第11回「男子セブンズアカデミー」開催レポート｜日本ラグビーフットボール協会｜RUGBY：FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。

●12月2日（日）　DAY3

最終日も昨日と同じように、早朝トレーニングから始まりました。見山Ｓ＆Ｃコーチの指導のもと、二人一組で相手を担いでのランニングなど全身を強化・連動を意識したトレーニングが行われました。
今回最後となる、午前のトレーニングは場所を福岡大学へ移動して行われました。トレーニングの前半は昨日の試合のレビューを基に、グリッドを使ってパス・ハンドリングの練習が行われた後、パス、ハンドリングにプラスしてポジショニングにフォーカスしたトレーニングが行われました。

後半は同日行われていた、九州協会強化コーチ講習会と連携して、受講者の方々にコーチングを行って頂きました。前日に行われた試合をふまえて、課題であったパス・ポジショニング・リアクションをテーマにトレーニングが行われました。いつもと違うコーチングで選手たちは、新たな角度で自分たちの改善点に取り組むことができていました。また、アカデミースタッフにとっても、いつもと違った視点で選手をみていただけたことで、新たな視点を考えられるなど良い経験になっております。

以上で今回のアカデミーのトレーニングは終了となり、今回のアカデミーは解散となりました。
最後になりましたが、今回のアカデミー開催において、グラウンドの提供、施設のご提供を頂いたコカ・コーラウエスト株式会社、福岡高校、福岡大学の皆様に感謝申しあげます。


パートナーを抱っこしてのランニング		手押し車

見山Ｓ＆Ｃコーチより次回までの目標値について

グリッドトレーニング


ハンドリングトレーニング		ラインでのポジショニング

コーチ講習会とのコラボ


パス・トレーニング		リアクションのトレーニング

●12月1日（土）　DAY2

本日のトレーニングは、まだ日が上がらぬうちからの早朝練習で始まりました。まず、フィットネスを行ったあと、ランニングフォーム向上のトレーニングを見山Ｓ＆Ｃの指導のもと行いました。次に昨日に引き続きハンドリングのトレーニングを行い、早朝の練習は終了いたしました。

午前中は、福岡高校のグラウンドをお借りしてトレーニングを行いました。パススキルのトレーニングから、2対1や3対2のトレーニングを行ったあと、午後の試合に合わせてセットプレーの確認、ラインアタック等の基本的なことの確認を行い午前のトレーニングは終了いたしました。トレーニングには岩渕日本代表ＧＭが来て下さり、選手たちへ応援の言葉を頂きました。

午後は引き続き福岡高校にご協力頂き、練習試合を行いました。試合は7分×6本で行われ、初めて7人制の試合を行う選手もおり、慣れない7人制のゲームとはなりましたが、選手たちはそれぞれ積極的にプレーを行っていました。淵上コーチからは、今まで練習で行ってきたアタックでのポジショニングや考えたプレーについて、選手に終始指示が出されていました。

夜は、午後の試合のレビューが行われ、映像を見ながら、何ができていて、何ができていなかったかを、今日までのトレーニングを振り返りながら、確認しました。

最後になりましたが、会場提供や、練習試合の相手を快く引き受けてくださった、福岡高校のラグビー部の皆様に感謝申し上げます。


早朝練習へ向かう選手たち		ランニングセッション


岩渕ＧＭからの一言		ハンドリングトレーニング


トレーニングの間に体幹トレーニング		体幹トレーニング、仲間ために厳しさを


ゲーム		ゲーム


ゲーム		ゲーム


ゲーム		試合後は福岡高校の選手と挨拶


そして握手で終わりました		試合後のレビュー

●11月30日（金）　DAY1

本日より、男子セブンズアカデミーが福岡県さわやかトレーニングセンターにてスタートいたしました。始めに太田・7人制日本代表TDより、アカデミーでのトレーニングが代表となり、オリンピックへとつながっていくとの話がありました。次にスタッフから今回のアカデミーのターゲットや、S&Cテストの目標値などの説明が行われ、先日7人制代表合宿へ育成選手として参加した本田選手から日本代表選手の練習への取り組み方など、見て経験したことの話があった後、グラウンドへ移動しトレーニングが行われました。

トレーニングでは、まずS&Cテストが行われ、20mシャトルラン、50m走、立ち幅跳びの測定が行われました。選手たちはトレーニング前に説明された目標値を意識しながら、全力を出してテストに取り組んでいました。次にスキルトレーニングが行われ、前回同様に淵上コーチから常に考えてプレーするように告げられ、パス、ハンドリングスキルを中心にトレーニングが行われました。トレーニングではパスを受ける前のポジショニング、スペースへのパスなどが意識して行われました。

夜は、教養科目が行われ、JADAより講師をお招きし、アンチドーピングに関する講習会が行われました。選手たちはトップアスリートを目指す上で必ず知っておかなければならないこととして、またスポーツの価値について真剣に聞き、考えていました。

本日はこれで終了し、明日は早朝練習から始まります。