■2013年8月12日(月)
前日にU19中華台北代表と試合を行ったU19日本代表は、午前中はプールリカバリーを行いました。
ホテルに戻ってからは、試合のスタッツや映像を使って中華台北戦のレビューを行いました。
昼食後は身体のトリートメント。
午後のユニットミーティングでは、U19香港代表対U19韓国代表の試合映像を見て次戦の香港戦に備えました。
グラウンドでの練習は疲労を考慮して気温が低くなる夕方の5時から行われ、ディフェンスやラインアウトからのアタックのムーブを確認しました。
夕食後には本日3度目となるミーティングが行われました。このミーティングでは、フォワードとバックスに分かれて選手自身が香港の強みと弱みを分析し、次戦に向けてどのような準備で日本が臨めばよいか発表しました。
フォワードはPRの堀切厚輝が代表して話し合った内容を発表しました。フォワードが分析した相手の特徴を挙げ、「バックスとコミュニケーションを取り、密集の近場のポジショニングを早くして、フィジカルの強い相手を低い姿勢のダブルタックルで止める」とまとめました。
バックスは高校3年生のFB野口竜司が発表を担当。「相手は個々の力が強く、キックを多用してくる。ただプレーの姿勢が高く、キックチェイスがバラバラなので、付け入ることができる」と分析結果を話しました。
それぞれの発表に対して、沢木敬介ヘッドコーチは「いいポイントを挙げている。自分たちが話し合って考えたプレーをしっかりとやり切ることが大事。明日の練習にいかそう」と話しました。
13日は試合前日練習が行われ、U19香港代表戦に出場する試合登録メンバーが決定します。
LO桑野詠真
「大学に入ってから自分がどれだけ成長したか確認できるいい機会。ワークレートを高くして地道なプレーで仕事をしたい。プレー以外でもチームを支えることができる存在になりたい」
LO/FL近藤雅喜
「来年のU20の大会(IRBジュニアワールドラグビートロフィー)につながる大事な予選なので、相手を圧倒して優勝したい。縦に走りこむスピードと低い姿勢でチームに貢献したい」
FL宮川智海
「代表というレベルが高いところでプレーできるのは嬉しい。高さと運動量が持ち味なので空中戦で相手に勝ち、ランプレーで少しでも多くゲインラインを突破することで勝利に貢献したい」
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