1月4日(土)1回戦 富山高等専門学校射水 81-0 弓削商船高専

ゲーム開始から終始富山高等専門学校射水が弓削商船高専を圧倒した。弓削商船もキック等でエリアマネジメントを試みるも、富山高等専門学校射水のカウンター攻撃に制され、得点につながらなかった。(山本 正樹)

1月4日(土)1回戦 久留米工業高等専門学校 35-0 東京都立産業技術高専

序盤は固さから両チームともミスが目立ち、波に乗れずにいたが、ゲームが進むにつれ、久留米高専が相手反則に乗じ、2トライを奪った。
後半、東京都立産業技術も激しいタックルで対抗するが、ディフェンスが乱れ、久留米高専が3トライを奪った。(山本 正樹)

1月5日(日)2回戦 奈良工業高等専門学校 17-14 宇部工業高等専門学校

宇部高専が、立ち上がりからFW,BK一体となったモール攻撃で2トライ、2ゴールを奪いゲームを優位に進めるが、肝心なところで反則を繰り返し、奈良高専を仕留められなかった。一方奈良高専は少ないチャンスを活かし得点に繋げ、勝利を手繰り寄せた。
両チームともブレイクダウン周辺のディフェンスが整備され、ビックゲインを許すことなく締まったゲームとなった。(上野 孝徳)

1月5日(日)2回戦 富山高等専門学校射水 10-5 佐世保工業高等専門学校

互いに粘り強いディフェンスで、隙をみせなかった。前半佐世保高専がトライを挙げ5点リードで折り返したが、後半風上に立った富山高等専門学校射水が押し気味にゲームを進め、39分にPG、52分にトライ(ゴール成功)を挙げ、逆転勝利を収めた。(森岡 礼次)

1月5日(日)2回戦 神戸市立工業高等専門学校 26-10 久留米工業高等専門学校

久留米高専は積極的なディフェンスを仕掛け、数少ないチャンスをものにし、前半を5-10とリードして折り返す。後半徐々に神戸高専のペースになり、概ねゲームを支配、逆転に成功した。久留米高専は前に出る意識が高く検討したが、反則が目立ったことが悔やまれる。(森岡 礼次)

1月5日(日)2回戦 函館工業高等専門学校 14-52 仙台高等専門学校名取

セットプレーに安定感をみせた仙台高専が優位にゲームを進めた。キックを多用、FWを全面に押し出し函館高専に激しいプレッシャーをかけ、相手ゴール前で効果的なモールを形成、トライへとつなげた。一方函館高専も走力あるバックスで対抗したが、なかなか得点につながらなかった。(上野 孝徳)

1月7日(火)準決勝 神戸市立工業高等専門学校 12-31 仙台高等専門学校名取

前半は神戸高専がバックス展開、仙台高専がキックを主体に敵陣へ入ろうとしたが、互いに好機でのミスが多く、なかなか得点に結びつかなかった。
後半疲れが目立ち始めた神戸高専はペナルティを多発、仙台高専が4トライ、2PGを奪い勝利した。(田頭 康右)

1月7日(火)準決勝 奈良工業高等専門学校 0-5 富山高等専門学校射水

立ち上がりにお互いトライを取り合い、その後富山はBKの展開力を見せるが接点で
は奈良が上回り、再三富山ボールを奪い返すなど、前半は一進一退のまま終了。
後半は奈良がFWのモール・BKの縦突破を中心に終始富山に圧力をかけ続け、勝利
した。(田頭 康右)

1月9日(木)決勝 奈良工業高等専門学校 vs 仙台高等専門学校名取

ここ3年連続で仙台高専に惜敗し、なんとしても雪辱したい奈良高専、一方、3年ぶりの優勝を狙う仙台高専の一戦は、小雨の降る神戸ユニバー記念競技場にて、仙台高専のKOで始まった。
序盤は奈良高専に勢いがあり、仙台高専陣内で終始ゲームを進める。仙台高専は逆に少ないチャンスで奈良高専陣内に攻め込むが、お互いに出足鋭いディフェンスでゴールを割らせないまま前半を終える。
後半、風上に位置した仙台高専は、キックを巧みに使って奈良高専陣に攻め込む。20分にゴール前ラックから左へ展開し、LO氏家郁拓が左隅に待望のトライをあげ、均衡を破った。
その後も互いにチャンスはつくるものの、ミスで取りきれず、仙台高専が虎の子の1トライを守りきり、3年ぶり11度目の優勝を手にした。
寒さと強風の影響もありミスが目立ったゲームだったが、両チームともミスからのリカバリーとディフェンスの意識が高く、相手に付け込ませる隙無き、引き締まったゲームであった。(北畑 幸二)

A.Hasegawa A.Hasegawa
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