第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会
新型コロナウイルス感染症に起因する辞退チーム発生時のレギュレーション


■新型コロナウイルス感染症に起因する辞退チーム発生時のレギュレーション変更について

日本ラグビーフットボール協会発行の「日本協会主催試合開催プログラム」2項の基本的判断基準に基づき、国内大会を再開する条件が揃う場合、予定通り大会を開催する方針とする。

今大会は、決勝が開催され、優勝チームの決定がなされた時点で成立するものとする。大会が途中で終了した場合は、開催した試合記録は公式に残し、大会数のカウントも残すものとする。

大会出場チームを決定する各地域リーグにおいて、新型コロナウイルスに起因する要因により本大会へ出場するための順位決定が不可能となったリーグが発生し、リーグに所属する全チームの出場が不可能となった場合、並びに出場決定後のチームが辞退した場合には、以下の対応を行う。

なお、大会不成立の場合の第59回大会の出場チーム並びにシード枠は、第57回大会の結果に基づき決定される。

 

【リーグに所属する全チームの出場が不可能となった場合】

① 関東大学対抗戦Aグループ、関東大学リーグ戦1部、関西大学Aリーグのうち、2つのリーグからの出場が不可能となった場合、大会開催を行わず、大会不成立とする。

 

② 上記①の当該リーグ1つのリーグの出場が不可能となった場合は、以下の対応を検討する。第58回大会の成立有無に関わらず、この場合の第59回大会の出場チーム並びにシード枠は、第57回大会の結果に基づき決定される。

(A)トーナメントフォーマットを変更する

(B)出場が不可となったリーグ所属チームの対戦予定であったチームに次戦出場権を与える

 

(A)の対応を行う場合

 11月2週(11月14日(日))までを期限とし、可能な限り各出場チームの準々決勝以上の試合数が公平となるよう、シード順を

繰り上げて再編を行う。なお、本対応は3回戦以降から出場するリーグが出場不可能になった場合に限る。

(B)の対応を行う場合

 前項(A)の期日以降に対応を行う場合、既定のトーナメントフォーマットにて開催をし、出場が不可となったリーグ所属チームの対戦

予定であったチームに次戦出場権を与える

 

③ 1回戦、または2回戦から出場するリーグのチームの出場が不可能となった場合は、出場が不可となったチームの対戦予定であったチームに次戦出場権を与える。2回戦が開催された場合、第59回大会のシードIチームの決定方法は本要項通りとするが、1回戦、2回戦を開催できなかった場合は3回戦進出チームの有無を問わず、第57回大会の結果に基づき決定することとする。

 

【大会出場チーム決定後、及び大会期間中に出場権のあるチームの辞退が発生した場合】

① 該当チームの初戦開始前に出場が不可能となった場合

(A)各所属地域リーグの下位チームの繰り上げ出場とし、シード順も繰り上げて大会を開催する。但し、当該リーグにおける下部リーグ降格

チーム、及び入替戦出場チームは除く。この対応は、12月6日(月)13時までを期限とする

(B)上記の対応が不可の場合、及び3回戦の終了以降は辞退チームを不戦敗扱いとし、対戦チームに次戦出場権を与える

(C)複数チームの参加が不可能となり、大会の継続が妥当でないと判断した場合は、主催者が大会を中止することもある。

 

【本項の例外】

発生した事象に対し、上記規定が合理性に欠け、妥当ではないと判断される場合、主催者が対応を決定する。