スポーツ庁委託事業(派遣型)

2016年度 レポート(1週目)

8月13日レポート

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)

8月7日に成田空港を出発した12名は翌8日早朝、オークランドに到着しました。オークランド空港での入国審査で「何をしに来たの?」と尋ねられ、さっそく英語でのコミュニケーションに挑戦。高校生の表情からは少しの緊張とこれから始まる3週間への期待が溢れる中、いよいよ念願のGame on Englishが始まりました。

空港から向かったのは過去2回ラグビーワールドカップの決勝戦が開催されたイーデンパーク。滞在中はイーデンパーク内にあるAuckland Rugby Academy(ARA)でラグビーの練習に参加します。イーデンパーク到着後、さっそくラグビーの練習を…とその前に、高校生は英語学習に向けた語学学校のクラス分けテストに臨みました。英語で書かれた問題に四苦八苦の高校生。英語学習も滞在中の大事なプログラムのひとつです。
テストの後はARAで栄養学の個人面談を受け、盛りだくさんの初日メニューは終了。高校生は滞在先となるホストファミリーのお迎えによりホームステイ先へ向かい、ニュージーランド生活をスタートさせました。

9日からいよいよ本格的なプログラムが始まり、語学学校ではテスト結果をもとにレベルごとに分かれてクラスに参加します。他国からの留学生とともにペアワークやゲーム形式の授業に参加し、英語に触れる楽しさも実感したに違いありません。日を追うごとに英語の理解を深め笑顔の輪が広がっていきます。
ARAでは、様々なスキルチェックを経てグラウンドでの練習も始まりました。もちろんコーチの指導はすべて英語で行われます。身振り手振りも交え、懸命にコミュニケーションをとる高校生。ウォーミングアップでは海外の男子選手とともにタッチフットに参加するなど、ラグビーを通じた国際交流を実践します。

そして迎えた8月12日。12名で初めての試合に臨みます。対するは同年代とは思えないほど迫力のある現地女子学生。不安と驚き交じりのなかキックオフの笛が鳴りました。終わってみれば大差をつけて高校生が圧勝。続く試合も走り勝ち、無事に2戦2勝を収めました。試合後は対戦相手と交流を深め、ラグビーでつながった異国の友達と過ごす時間に多くの笑顔が咲きました。

初めての経験ばかりであっという間に過ぎた一週間。ホストファミリーとの会話にも慣れ、英語もラグビーも着実にスキルアップしています。笑顔溢れる高校生に乞うご期待です!

8月8日(月)栄養学面談
8月9日(火) トレーニングジム練習
8月9日(火) スキルコーチのロッキーさん・サキさん
8月11日(木) グラウンド練習
8月12日(金)Kelston School練習試合後
8月12日(金)Mount Roskill School練習試合後
8月12日 (金)ホストファミリーが応援に来てくれました