■2015年6月6日(土)

本日6日は2つのチームにわかれ、12対12の変則的な紅白戦を行いました。
日本代表のファーストジャージーがTeam RED、セカンドジャージーがTeam BLUEとなってわかれ、「ラグビーワールドカップのセレクションの一環(エディー・ジョーンズヘッドコーチ)」というだけに、真剣勝負での試合となりました。

試合前はそれぞれのチームにわかれて、約20分間のウォーミングアップ。

そして試合の前には両チームともにジョン・プライヤーS&Cコーディネーターのフィットネスメニューでを実施。
疲労を蓄積した状態で試合を行うためです。前後半の冒頭に行われました。

変則的な試合方式でしたが、選手たちは本当の試合のように白熱。

本日はリハビリメニューやコンディショニングの選手たちは試合の手伝いとして、試合の撮影やウォーターボーイなどを担当しました。

また、本日は天候にも恵まれ、たくさんの方々に見に来ていただきました。
ありがとうございました!

試合後は最後に選手全員が並んでみなさんに挨拶。

勝利チームの五郎丸キャプテンから「こんなに来てくれてありがとうございます。これからワールドカップへ向けてがんばるので、みなさん応援よろしくお願いします」。

試合後はサインや写真撮影などに応じました。

明日7日はリカバリーのみで、8日​からまた練習を開始します!

■2015年6月5日(金)

本日5日の早朝練習はFWはキャンセルとなり、BKのみジムでウェイトトレーニングとスキルトレーニングを行いました。

スキルトレーニングはボクシンググローブをはめて、ディフェンスの練習。

最後は全員円になって、真ん中に鬼が2人、ボールを触られないようにどんどんパスを繰り返すゲーム感覚のトレーニングでした。

早朝練習がなくなったFW陣は午前10時から約1時間のウェイトトレーニング。
BK陣は早朝練習のみの5日となりました。

FW陣はその後、雨の降りしきるグラウンドにてスクラム練習を約40分。

視界も悪くなるほどの豪雨で、足元も緩かったですがスクラムは欠かせない練習の一つです。

昼食後に、明日6日に行う紅白戦のメンバーが発表になりました。

12対12(FW7人、BK5人)の紅白戦を、明日6日10:50から行いますので、ぜひ見に来て下さい。

「ワールドカップへのセレクションの1つとなる」とエディー・ジョーンズヘッドコーチ。
チームレッドは五郎丸キャプテン、チームブルーは廣瀬キャプテンが率います。熱い戦いが行われること必至。

※チームレッドはFW1名、BK1名ずつ多いので、入替/交替があります。

[チームレッド]
三上正貴
長江有祐
湯原祐希(バイスキャプテン)
垣永真之介
伊藤鐘史 (バイスキャプテン)
アイブス ジャスティン
村田毅
ホラニ龍コリニアシ
内田啓介
立川理道
藤田慶和
田村優
五郎丸歩(キャプテン)
ティム・ベネット

[チームブルー]
平島久照
木津武士
山下裕史(バイスキャプテン)
宇佐美和彦
大野均(バイスキャプテン)
有田隆平
ヘイデン・ホップグッド
山中亮平
廣瀬俊朗(キャプテン)
カーン・ヘスケス
マレ・サウ

■2015年6月4日(木)

本日4日の早朝練習はFW、BKともにジム内のセッションで始まりました。

まるでボクシング部のような出で立ちでのS&Cセッション。
選手たちが繰り出すパンチも本物のボクサーのようでした。

リハビリ中の真壁選手とアマナキ選手もグローブをつけてボクシング形式のS&Cセッション。

ウェイトを頭上にあげてのエアロバイクなども行い、選手たちからは汗が噴き出していました。

前日の豪雨からは打って変わって快晴となったこの日。

早朝練習時は朝露が芝生にたまってまるで霜が降りているようでした。

早朝練習ではBKとバックローでのアタック練習。朝7時とは思えないほどの激しさ。

FW陣はモールの練習や、グラウンドでのインターバル走などを行いました。

6

午前練習は約30分ウェイトトレーニングにフォーカス。

午後の練習は全体練習の前にBKとFWがわかれ、実戦形式の練習のための準備を行いました。
スピードトレーニングの一環で選手達が数メートルのダッシュを繰り返していますが、何か口に加えているのは紙を丸めたもの。

顔を力ませずリラックスした状態で走ることも重要です。

約50分の全体練習はほぼ実戦形式の練習を行いました。

本日午後の練習前に再合流した五郎丸選手は練習は別メニューでしたが、練習終わりでキックの練習を行いました。

今月から使用しているこのポールは、ワールドカップと同じ世界基準の17mのポールです。
片方のゴールは5月まで使用していたものと同じなのですが、ずいぶん長さが違いますね。
「狙いやすい」と五郎丸選手。
9月のワールドカップ本番に向けて準備を進めています!

