小学生 ニュース&トピックス

全国小学生タグラグビー大会開催中止について

 2022年2月12日に開催を予定しておりました第18回全国小学生タグラグビー大会を誠に残念ながら開催を見送る決断をさせていただきました。

 大会1か月前の時点では新型コロナウイルスの感染も小康状態であったため、開催を決定し1月14日に開催するリリースを出しました。
 しかしながら、1月17日から全国各地で「まん延防止等重点措置」実施の検討に入ることが報道され、翌々日の19日には1月21日から2月13日まで13都県に適用されることとなりました。これを受けまして普及育成委員会小学生部門タグラグビー担当者との会議を実施し、日本ラグビー協会として中止を決定し発表をさせていただきました。

 主に下記の理由によって、総合的に判断をいたしました。

  1. 1月19日の時点で、12あるブロック大会のうち5つしか開催できておらず、今後のブロック大会も開催が難しいことから、代表チームの選定が困難になること。
  2. 開催日の2月12日時点で東京都全域にまん延防止等重点措置が適用となり、医療リソースへの影響、感染拡大防止に協力するべきであること
  3. 小学校チームもあり、市外、県外への移動が難しいチームが出ることが想定され、全国大会としての開催ができなくなる可能性が高いと予想されること。

 本年度は感染拡大防止に十分に配慮するため、ピッチサイズ、競技人数を変更するなど予選から全国大会まで安全安心に開催できるよう準備してまいりました。全国大会を目指し研鑽を積んできたプレーヤーの皆さんがその力が発揮できる場がなくなってしまい大変残念に思っております。しかしながら皆さんがタグラグビーを通して感じられたラグビーのコアバリュー「品位・情熱・結束・規律・尊重」をこれからもラグビーやラグビー以外でも生かしていただけることを願っております。

 最後になりましたが、プレーヤーの体調管理から活動サポートなどご支援をいただきました保護者の皆様、このような難しい環境のなか工夫しご指導をいただいた指導者の皆様に厚く御礼を申し上げます。