東日本トップクラブリーグ社会貢献活動報告
「手話で学びたい!明晴学園中学部設立支援タグラグビー教室開催」
第1回東日本トップクラブラグビー祭にて、タグラグビー教室が開催されました明晴学園中学部設立支援タグラグビー教室開催

平成21年3月20日、駒沢オリンピック公園補助競技場で、第1回東日本トップクラブラグビー祭が行われました。ラグビーの活動環境に恵まれない高校ラグビー部を支援する趣旨で開催されましたが、東日本トップクラブリーグ社会貢献活動として、明晴学園の生徒や教師、保護者を対象とした「タグラグビー教室」が並行して開催されました。

全国から高校生140人(北海道、東京、神奈川、兵庫、福岡)と、明晴学園生徒と教師、保護者50人、関東ラグビー協会およびトップリーグスタッフ50人の総計240名が参加し、小雨が降る中、午前10時からスタートしました。

タグラグビー教室はトップクラブリーグの曼荼羅クラブに企画担当していただき、東日本聴覚障害者ラグビークラブ「イースタンクワイエットタイフーン」のメンバーによって手話による指導が行われました。開始予定時刻を過ぎても降っていた雨は30分もしないうちに止み、子供たちは駆け足で芝生のグラウンドへ。明晴学園の幼稚部以下、小学部低学年、高学年の3グループに保護者や先生が加わりタグラグビーを楽しみました。はじめてのタグラグビーも手話による指導でよく理解でき、生徒たちにとって忘れられない貴重な体験となりました。

明晴学園中学部設立支援タグラグビー教室開催

クラブ委員会から明晴学園にタグラグビーボール3個を寄贈していただきました。学校でもタグラグビーが継続して行われていくことと思います。

タグラグビー教室のあとに行われたファンクションでは、主催したクラブ委員会、企画担当のマンダラ東京、指導担当のクワイエットタイフーン、明晴学園校長、生徒代表、保護者代表がそれぞれ挨拶を述べ、大成功のもとにタグラグビー教室は終了しました。

午後からは高校生の4試合が行われ、アフターマッチファンクションでは戸田オーバーザトップクラブタマリバクラブのご協力により明晴学園中学部設立募金が行われ、総額27,610円の寄付をいただきました。募金活動にご協力いただきました皆様、募金していただいた高校ラガーマンの皆様、ありがとうございました。

関東ラグビーフットボール協会東日本トップクラブリーグによる明晴学園中学部設立支援活動は2月1日の全国クラブラグビー大会決勝から始まり、2月28日の日本選手権決勝までの募金総額73万2313円に加え、3月14日の徳島県ラグビー協会クラブ研修会から頂いた募金21,806円、3月22日の日英大学ラグビー交流試合での募金92,870円を加えると、現在までに総計87万4,599円のご寄付をいただいております。またラグビー関係者とともに行った1万3千枚の募金チラシの配布や、各ラグビー場での募金活動が新聞やテレビのメディアでも報道されたことで、学校への寄付金の振込やインターネットでの寄付なども増えてきております。明晴学園では中学部設立に向けて、6月末までに目標金額3000万円の募金活動を行っておりますが、3月24日の時点で目標金額の38.5%にあたる11,542,497円の募金やご寄付をいただいております。少しずつ目標に近づいてきておりますが、これもラグビー協会の皆様、クラブチームの皆様、ラグビーを愛するサポーターの皆様のおかげと深く感謝申し上げます。

今後もラグビー場での募金活動を予定しております。
3月28日(土):日英大学ラグビー交流大会
4月4日(土):高校選抜ラグビー大会
4月5日(日):YC&ACジャパンセブンズ大会
4月11日(土):ジャパンセブンズ高校大会

今後ともご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。

2009年3月24日
学校法人 明晴学園校長 斉藤道雄
明晴学園中学部設立準備委員会 一同
NPO法人 バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター 一同

※明晴学園中学部設立へのご寄附については、ホームページで詳細をお伝えしています。
「明晴学園中学部設立 ワンピース募金」では、インターネットからのご寄付も可能です。明晴学園中学部設立支援タグラグビー教室開催

明晴学園中学部設立支援タグラグビー教室開催

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