●10月7日(月) DAY8
8日目を迎える男子7人制第8回セブンズシニアアカデミーは、本日7日のトレーニングからさらに4選手が加わり、13名のメンバーがグラウンドに揃いました。
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トレーニング前 |
「午前中からしっかり100%出して頑張りましょう」という菅谷優の掛け声でトレーニングはスタートしました。
まずはグラウンドに寝た状態から素早く立ち上がりボールを追いかけるドリルから。ボールが出た後に立ち上がるリアクションに対して「世界一速く立つことを意識しよう」と瀬川智広ヘッドコーチは選手たちに声をかけます。
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リアクションスピードを意識して |
その後はグラウンドに寝て、起きて、走るというメニューと、5対6、6対7と一人少ない状態でのディフェンスのトレーニングが行われました。
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背中をつけてすぐ゙起き上がる 吉野健生 |
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世界一のラインスピードを意識 |
蒸し暑い天候の中、選手たちは時折苦しい表情を見せながらも顔を上げ、積極的に声を掛け合いコミュニケーションを取りながらトレーニングは進められました。
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一つ一つのプレーを意識しながら |
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積極的にプレーについて発言 伊藤拓巳 |
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練習は楽しく 小澤大 |
トレーニング終了時の円陣では、今季7人制日本代表でもキャプテンとしてチームを引っ張る坂井克行が「慌てずに、冷静に、苦しい時こそ盛り上げて全員が先頭に立ってチームを作っていきましょう」と選手たちに声をかけました。
9月30日から始まった男子セブンズシニアアカデミーは9日まで行われます。
【選手ひとこと】
伊東力
「セブンズのしっかりしたトレーニングを行うのは、今回のセブンズシニアアカデミーが初めてです。15人制と違うところが多く、アカデミーの最初はトレーニングについて行くのが精いっぱいでした。自分の持ち味であるスピードやステップワークを生かして、セブンズにも積極的にチャレンジしていきます」
園中良寛
「このようなセブンズの活動に参加するのは大学生以来です。またチャンスをもらえて嬉しく思います。アカデミーは選手が積極的に発言できてプレーしやすいです。今回は高さを活かしたプレーをアピールしたいと思います」
坂井克行
「セブンズは楽しい。我々はアジアで一番になることが目標ではないので、世界と戦うためにも、アカデミーを通して選手個人個人が成長していかなければなりません」
瀬川智広ヘッドコーチ
「今回のアカデミーはここまでフィットネスやレスリングトレーニングなどラグビーらしい動きをあまりしていなかったので、選手たちの『セブンズをやりたい!』という気持ちが今日のトレーニングでは表れていました。
ディフェンスは世界を意識して規律とラインスピードを上げることを意識して取り組んでいます。世界と戦える一貫性を持ったディフェンスに向けて整備していきたいと思います」
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