スポーツ庁委託事業(派遣型)

2018年度 レポート(第2週)

レポート(第2週)

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)。

ニュージーランド滞在は2週目を迎え、女子高校生ラガールは今週も元気いっぱいプログラムに取り組みました。

Tauranga Girls Collegeではバディと一緒に様々な授業に参加。気さくなバディとは授業以外でも言葉を交わすようになり、友達の輪が広がっています。英語で話すことももう怖くありません。完璧には話せなくても、英語で気持ちを伝えるために知っている単語を駆使してコミュニケーションをとっています。

BAY OF PRENTY RUGBY UNION(BOPRU)のトレーニングでは、先週の敗戦を振り返り接点とタックルの強化に取り組みました。Franckコーチ、Kellyコーチはひとつひとつの動きを丁寧に教えてくれます。「なぜ」を考えながら、ゲームのシチュエーションによって、いつ、だれが、何をするのかを繰り返し練習しました。コーチの説明はもちろんすべて英語です。先週は理解不足でもそのまま流してしまう場面がありましたが、分からないことは質問し、全員でしっかり確認して取り組めるようになりました。

迎えた第2戦の相手は先週と同じBOPRU Invitationチーム。果敢に攻めた女子高校生ラガールは低いタックルとワイドアタックで見事初勝利を収めました!

試合後は毎年恒例の歌を贈ります。今年のラガールが選んだ曲はAIさんのハピネス。
「君が笑えば すべてが良くなる この手で その手で つながる」
ラグビーを通じ出会った仲間たちと笑顔の花を咲かせ、ラガールの合言葉「Link(つながる)」を心を込めて贈りました。

試合翌日はビーチセッションでリカバリートレーニングに取り組みました。波に追いかけられながら海の水をすくい集めるリレーや、砂浜ならではのメニューにこの日も笑顔が弾けるラガールでした。

週末にはニュージーランドラグビーを語るのに欠かせないハカのセッションに参加。マオリ式の挨拶「ホンギ」(鼻と鼻を合わせることでお互いの生命の息吹を交換し、仲間になる)で心を合わせ、ハカが生まれた背景や歌詞の意味、振り付けを学びます。最初は恥ずかしがっていたラガールも、相手を威嚇する戦いの儀式として気迫十分のハカを披露しました。

ハカセッション後にはSteamers(BOPRUのトップチーム)とTaranakiの一戦を観戦。日本とは違う観客の盛り上がりに、本場のラグビーに触れて大興奮のラガールでした。

2週間で大きな成長を遂げたラガールたち。弾ける笑顔でラスト一週を迎えます!

8月13日ラグビートレーニング(1)
8月13日ラグビートレーニング(2)
8月14日ラグビートレーニング
8月15日栄養学
8月15日試合(1)
8月15日試合(2)
8月15日試合(3)
8月15日試合(4)
8月15日試合(5)
8月15日試合(6)
8月16日ラグビートレーニング(1)
8月16日ラグビートレーニング(2)
8月16日ラグビートレーニング(3)
8月18日ハカセッション