平成22年12月24日
(財)日本ラグビーフットボール協会
国体部門

このほど、国民体育大会に出場するチームの監督に、公認スポーツ指導者資格が義務付けられることになりました。以下に改めて、日本体育協会からの文書をご紹介しておきます。

日本体育協会(以下「本会」という)では、一連の国体改革において「より競技性の高い国内トップレベルの大会」、「国際レベルを目指す競技者の発掘・育成の場」として国民体育大会(以下「国体」という)を位置付けており、その実現に向けた方策の一環として、各都道府県における競技者の指導・強化体制を充実させ、わが国スポーツ界の競技力の向上の底上げを図るべく、国体の監督に本会公認スポーツ指導者資格(以下「公認資格」という)を義務付けることとしております。また、このことは、本会が当該中央競技団体と一致協力して養成を行っている公認スポーツ指導者の社会的認知度及び価値を向上させることにも繋がるものであります。

本件は、第68回大会(2013年)を目途として、当該中央競技団体における準備体制が整った競技より順次義務付けを実施しておりますが、目標まであと3年となった現時点においてもなお、競技によって取り組み状況に差があることが見受けられることから、改めて当該中央競技団体をはじめとする関係各機関・団体と連携し、今後の義務付け促進について下記のとおり取り進めることといたします。

1実施時期 第68回国民体育大会(2013年、冬季大会を含む)より義務付けを実施する。
2対象競技
及び対象者
(1)正式競技における監督を対象とする。
(2)公開競技における監督については、公認資格を保有していることが望ましい。
(3)ブロック大会については、各都道府県代表選手団による都道府県対抗方式の大会であることを踏まえ、本大会と同様に取り扱うこととする。
3対象資格 「公認ラグビーフットボールコーチ(JRFU強化コーチ)」とする。