TOTO セブンズアカデミー
●5月15日(日) DAY3

セブンズアカデミー、本日が最終日になります。
昨日のレスリング代表選手とのトレーニングで、疲労が残っていましたが、実際の7人制の大会も試合は連日続きますので、この日も早朝はこの日の練習に向けて、基本的なDFの動きや約束事の確認を行いました。

本日は、7人制日本代表のセレクション合宿に参加させていただき、セレクションチームの3チームと、タッチ形式でのゲームを実施。トップの選手たちのスピードや、プレッシャーでゲームは終始圧倒されていましたが、アカデミー生たちは、昨晩自分たちで掲げたテーマや個人のテーマを持って果敢にチャレンジしていました。最初の2試合では1トライも上げることができませんでしたが最後にはなんとか2トライあげることができました。

試合後はミーティングを行い、今回のアカデミーをそれぞれに振り返り、最後に岩渕HPM(ハイパフォーマンスマネージャー)からは、各々のチームに戻ってからも、努力を続けて欲しいということ、そしてメダルを目指すのであれば、自分の周りの同じ世代で1番になるようにとの話があり、今回のアカデミーは終了いたしました。

最後になりましたが、今回のアカデミーにご協力いただきました、(財)日本レスリング協会、(財)日本陸上競技連盟および流通経済大学の皆様にお礼申し上げます。

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
早朝トレーニング 今日のゲームへ向けての確認

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
アカデミー生たち 代表とセレクションチームとの試合

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
代表とセレクションチームとの試合 代表とセレクションチームとの試合

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
今回のアカデミー生とスタッフ

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
岩渕ディレクターより選手たちにコメント

●5月14日(土) DAY2

本日は早朝にトレーニングを行い、セブンズのアタックの基本的な動きを確認しました。その後、午前・午後ともにレスリング全日本代表合宿に参加させて頂きました。
午前中は、ウォームアップとレスリングのタックルの講習。

レスリング代表選手たちは、ウォームアップから厳しい練習。アカデミーの選手たちは、ウォームアップの時点でバテてしまっていました。
タックルの講習では、レスリングのタックル姿勢や基本スキルをレスリングのトップ選手やコーチがアカデミー生、一人一人とペアになり、指導して下さいました。アカデミーの選手たちがタックルで何度も挑みましたが、体重・体格ではアカデミー生のほうが大きくても、レスリングの選手をタックルで倒すことは全くできませんでした。
ラグビーのタックルに活かせるスキルが多く、選手たちもより真剣に指導を聞き、練習をしていました。

午後は、午前中と同様にウォームアップに始まり、タックルの練習やボディーバランスを鍛える練習が行われ、この時もアカデミーの選手たちにとっては、大変ハードなトレーニングとなりました。次に、シャトルラン・懸垂・体幹トレーニングの3つのゾーンに分かれてそれぞれ15分ずつの計45分間、さまざまなバリーションのトレーニングが行われ、最後に5分間のサーキットトレーニングを行いトレーニングは終了。アカデミー生にとっては、ついていくことができないメニューが多く、非常にハードなトレーニングとなりましたが、その分非常に貴重な体験をすることができました。

トレーニング後にレスリング協会・佐藤満強化委員長より「体力は1日で得られるものではないので、自分で継続することが重要であること」といった言葉を頂きました。
夕食後は、昨日のフィットネステストのフィードバックが宮崎コーチより行われました。次に日本ラグビー協会・情報科学部門・佐々木部門長より、パラリンピックについての講義が行われました。
佐々木部門長は、「パラリンピックもオリンピックと一つであるということ。そして、生まれながらに脳性小児麻痺という障害を持つ息子と、その父親がつくる『チーム・ホイット※』もパラリンピックにつながる、スポーツの一つの姿であること」を伝えていました。

明日は辰巳グラウンドにて、同時期にセレクション合宿を行っている、7人制日本代表候補選手たちと一緒に練習を行います。

最後になりましたが、合宿中にも関わらず、アカデミー選手たちを受け入れ、終日ご指導いただきましたレスリング協会の皆様、そして選手の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

※『チーム・ホイット』:
生まれながらに脳性小児麻痺という障害をもっている息子、リック・ホイットと、その父親であるディック・ホイット氏のこと。
リックがチャリティーマラソンに出場したいという思いを叶えるため、父親ディックが車いすのリックとともにマラソンを完走したことがきっかけで、その後、二人で様々なマラソンの大会やトライアスロンにも挑戦している。

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
宮崎コーチによるウォームアップ 早朝トレーニング   レスリングの選手とペアになってのウォームアップ

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
レスリングの選手とペアになってのウォームアップ ペアを組んでタックルの指導をして頂きました   タックルのスキルをコーチの方より教わりました

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
レスリング協会の佐藤満強化委員長からも指導をして頂きました ペアになってのタックルの指導   午後、ウォーミングアップ

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
タックル練習 体幹トレーニング   シャトルラン

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート  
懸垂 佐々木部門長による講義゙  

●5月13日(金) DAY1

本日より、第6回セブンズアカデミー(男子)が開催されました。
最初のオリエンテーションでは、まずアカデミーに参加して目指す先、前回の課題を確認し、今回のアカデミーへの選手自身のテーマを考えました。
今回は、フィットネステストを男子7人制日本代表「セレクション合宿」のメンバーと共に行いました。トップの選手たちと一緒に同じ種目を計測するといった機会はアカデミーメンバーにとって大変刺激となるものでした。

また、測定後は、前回の香港セブンズの時のメンバーと、7vs7のタッチゲームを行い、代表選手のスピードとスキルに圧倒され、何もできないまま終わりました。ゲーム後は男子7人制代表の村田監督より「チャレンジはできたか?」という言葉がアカデミー選手たちへ投げられ、取り組む姿勢について話を頂きました。また、山内キャプテンからは「コミュケーション不足」「このゲームで悪いところがどこだったのかではなく、良いところはどこだったのかを自分自身で考えることが大切」といった、今のアカデミー選手の課題、考えるべきことについて指摘を頂きました。

夜のミーティングでは、代表選手とのゲームを通して、自分たちの課題、どのように改善するのかといったことを、グループに分かれて話し合い。最後は、明日からの自分たちの取り組みについて、約束ごとを決めました。
明日は、レスリング協会の全日本合宿へ終日参加させて頂きます。

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
松尾コーチより今回のアカデミーについて 代表選手との合同測定

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
体幹テスト 代表選手とのタッチゲーム

第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート   第6回「セブンズアカデミー(男子)」開催レポート
村田監督より、アカデミー生へ グループトーク