2024年8月4日(日)中国エリア普及育成会議を広島市のBalcom BMW 広島総合グランドで行いました。
中国エリア(島根県、岡山県、広島県、山口県)のラグビー協会の方々にお集まりいただき、JRFU・地域普及担当者(Regional Development Officer、以下RDO)と意見交換、交流を行いました。
この会議は対面で座学と実技を交えながら、ラグビーに長く広く携わってもうための考え方を検討・共有する目的で開催され、午前が普及育成をテーマにした「グループワーク」、午後がグラウンドでの「ウォーキングラグビー」 「T1ラグビー」体験の構成で実施しました。
(※)「T1ラグビー」の説明はこちら
午前はRDOによる中国エリアの競技人口推移の説明の後、「ラグビーから離脱する理由、タイミング」 「ラグビーが選ばれない理由」をテーマにグループワークを行いました。どのグループも各県普及育成担当の方々が現場視点から現状を踏まえた忌憚のない活発な意見を発表されていました。
その後、JRFUが現状考えるLTPD(Long Tearm Participant Development、以下LTPD)の考え方を説明し、2つ目のグループワークテーマとして「⾧くラグビーに携わる(携わってもらう)ため何ができるか」を各県の現場の皆様よりご意見やご経験をお伺いし、発表いただきました。
午後はLTPDの一環で誰でも楽しめるラグビーの紹介として「ウォーキングラグビー」 「T1ラグビー(※)」を参加者全員で体験しました。1セッション5分程度で行いましたが、セッション間では「どのようにしたらプレーヤーが楽しめるか」をその場で考え、意見し、ルールを変えて次のセッションで実践する、という指導現場を想定した進め方が採られ「これなら年齢関係なくできるね」などの声が上がりました。
最後に今日1日のプログラムを終え、参加者に感想を伺い
「全国のRDOと直接会うことで距離感が縮まった、意見交換ができたのは良かった。これからもコンタクトをとり続け普及育成の取組を高めたい」
「各県の普及育成に良い人材がいるので、今後このような会に彼らも参加させたい」
「RDOを活用していきたい」
などご意見をいただきました。