女子 ニュース&トピックス

レポート 2024年度【第4回】群馬県女子活動拠点事業

▲【群馬県】第4回合同練習会 集合写真

ー---------------------------------
【群馬県】第4回合同練習会
実施日時:  2024年11月23(土) 
       午前の部 11:00~12:30 午後の部 13:30~16:00
実施場所:  アースケア敷島サッカー・ラグビー場(群馬県前橋市敷島町66)
参加者数:  午前の部 35人(コーチ、レフリー等スタッフも含む)
      午後の部 94人(コーチ レフリー等スタッフも含む) 
メインコーチ:  鈴木 陽子(JRFU公認A級コーチ・群馬プライムスチームディレクター)/大﨑 稔(JRFU公認スタートコーチ・前橋レディースコーチ

実施内容:
 第4回は、経験者対象の午前の部と、初心者を含む全カテゴリーを対象とした合同練習会となりました。
本年度は、活動場所や新たなコーチの発掘、女子ラグビーの特性を共通認識してコーチングのスキルアップを図ることを目的しています。共通認識するためのゴールとして、拠点活動事業は一貫して同じです。【プレイヤーセンタードコーチングで全員が「楽しくワクワク成長する」 】。キーポイントは【 「チャレンジ」新しいことにタグラグビー試合チャレンジする】 【 「コミュニケーション」前向きなコミュニケーションをとる】です。

 午前の部では、ノータックルラグビーのゲームが行われました。タグを活用するゲームを鈴木コーチから教わり、早速ゲームが行われました。昔はゲームに参加していたけれどタックルがあるゲームには参加していなかった女性2名や、故障からのリハビリ中でコンタクトゲームはまだできない高校生が、コンタクトラグビーができるメンバーと一緒にゲームを行いました。誰もがラグビーを楽しめる時間となりました。

▲ノータックルラグビーゲームの様子 コンタクトできないメンバーもみんなでラグビーを楽しんだ

 午後の部では、群馬プライムスディレクター鈴木コーチが練習の大枠を考え、それに基づいて前橋レディースの大﨑コーチが経験者のカテゴリーを担当し、鈴木コーチは初心者のカテゴリーを担当しました。また、他のコーチは見学しながら必要なところでサポートに入りました。

 第3回で鈴木コーチが「友達を連れてきてほしい。」と参加者に呼びかけたところ、ある高校生が女子硬式野球部に所属している友達に声をかけて、そのチームから10名の参加がありました。また、いつもは子どもの様子をみている母親も何人もが参加しました。さらに高校生が所属しているラグビー部の男子も10名ほど参加し、今まで最多の参加者となりました。

▲午後の部の様子 友達からの誘いで女子硬式野球部員10名も参加

◎参加したメンバーの感想

  • 今日初めてラグビーをやってみていろいろな方から教えてもらい、コミュニケーションもとれてよい経験になりました。(女子硬式野球部所属)
  • 長くラグビーを続けられる環境をつくっています。現役で活躍する選手もありだけれど、40歳、50歳、それ以上になっても楽しめるラグビーのやり方があると思います。こんなかたちで一緒にやり続けたらと思っています。(前橋レディースコーチ)
  • 子どもと一緒に始めたラグビーをいまでも頑張ってやっています。いまでも楽しく一生懸命やっています。これからも続けていきたいと思っています。(午前のノータックルラグビーのゲームに参加した前橋レディースプレイヤー)

*今回の取組での成果と課題を踏まえ、第5回以降の合同練習会を企画していきます。5回目は12月8日(日)に太田で予定しています。

*これまでのレポートはこちら