女子 ニュース&トピックス

レポート 2024年度【第5回】群馬県女子活動拠点事業

▲【群馬県】第5回合同練習会 集合写真

ー---------------------------------
【群馬県】第5回合同練習会
実施日時:  2024年12月8日(日) 13:00~15:00
実施場所:  太田市第2サッカー・ラグビー場(太田市龍舞町)
参加者数:  計26人(内訳:小学生 11名 中学生 2名 高校生 6名 コーチ 7名)
メインコーチ:
東毛ワイルドナイツラグビースクールコーチ:小林 宏/大泉高校ラグビー部顧問 教諭:入澤 航平
実施内容:
 第5回は、再び太田での練習会となりました。小学生はタグラグビー、中・高生は主にハンドリングの練習になりました。
 本年度は、活動場所や新たなコーチの発掘、女子ラグビーの特性を共通認識してコーチングのスキルアップを図ることを目的としています。第2回ではサブでコーチングしていた入澤航平教諭(県立大泉高校女子ラグビー部顧問)が中高生をメインでコーチングし、A級コーチである鈴木陽子さんがサブコーチを務める練習会となりました。小学生はタグラグビーのエデュケーターでもある東毛ワイルドナイツラグビースクールコーチの小林宏さんがコーチングしました。
 共通認識するためのゴールとしては一貫して同じです。【プレイヤーセンタードコーチングで全員が「楽しくワクワク成長する」 】。キーポイントは【 「チャレンジ」新しいことにチャレンジする】 【 「コミュニケーション」前向きなコミュニケーションをとる】です。
 8日は上州名物「空っ風」が吹く、冬らしい天候でしたが、県内の各地から女子プレイヤーが集まりました。最初に全体でタグを使ったアップの活動を小林コーチが指導し、体がほぐれたところで小学生は小林コーチと一緒にタグラグビーの活動を行い、中高生は入澤教諭、鈴木コーチとハンドリングの練習を行いました。

 練習の仕上げではアップの時に作った小学生から高校生までの混合4チームでタグラグビーのゲームを楽しみました。最後に、プレイヤー全員で「今日は楽しかっタグ!」と言いながらタグをとり、練習会は終了しました。

「今日は楽しかっタグ!」の様子(左)

◎小学生メニュー

  1. ボールリレーゲーム
  2. 円形パス(内向き、外向き)
  3. ボール集めゲーム(※1)
  4. ゲームにつながる練習(※2)

(※1)7個のボールを中央に置き、1個ずつ自分のチームのところまで持ってくる。中央のボールがなくなったら、他のチームのところにあるボールを持ってきても良い。3個早く集めたチームの勝ち。
    ア)個人戦 イ)チーム戦 ウ)パス有り戦
(※2)1対1のトライゲーム⇒2対1のパス練習⇒2対1のトライゲーム⇒2対2のトライゲーム

◎中高生メニュー(ハンドリングを中心に)

  1. 4人1組のショートパス(パスリレー:ショート、ミドル、ロング)
  2. 円形パス(内向き、外向き)
  3. 4列パス等の動きがあり、かつ基礎的なもの
  4. 5対5-2(DF 側の人数が減る)
  5. 3対2(赤、青、黄のシチュエーション分けで DF がプレッシャーをかける)

*中間振り返りとして第1回から今回までの練習メニュー等をまとめ、県内の女子ラグビーのコーチと共有する予定です。さらに5回まで内容を振り返えるアンケートを実施し集計結果を共有して、事業の改善と意識の共有を図り6回以降の活動に生かしていく予定です。【プレイヤーセンタードコーチング】の実現を目指します。

*これまでのレポートはこちら