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誰でも、いつでも、どこでもラグビーを楽しめる社会に

 

(公財)日本ラグビーフットボール協会は、本年度新たに策定・発表したジャパンラグビー中期戦略計画 2021-2024 のもと、2050年までの長期的展望として「ラグビーが、世界一身近にある国へ」というミッションを掲げ、更なる発展に取り組んでおります。

 その中期戦略の中で、普及育成においては「誰でも、いつでも、どこでもラグビーが楽しめる社会をつくる」という目標を掲げ、その実現のために、次の4つのテーマを柱に、更にそれぞれの柱に4つの具体的なアクションプランを策定して推進しています。

  1. 必要な資源(人材、拠点、資金、情報)の質・量を高める
    ・指導者・レフリーの質量向上
    ・活動拠点の整備
    ・普及育成の財政基盤づくり
    ・データベース基盤の整備とデータ活用
  2. 全国の協会やクラブ、チームの取り組みを支える
    ・コミュニケーション(情報伝達・広報活動)の促進
    ・地域協会との連携強化(地域協会の体制強化と、自走できる仕組み作り)
    ・マネジメント人材養成と配置
    ・新リーグとの協働
  3. より安心安全にプレーを続けられる環境を整える
    ・スクール(タグ・ミニ・ジュニア)ラグビーの拡充
    ・中高生の普及育成基盤改革
    ・プレイヤーウェルフェア(心と身体の安心・安全)
    ・女子ラグビーの普及育成基盤づくり
  4. ラグビーの楽しさや価値をより多くの人々に広める
    ・ラグビー参画者の拡大 (ラグビーにふれるきっかけと、関わり続けられる環境の整備)
    ・教育プログラムの整備
    ・障がい者とラグビーをつなぐ
    ・国際協力プログラムの推進

 次に日本でラグビーワールドカップが開催される未来はそう遠くはありません。あっという間にやってきます・・・。「誰でも、いつでも、どこでもラグビーが楽しめる社会」の実現に向けて、各チームの選手、コーチ、レフリー、ボランティアの皆さま、全国の三地域、都道府県、市町村ラグビー協会の方々と力を合わせ、そして自治体や学校、企業など地域や社会とも連携しながら、ラグビーワールドカップを「ラグビーが、世界一身近にある国」として迎えている未来を共に目指しましょう!

 そのために、このページでは、これまでの一方通行の情報発信ではなく、ラグビーの未来のためにコミュニケーションを図るプラットホームにしていきたいと考えておりますので、ぜひ皆さまからも情報やコメントをお寄せください!

(公財)日本ラグビーフットボール協会
普及育成委員長 西機真