■2015年6月3日(水)

昨日2日の激しい練習から一転、本日3日は早朝練習がキャンセルとなり、午前練習の一度のみの練習となりました。

FW、BKがそれぞれわかれ、約1時間のジムでのウェイトトレーニングを行いました。

重力に反対に角度をつけて、より負荷をかけた状態での筋力トレーニング。

体幹強化に有効なプランク。頭の先からかかとまでを床と平行にします。
堀江選手と畠山選手がペアになって、腰の位置などをお互いに直して改善をはかっています。

田村選手があげているのは115kg。
BK陣でもかなりのウェイトをあげています。

BK陣は高阪スポットコーチ(高は正しくは「はしご高」)によるS&Cセッションや、スキルトレーニングをジム内で行いました。

FW陣はウェイトトレーニング後に外でスクラムセッションを40分ほど行いました。

かなり強い雨が降る中でのトレーニングとなりました。

明日4日は早朝から、午前、午後の3部練習予定です!

■2015年6月2日(火)

集合翌日の6月2日は​6時からの早朝練習でスタート。
高阪スポットコーチ(高は正しくは「はしご高」)によるS&Cセッション。高阪スポットコーチのかけ声で次々とポジショニングを変えていきます。

顔と顔が合うときもあるので、下になっている選手は顔を隠している選手も・・・。
壁ドンではなく床ドン状態です。

6月の早朝練習はウェイトトレーニングだけではなく、グラウンドでの練習やスキルトレーニングなども行われることになりました。
​フッカー陣はいつもと同じように足元が不安定な中でのスローイング練習。
しっかりと体幹を使うことが重要です。

まだ6時台ですが、グラウンドでも激しいトレーニング、アタック、ディフェンスをFW陣は行いました。

その後はラインアウトからのモール練習。
とても朝6時台の練習とは思えない強度でした。

BK陣はジム内でウェイトトレーニングを行った後、グラウンドでパス&キャッチなどのスキルトレーニングを行いました。

午前練習はウェイトトレーニングがメイン。
高阪スポットコーチと1対1で挑んでいるのは宇佐美選手。やはり高阪スポットコーチの顔には余裕が見られます。

午後の練習は約1時間半の強度の高い練習を行いました。
日本代表の練習ではお馴染みのユーロフィットと呼ばれるインターバル走。
一定の時間内に一定の距離をダッシュします。

そのユーロフィットを何回か繰り返し、疲労度が蓄積した中での実戦形式のトレーニング。
本日は午後から雨に見舞われ、濡れたグラウンドでの激しいトレーニングとなりました。

午後の練習前にはバーバリアンズに選出されて31日のイングランドXVとの試合に途中出場した藤田選手が合流。
この日はジムでのトレーニングなどで汗を流しました。

矢富選手とウェイトトレーニングをペアで行っていましたが、2人ともグラウンドでの練習が気になるのか、何回もグラウンドを見に来ていました。

■2015年6月1日(月)

本日6月1日に日本代表が再集合し、宮崎市での合宿をスタートさせました。
6月の宮崎合宿に招集されたのは36名で、ホラニ龍コリニアシ選手と藤田選手をのぞく34選手が宮崎に集合。
6月26日まで約1ヶ月にわたる合宿がスタートしました。

集合後はFWとBKにわかれてのミーティングをホテル内で行い、

その後全員集合してジム内でのチームミーティングを行いました。
ジョーンズヘッドコーチからは「6月は過酷なトレーニングになる。1週間目を南アフリカ、2週目をスコットランド、3週目をサモア、4週目をアメリカとの対策で練習を行う」と厳しい合宿になる1ヶ月というのが宣言されました。

チームミーティング後はジム内でウェイトトレーニングを約1時間行いました。

その後はFWはジム内でラインアウト練習。
ボーズウィックFWコーチが今週は不在ですが、しっかり練習は行います。

BK陣はウェイトトレーニングの後はグラウンドに出てスピードトレーニングを行いました。
5月中旬までスピードトレーニングの第一人者、フラン・ボッシュ スポーツサイエンスコンサルタントがコーチングをしてくれていましたが、今回からはジョン・プライヤーS&Cコーディネーターが
スピードトレーニングをコーチします。

その後はさらにスキルトレーニングを行いました。
今年初めてマレ・サウ選手もチームに合流。元気な姿を見せてくれました。

FWはジム内でラインアウト練習後、グラウンドに出てスクラム練習。
まずはスクラムマシーンを相手に、セットアップの基本のところを確認します。

8人1組で行うので、その他の選手たちは個々でセットアップの確認を自主的に行ったりしていました。

最後は8対8でのスクラム練習。
合宿初日なだけに、まだハードなスクラムトレーニングとはいきませんが、基本を日々確認することが重要です。

​スクラムでも大事なのが選手の履くスパイク。湯原選手のものは21mmのポイントが付いているそうです。
「ヨーロッパはもっと長い」と湯原選手。
そのグラウンドグラウンドで特徴が異なり、ヨーロッパのグラウンドはもっと柔らかいときなどもあるので、しっかり地面をつかめるスパイクを選ぶのも、選手の重要な仕事です。

今週6日(土)にはチームを2つにわけて、試合を想定した練習を行います。お近くの方はぜひお越しください!