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レポート 2024年度【第2回】群馬県女子活動拠点事業

▲【群馬県】第2回合同練習会 集合写真

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【群馬県】第2回合同練習会
実施日時:  2024年10月5日(土) 12:00~14:00
実施場所:  太田市第2サッカー・ラグビー場(太田市龍舞町)
参加者数:  計24名(中学生:4名/高校生:12名/大学生:1名/コーチ・トレーナー:7名)
メインコーチ:   阿部 翔太(JRFU公認B級コーチ・前橋育英高校ラグビー部顧問)
実施内容:
 第2回は対象者を中学生以上の経験者とし、セブンズの練習会になりました。また、この練習に合わせてレフリーに興味がある大学生がレフリングの練習を行いました。
 本年度は、活動場所や新たなコーチの発掘、女子ラグビーの特性を共通認識してコーチングのスキルアップを図ることを目的しており、今回は、女子が所属しているラグビー部の顧問である阿部翔太教諭をメインコーチ、入澤航平教諭(県立大泉高校女子ラグビー部顧問)がサブコーチを務める練習会となりました。レフリーの練習はB級レフリーの櫻井美江が担当しました。

 共通認識するためのゴールとしては前回と同じです。【プレイヤーセンタードコーチングで全員が「楽しくワクワク成長する」】。キーポイントは【 「チャレンジ」新しいことにチャレンジする】 【 「コミュニケーション」前向きなコミュニケーションをとる】です。

 5日も小雨が降る中でのスタートとなりましたが、高校生がリーダーシップをとりアップが始まりました。アップ内容は、プレイヤーによっては普段やりなれない動きがあったようですが、自分の体を守るために大切なアップで、よい学びになっている様子が見られました。ハンドリングではスピードを意識した練習を行い、ここで意識したことを使って7対7のアタックディフェンスで練習を仕上げました。今回は、高校生の大会が近いことから、高校生対中学生プラス高校生のチーム編成としました。また安全確保のため、タッチフットによる練習となりました。

▲パートナーアップの様子(左)、ハンドリングの様子(5対3)(右)

 レフリーに興味がある大学生は、笛を吹くのは今回が初めてということだったので、場面による笛の吹き分けから練習を始めました。プレイヤーでもあることからか理解が早く、基本的なレフリーシグナルもすぐに習得しました。そのあとは、セットプレイからのランニングコースを確認し、その後7対7の練習に混ぜてもらって、ランニングコースを確認する練習を行いました。
  練習最後に、プレイヤー全員が集まり、今日の練習を振り返って練習会は終了しました。

レフリーシグナルの練習(左)、練習終了後の振り返りの様子(右)

◎中高生練習のメニュー一覧
1.アップ
・セルフアップ(股関節中心部)
・パートナーアップ
(手押しジャンプ、首4方向、かち上げタックル、抵抗ありの馬歩き、馬跳びくぐり10回)

2.ハンドリング
・3対2  DFは手を繋ぐ。ATは、前に出て、スピード重視。
落としたら、セービングとオーバー&ピックゴー
・5対3  カンタベリー D

3.7対7のタッチAD

◎レフリー練習のメニュー一覧
笛の吹き分け / レフリーシグナル / 試合開始の笛とレフリーの動き / トライ確認の笛とレフリーの動き / セットプレイからのランニングコース / 7対7のタッチADに入ってのランニングコースの確認

◎参加者の感想
[レフリーの練習を行った大学生]
本日、レフリーの練習をさせてもらいましたが、笛の吹き方から、シグナルの練習、試合の始め方など様々なことを丁寧に教えて頂き、実戦形式ではランニングコースを学ぶことができ、とても良い機会になりました。ありがとうございました。

*今回の取組での成果と課題を踏まえ、第3回以降の合同練習会を企画していきます。

*第1回レポートはコチラ