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レポート:ラグビー体験授業(鹿児島県さつま町 鶴田小学校)

鹿児島県さつま町の鶴田小学校で9月22日にラグビー体験授業が実施されました。

講師は地元の企業である日特スパークテックWKSラグビー部の皆さん。まずはキャリア教育講話として、お仕事とラグビーの特性についてご講義いただきました。メインでご説明いただいたのは、ラグビー部のヘッドコーチをされている本田光さん。一方的に話すのではなく、適宜、児童の反応を見ながら質問されている姿が印象的でした。「うちの会社を知っている人?」「工場に入ったことがある人?」など質問され、挙手する児童が多く地元に根付いた企業であることが伝わりました。児童の中にはお父さん・お母さんが日特スパークテックWKSで働いている子もおり、みんな真剣に耳を傾けていました。さつま工場では、車やバイク、飛行機の「プラグ」が製造されており、それはガソリンを着火させるライターの役割を果たしているという説明にみんな頷いていました。

その後ラグビーの特性について、選手の画像をたくさん使ってご説明いただきました。「チームで一番重い選手は113キロで、一番軽い選手は45キロです。」という説明には驚きの声があがっていました。ラグビーにいろんなポジションがあり、それぞれの得意不得意を活かし・補いながらプレーしている。それは仕事にも通じており、ラグビーで学んだことをお仕事にも活かされているとキャリア講義をまとめていただきました。

講義のあとはラグビー体験です。4つの班に分かれて「ボール運び」や「お手玉取り」で競い合いました。「お手玉取り」は攻撃と守備に分かれ、攻撃側はタグをつけ、それを取られないように守備側にあるお手玉を奪いに行くというものでした。メニュー間にはチームトークの時間が設けられ、それぞれの班に入ったラグビー部の選手と積極的に交流されていました。

ラグビー体験授業の実現にあたってご協力いただいた日特スパークテックWKS、さつま町教育委員会、鹿児島県ラグビーフットボール協会、鶴田小学校の皆様に改めて感謝申し上げます。今後は九州内で体験授業の取り組みを広めていきます。