3月20日(祝水)「東京セブンズ2013 セブンズラグビークリニック -セブンズを楽しもう!- 」が港区スポーツセンター(港区田町)にて開催されました。
本クリニックは7人制ラグビーの世界大会「HSBC セブンズワールドシリーズ 東京セブンズ2013」の開催に伴い、競技者がセブンズの魅力を体感し、楽しむ機会を創出するために開催されました。
今回の参加者は協会HPで事前公募した、70名近い競技者の皆さん。そのうち6割が高校生という、熱気あふれる会場となりました。
講師は(財)日本ラグビーフットボール協会の松尾勝博リソースコーチが務め、サポートには大畑大介さん、田沼広之さん、伊藤護さん、辻高志さん、吉田尚史さん、斉藤祐也さん、栗原徹選手(現役)という元日本代表のそうそうたるメンバー。現役トップリーガーの横山伸一選手も駆けつけ、参加者の皆さんとともに2時間楽しく汗を流しました。

東京セブンズ2013 セブンズラグビークリニック実施レポート   東京セブンズ2013 セブンズラグビークリニック実施レポート
まずは体を動かす前に、松尾コーチからセブンズの魅力と基礎知識を伝授。セブンズへの興味が高まります。
ウォーミングアップは辻高志さんの掛け声で元気よく!

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いよいよ本格的な実技講習。パス、ステップ、スペース感覚、マンツーマンでの体のかわし方のほか、コミュニケーションを積極的に取るよう指導が入りました。1人が守るスペースの広いセブンズではフィットネスはもちろん、チャンスを逃さないスピーディーな判断力も欠かせません。普段の練習で活用できるトレーニングを体で覚えます。

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実技の後は質問コーナー。パスが上手くなるためには?の質問には「1日何回パスをしていますか?」「普段からボールを触ることが大切。人のパスを真似るより自分の投げ方を見つけて。」とレジェンド達からアドバイス。チームメートとのコンビネーションに関する悩みには「仲間のスキルや体力を知った上で、相手はどうして欲しいのか、自分はどうしたいのかを話し合おう。仲間と向き合ってコミュニケーションを深めることが大切。」と田沼広之さん。代表戦など大きな試合の前にはどんなことを考えますか?の質問に「ヒーローになること。ただし、そのための準備が重要です。」と大畑大介さんが答えると、「僕の場合はヒーローを引き立たせること。いかにしたら潤滑油になれるかを考えます。」と辻高志さん。ラグビーらしいひとコマでした。

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最後はみんな笑顔で写真撮影。いよいよ来週末に迫った東京セブンズ2013に向け「がんばれ日本代表!」のエールで終了となりました。
「HSBC セブンズワールドシリーズ 東京セブンズ2013」は3月30日(土)・31日(日)秩父宮ラグビー場で開催され、日本代表を含めた16の国と地域が参加し、世界最高峰のセブンズラグビーを繰り広げます!