第5回男子セブンズシニアアカデミー レポート

●8月17日（土）　DAY3

第5回男子セブンズシニアアカデミー合宿最終日は、早朝のジムワークに続いて、グラうンドでのスピード、ブレイクダウン、タックルに焦点を合わせたトレーニングで終了しました。

スピードトレーニングでは、ビープテストのレベル１００から１４０のスピードに合わせるトレーニングを行いました。これは日本代表が目指している秒速５メートル以上のスピードを持続するためのトレーニングです。

ブレイクダウンのトレーニングでは、「亀ラック」やボールリリース、回転ボールリリースのスキルを指導しました。これはボールキープ力を向上するために必須のスキルとなります。

最後のタックルでは、身体をしっかりと当てて、脚をかくことを意識したドリルを行い、防御力の向上を図りました。

今回のアカデミーは２泊３日と短期間でしたが、選手たちは全力で取り組んでいました。それぞれの練習の目的や７人制日本代表が目指すラグビースタイルへの理解も深めていました。
練習終了後、今回の合宿を最後に７人制日本代表チームディレクターからトップリーグ事業部副部長に異動となる太田治に、所縁のあるセブンズ選手たちが寄せ書きしたジャージと花束が贈られました。

今年のHSBCアジアセブンズシリーズは8月末に開幕します。昨年果たせなかったシリーズ総合優勝を実現し、HSBCセブンズワールドシリーズのコアチーム入りにつなげることが最大の目標となります。

●8月16日（金）　DAY2

第5回男子セブンズシニアアカデミー２日目となる１６日は、１日に複数の試合が行われる試合日を想定して４部練のトレーニングを実施しました。

０５：３０ - ０６：３０　上半身のジムワーク
１０：００ - １１：００　酸素摂取量を高めるためのグリッド、５対４ドリル
１３：３０ - １４：３０　クロスフィットネス
１５：３０ - １６：４５　パンプアップグリッド、タックルドリル、４対３ドリル

HSBCアジアセブンズシリーズの４大会はすべて亜熱帯地域で行われます。このため、本日のような猛暑の中でもいかに高いパフォーマンスを発揮できるかがキーポイントです。本日の４部練はいいシュミレーションになりました。

短時間に集中して質が高く強度的にも満足いくトレーニングができました。HSBセブンズワールドシリーズのコアチーム入りを果たすには、アジアシリーズをストレングス＆コンディショニングの分野で圧倒して勝つことが求められます。

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●8月15日（木）　DAY1

第5回男子セブンズシニアアカデミー合宿が本日、東京都江東区の辰巳の森海浜公園ラグビー練習場で始まりました。

今回の合宿のテーマはストレングズ＆コンディショニング（S＆C）です。今季のHSBCセブンズワールドシリーズを見据えて、まずは8月31日に開幕するHSBCアジアセブンズシリーズでの優勝に向けたフィジカル面の強化が目的です。このため、アカデミーに招集された選手たちが所属チームに戻っても取り組めるトレーニングメニューを中心としています。

１５日は以下の練習に取り組みました。
(1)２グループに分かれてのクロスフィットトレーニング
(2)２００Mを１分のペースで走るインターバル走
(3)下半身のウェイトトレーニング
(4)プールリカバリー

夕食後はチームミーティングを行いました。７人制に求められるS＆Cレベルについて理解を深めるため、見山範泰Ｓ＆Ｃコーチが１５人制、７人制それぞれの特性や、両者のスピードや走る距離の違いなどについて説明しました。

		後藤選手

ロマノ選手、中島選手		中島選手、ロマノ選手

吉野選手		染山選手
200m走