皆さん、こんにちは
今回は、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2025のマッチオフィシャル’sトピックスをご紹介します。
今シーズン、熊谷大会(6月21日・22日)で開幕し、北九州大会(7月20日・21日)、花園大会(8月2日・3日)と続き、ファイナルとなる札幌大会(8月17日)と4大会で熱戦が繰り広げられ、本国内最高峰女子セブンズシリーズ(4大会 計122試合)を経験豊富なメンバーと若手や国スポ(滋賀県、宮崎県)の育成メンバー、開催都道府県メンバー、コーチングスタッフの総勢52名のマッチオフィシャルで臨みました。
まずは、大会ルーティンの集合フォトをご紹介します。
■熊谷大会 決まりの埼玉ポーズ !
■北九州大会 田代未空レフリーによって編み出された北九州のKポーズ
■札幌大会 「北海道はでっかいどぉー」の掛け声とともに北海道の形取りポーズ
続いては大会前のウォーミングアップです。第一試合の担当レフリーが開始時間、
メニューを決めて全員でアップします。
DAY2順位決定トーナメントでは、インゴールジャッジを配置するゲームもあることから、ウォーミングアップでは注意事項の共有やその動きを取り入れたメニューによりゲームに備えます。
ウォーミングアップ終了後は、円陣を組み士気を高めます。
こちらはインカムチェックの様子です。
左から田畑さん、廣瀬さん、橋口さん。北九州大会では、宮崎国スポの事前研修を兼ねての参加となりました。多くの学びを宮崎に持ち帰り、ぜひ、他のレフリー関係者へフィードバックをよろしくお願いします。
続いて、こちらはタイムキーパールーム(北九州大会)の模様です。手前から林さん、田代さん。各大会2名体制で運用しており、大会によっては会場の音響担当の方がホーンを鳴らすなど、2日間 計34試合を連携して対応しています。
毎大会、マッチオフィシャルのレビュー用として、全試合映像を撮影しています。こちらの写真は北九州大会でレフリースタッフとして担当いただいた八木さんです。
大会終了時のミーティングでは、毎回、開催都道府県の方に締めのご挨拶をお願いしており、花園大会では地元大阪府 嵯峨さんがご担当。
皆さん、ありがとうございました。
最後になりますが、今シーズンのトピックスとして、ご出産を経て2シーズンぶりに本シリーズ全大会に参加された、神村レフリー(写真左)にコメントをいただきましたのでご紹介します。
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まずは産後、女子のエリートレベルに復帰することが目標だったので4ラウンドを終えることができ安堵しています。
また今回は、4大会中3大会で国立スポーツ科学センターの女性支援育児サポートプログラム、および現在、日本ラグビーフットボール協会内にて正式な制度化に向けて、試験的に運用を進めている女子レフリー育児サポートプログラムを活用させていただきました。
両プログラムにより育児とレフリー活動を両立することができ、大変感謝しております。関係者の皆さまには多大なるご支援を賜り誠にありがとうございました。
冬に向けて15人制へとシフトしていきますが、レフリーとしてしっかりとパフォーマンスを発揮し女子ラグビー界に貢献できるよう努力しますので、引き続き宜しくお願いいたします。
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国内のセブンズ大会も残るところ太陽生命カップ2025第16回全国中学生ラグビーフットボール大会女子の部(9月)、第79回国民スポーツ大会(10月)、第8回全国U18女子セブンズラグビーフットボール大会(10月)となり、全て日本一を決定する重要な大会となります。
各地域協会では、15人制シーズンが開幕していることと思いますが、もうしばらく、セブンズならではのスピード感と熱気を、ぜひ会場で楽しんでいただけると幸いです。