●4月22日(火) DAY1

今年度最初となる2014年度第1回女子セブンズシニアアカデミーが埼玉の熊谷で始まりました。
初日の本日は、格闘家の小比類巻貴之さんによるセッションと、通常トレーニングの二本立てで行われました。

小比類巻さんのセッションでは、世界を相手に戦い抜いてきた小比類巻さんだからこそ語れる勝つためのこだわりや覚悟する心構えについてお話いただきました。

座学の後は、格闘技の実技練習を1時間みっちり行いました。まずは基本動作からスタート。

構え方やパンチ、キックの動きを学びました。選手の表情は真剣そのもの。「押忍!」「えい!」の掛け声が室内に響き渡りました。

基本動作の後は3人1組のチームになって、2分間に何回のキックができるかを競いました。
1人がミットを持って、2人が交互にキック。これを3セット。

キックの後は、パンチの回数を競うトレーニングも行いました。

両脇の2人がミットを持って、1人が左右にステップしながらミットをパンチ。これも3セット。

短いようで長い2分間のセット。選手たちは回を重ねるごとに肉体的にも精神的にも追い詰められていきましたが、そんな中でも「相手に絶対に負けない」、「相手を絶対に倒す」ということを強く心に刻んで精神力を養いました。

格闘技セッションの後は、グラウンドで通常のトレーニングを行いました。
初日ということもあり、パスのトレーニングを中心に、約1時間、スキルチェックを行いました。

今回のセブンズシニアアカデミーには3名の初参加選手(海老原めぐみ、日向寺亜依、アネ・リーチ)がいます。中でも日向寺(TKM所属)は、アカデミーに臨む意気込みを「アカデミーを通してもっと自分をレベルアップさせたいです。この経験をリオデジャネイロオリンピックや東京オリンピックに活かし、金メダルをとることを目指します」と力強く語りました。

トレーニング後、小比類巻さんと共に集合写真。ポーズはもちろん「押忍!」。

2014年度第1回女子セブンズシニアアカデミーは27日まで続きます。