた

一方で、組織基盤や国際戦略の強化組織連携といった部分に関しては課題が残り、トップリーグの地域連携をキーにした新たな展開などについては、本戦略計画期間内では大きな成果には至らなかったが、様々な議論を経て多くのステークホルダーとの協力のもと発足する新リーグに受け継がれ、今後の進展が期待される。

戦略計画として一定の成果は上げられたと評価できるが、計画見直し時に重要成功要因として挙げた、戦略遂行のための体制整備に関しては実行できておらず、そのため組織全体として統合された戦略推進が行われたとは言い難く、計画の運用面としての課題が残った。

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