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第7回 12開催都市集合会議を開催

2022年10月23日(日)に「第7 回12開催都市集合会議」が東京にて開催されました。
約3年ぶりに開催された本会議は、RWC2019開催都道府県協会の普及育成担当者と協会関係者並びに開催自治体担当者の合わせて25名が参加しました。
また今回は豊田市、東大阪市、大分県から自治体の担当者が参加したことで、自治体と都道府県ラグビー協会(都道府県協会)、日本ラグビーフットボール協会(JRFU)の3者が今後どのように連携しながら地域のラグビー活動に取り組んでいくか、共通認識を確認することができました。

参加者は以下のタイムスケジュールの通り、地域毎の取り組みや課題の共有を行い、今後の地域ラグビー活動について意見交換を行いました。

タイムスケジュールと実施内容 ※抜粋
11:00-11:10:12開催都市集合会のこれまでの取組みと今後の取組みについて
11:10-11:15:RDO活動と2025年までの配置計画
11:15-11:30:未来計画後期の後期とJRFU中期戦略計画の後期の連動について
11:30-11:50:未来計画の地域事例の共有
11:50-12:20:グループワーク
13:00-13:20:JRFUの取り組みの情報共有①(中期戦略計画の進捗状況、競技人口の推移)
13:20-13:40:JRFUの取り組みの情報共有②(放課後ラグビープログラム、体験会、体験授業、タグラグビー普及拠点事業)
13:40-14:40:未来計画後期推進のためのグループワーク

参加者はJRFUと都道府県協会、自治体との連携・協働に向けて、地域におけるラグビーの具体的なニーズと課題について、どのように持続的に活動して行けるかグループワークを通して積極的に議論しました。また、会議内では熊本県協会と北海道協会から地域のラグビー活動と今後の計画についてプレゼンテーションが行われました。
今回共有された各地域の取り組みと課題は、JRFUの中期戦略計画に基づく施策へと具体化してまいります。

会議ではRWC2019開催をきっかけに増加した都道府県協会間の情報共有や、協働事業の機会を継続し、12開催都市の都道府県協会と自治体はこれまでの経験や連携関係を生かしながら、全国のラグビー普及のモデルケースとなる活動を推進して行くことが話し合われました。
最後に次回開催に向けて今後の連携と具体的な協働について参加者からの質問も交えながら確認を行い「第7回 12開催都市集合会議」は終了となりました。

参加者コメント
兒島 圭 (福岡県ラグビーフットボール協会 書記長)
12開催都市集合会議に参加して感じたことは、協会組織の規模の大きさに関わらず抱える課題は多岐に渡り、その課題は地域だけではなく日本のラグビーの将来に直接関わってくる課題なのだということでした。
都道府県協会はそれぞれの地域で、自分たちのやり方で活動を行っていますが、今後は12開催都市集合会議を活かし、成功だけではなく失敗やチャレンジも共有しながら、どのように地域でより良いラグビー活動ができるかを、12開催都市協会だけに留まらず全国に広げていけるかが課題だと感じました。
また福岡県ラグビーフットボール協会として、この12開催都市集合会議で共有されたプレーヤーの減少や幅広い普及育成活動にフォーカスしてチャレンジできる協会を目指していきたいと思いました。自分たちの地域の経験を共有しながら都道府県協会と日本協会が連携しながら新たな仕組みを作っていきたいと思います。