●1月29日(日) DAY3 早朝点呼 最終日の今日も、まずは起床後の点呼より始まりました。点呼後は朝食、被服返納、清掃を行いました。清掃後は午前中に行われるセレクションマッチに合わせて各自準備を行いました。 試合前に今回のテーマを確認 グラウンドに移動し、それぞれのチームに分かれてウォーミングアップを行ったあと、7分前後半で3試合のセレクションマッチが行われました。選手たちは23日から続いた合宿の疲れを見せず、代表に向けて、全力のパフォーマンスを見せていました。今回、体験入隊でご協力頂いた自衛隊の皆さんも応援に来て頂き、より一層のパフォーマンスを出すことができていました。 試合後はフィットネストレーニングを行った後、駐屯地へ戻り終了式が行われました。選手を代表して鈴木陽子選手が終了の報告を行い、今回の体験入隊は終了しました。 今回の体験入隊を通して選手たちは規律、思いやりの大切さを学び、また同じ国を背負う自衛隊の方々と接することで、これからの国際大会へ向けて強い気持ちを得ることができました。 最後になりましたが、今回の体験入隊にあたり、ご協力頂きました陸上自衛隊第一空挺団の皆様に厚く御礼申し上げます。 終了式 お世話になった隊員の皆さんへ敬礼 最後は各班にて敬礼 終了後担当の隊員の方々と 基本教練 隊員の皆さんと ●1月28日(土) DAY2 二日目は早朝の非常呼集より始まりました。突如予定の起床時間より早く起こされた選手たちは、すぐに着替え集合した後、トラックに乗り込み演習場へ向かいました。 非常呼集 トラックにて移動 行進訓練 演習場集合後は各班に水20キロと丸太が渡され、行進訓練が行われました。演習場の周りおよそ6-7kmをまず一周行進し、朝食をとった後、すぐに2周目が始まりました。行進中選手たちは声を掛け合いながら、それぞれの班で助け合い、協力しあいながら行進を続けました。そして、2周目からそのまま3周目へはいり、負傷者が発生したという想定で、丸太を担架に変え、行進がつづきました。3周目で選手たちも精神的にも疲れがきている中、人を乗せた担架の搬送は、担架が重く、乗っている負傷者への気配りと、重いものを運ぶ体力が求められ、選手たちは懸命に担架を運んでいました。 行進訓練 行進訓練 朝食 丸太を持ち上げての行進 担架をかついでの行進 担架をかついでの行進 次に行進の途中で丘の上にあるタックルバックへ全力で走りました。約40段の階段を駆け上った後、すぐ頂上に設置されたタックルバックへのタックルを行っていました。 行進はしばらく続けられ、最後に匍匐前進をおこなった後、ダッシュとタックルを行って午前の訓練は終了しました。 丘の上まで全力疾走 階段も駆け上がりました タックルにて行進訓練は終了 午後は、跳出塔体験が行われ、人が最も恐怖を感じると言われる11mの高さから、跳出を行いました。跳び出す際は、皆それぞれの思いを叫んだ後跳び出して行きました。すぐには跳べない選手もいましたが、最終的には参加した選手・スタッフ全員が跳出を体験しました。 跳出前はまだ余裕があります 跳出直前 跳出直前 跳出す前は報告 跳出体験 跳出体験 跳出体験 跳出体験 跳出体験 中隊長より跳出体験証の授与 匍匐前進 匍匐前進 次に昨日に引き続き基本教練が行われました。各班の分隊長の号令のもと行進の練習をし、最後には班対抗でコンテストが行われ、中村班長率いる2分隊が優勝しました。昨日の訓練からは皆驚くほど成長しており、隊員の方々を驚かせていました。 夕食後は、空挺団の説明や国際貢献、災害派遣といった話を伺い、資料館も見せて頂きました。選手たちは、日本のため頑張っている自衛隊の方々の話を聞き、同じように日本を背負って戦うことについて、深く考えていました。 二日目の活動は以上となります。 基本教練 基本教練 基本教練 基本教練 分隊長の号令に合わせて 中隊長からの一言 ●1月27日(金) DAY1 本日、第11回女子セブンズアカデミーが開催されました。今回のアカデミーは高校生以上を対象にし、7人制女子日本代表候補との合同で行われております。また、今回は陸上自衛隊第一空挺団のご協力を頂き、習志野駐屯地にて体験入隊をさせて頂いております。 午前中は到着後、着隊の申請を行い、自衛隊及び習志野駐屯地の説明を受けたあと、野外衛生の講習が行われました。応急処置の方法や担架の運び方などここでは学びました。午後からは基本教練が行われ、敬礼や、行進、点呼など自衛官として基本的な動きの練習が行われました。次に行われた体力向上運動では、決められた動作を全員で行い、それぞれの動作を指導員の方々がチェックし、修正箇所があれば一つにつき5回の腕立て伏せが課せられていました。 その後は、夕食をとり、夜に点呼が行われ本日の活動は終了いたしました。 最初は普段とまったく異なる雰囲気に選手はプレッシャーを感じておりましたが、後半には慣れ初め、少しずつ対応できるようになっていました。 明日も引き続き体験入隊が行われます。 入隊申請 中隊長からの挨拶 指導員の紹介 野外衛生 担架の使い方 被服受領 移動は常に班ごとで行進 基本教練 基本教練 基本教練 駆け足 駆け足 体力向上運動 体力向上運動 体力向上運動 体力向上運動