●9月17日(火) DAY8

第7回セブンズシニアアカデミーの最終日を迎えました。早朝はNTCのウェイトトレーニング場で2つのグループに分かれて、1グループ45分間、与えられたメニューをこなしました。
午前中はナショナルトレーニングセンターの陸上トレーニング場で、今回のアカデミーの最終練習を行いました。練習では、「リロード」、良い判断をするための「質の高いコーリング」の2点にフォーカス。アタック・ディフェンスを中心に、パス・キャッチなどのスキルトレーニング、ラックでよりしつこくドライブができるようにするためのトレーニングを行いました。

第7回女子セブンズシニアアカデミー
 
第7回女子セブンズシニアアカデミー
 
第7回女子セブンズシニアアカデミー
 
第7回女子セブンズシニアアカデミー
 
●9月16日(月) DAY7

早朝は味の素ナショナルトレーニングセンターのハンドボールコートで練習を行いました。午前は台風の影響で、予定していた辰巳グラウンドでの練習を午前と同じハンドボールコートに変更し、ユニット練習、セットプレーの確認、ペナルティからの攻撃の確認を行いました。
午後の練習は辰巳グラウンドに場所を移し、2分間のアタックディフェンスを繰り返し行いました。「フェーズが重なってきた場合に、誰がどこで仕掛けるのかの判断が難しくなってくること」、「コールした選手が、ボールを落とさないようにしっかり受け取ること」などコーチより指摘がありました。最後は練習試合を1試合行い、第7回セブンズシニアアカデミー7日目が終了しました。

第7回女子セブンズシニアアカデミー
早朝練習前に気合いを入れる選手達
第7回女子セブンズシニアアカデミー
FWのユニット練習
●9月15日(日) DAY6

午前中のセッションは、選手を2グループに分けて行いました。1つのグループはインディビジュアル(個人)スキルと1対1、もう1つのグループはウェイトトレーニングを行い、それぞれの練習終了後、内容を入れ替えてトレーニングを行う形で進めました。
女子セブンズシニアアカデミーでは、全体での練習を始める前に、選手各自が自分の課題となるプレーの改善に取り組む「インディビジュアルスキル」の時間を設けています。本日は、選手たちにこの「インディビジュアルスキル」の時間に必ずレベルアップできるように、基本的な内容は選手自身が考え、浅見ヘッドコーチがコーチングする形をとりました。
午後は、辰巳の森海浜公園ラグビー練習場で練習を行いました。前日からのフォーカスポイントである「反応・ポジショニング」「判断」「質の高いコール」を再徹底しました。2分間の試合形式の練習を10本行い、その間には、幅の狭いエリアでのコンタクトの激しいアタック・ディフェンスを行いました。午後のセッションは1時間という短い時間でしたが、集中した締まった練習になりました。

第7回女子セブンズシニアアカデミー
練習前に特に意識すべきポイントを説明する浅見ヘッドコーチ
第7回女子セブンズシニアアカデミー
試合形式の練習を2分×10本行った
●9月14日(土) DAY5

本日は終日練習がない、オフの日でした。選手たちは午後8時に宿舎に集合し、岩井アナリストの編集した映像を見ながら前日の練習試合の振り返りを行いました。
この練習試合のフォーカスポイントは「反応・ポジショニング」「仕掛け、判断、質の高いコール」「圧倒的に勝つ気持ち」の3点でした。どの点においても、良い場面が見られ、この日までの練習で意識してきたことが随所に現れていました。浅見ヘッドコーチは「15日からの練習では、ブレイクダウン、個々のタックルの激しさを更に強化することに重点をおく」と話しました。
この日のオフで心身ともにリフレッシュした選手たちは、集中した雰囲気でチームミーティングを行いました。

●9月13日(金) DAY4

女子7人制の第7回セブンズシニアアカデミーの4日目は、早朝のウェイトトレーニングから始まり、午前、午後と辰巳のグラウンドでゲーム形式のトレーニングを行いました。
ゲームは午前、午後で7分を3本ずつ。対戦相手はスタッフや選手の混合チームです。レフリーは、平林泰三A級レフリーです。

第7回女子セブンズシニアアカデミー
ゲーム形式の練習
第7回女子セブンズシニアアカデミー
円陣

<午前>
■1ゲーム目
セブンズシニアアカデミーチーム 19 - 7 混合チーム

1.桑井、2.片嶋、3.藤崎、4.中村、5.大黒田、6.加藤、7.伊藤

3T (桑井、中村、大黒田)
2G (大黒田)

■2ゲーム目
セブンズシニアアカデミーチーム 14 - 12 混合チーム

1.桑井、2.横尾、3.竹内、4.兼松、5.加藤、6.大黒田、7.伊藤

2T (桑井、竹内)
2G (大黒田)

■3ゲーム目
セブンズシニアアカデミーチーム 14 - 17 混合チーム

1.竹内、2.鈴木実、3.ボギドゥラウマイナダヴェ、4.中村、5.大黒田、6.兼松、7.桑井

2T (桑井、中村)
2G (大黒田)

<午後>
■4ゲーム目
セブンズシニアアカデミーチーム 14-12 混合チーム

1.桑井、2.鈴木実、3.片嶋、4.中村、5.加藤、6.藤崎、7.山田

2T (藤崎、鈴木実)
2G (藤崎)

■5ゲーム目
セブンズシニアアカデミーチーム 14-10 混合チーム

1.ボギドゥラウマイナダヴェ、2.横尾、3.竹内、4.大黒田、5.加藤、6.片嶋、7.伊藤

2T (大黒田)
2G (大黒田)

■6ゲーム目
セブンズシニアアカデミーチーム 12-17 混合チーム

1.藤崎、2.鈴木実、3.片嶋、4.中村、5.大黒田、6.兼松、7.伊藤

2T (竹内、大黒田)

1G (大黒田)

第7回女子セブンズシニアアカデミーレポート
チームトーク
第7回女子セブンズシニアアカデミーレポート
レフリー

練習を終えて浅見ヘッドコーチは、次のように練習を振り返りました。「今回の合宿ではいい練習ができていて、今日の練習試合につながった。ターゲットとしている反応の速さ、いいポジショニングからのいいアタック、1対1。それが前半は良くできていた。今回の合宿から、特に激しいコンタクトの練習をしている。午後は特に、相手にしっかり体をあてることができた。精度はこれから高める必要があるが、しっかりあてるという気持ちがみえた。前半も後半もスコア的には勝つことができて、全体的には非常によい練習になった」

(*) 藤崎の「崎」は正しくは「山」へんに「竒」

●9月12日(木) DAY3

女子7人制の第7回セブンズシニアアカデミーの3日目、早朝に味の素ナショナルトレーニングセンターの地下1階ウェイトトレーニング場で、2グループに分かれてウェイトトレーニングを行いました。
午前中は辰巳グランドで練習。良いアタックをし続けるためには、良いポジショニングが必要であり、そのためには素早く戻ることが非常に重要です。
午前の練習では、早い戻りを意識づける練習を行いました。後半には、7対6など、実践により近い形で練習を行いました。
午後は、翌日の練習試合に向けて質の高いコーリングを意識したアタック・ディフェンスを行いました。翌日の練習試合に向けて、良い形で1日の練習を終えました。

第7回女子セブンズシニアアカデミーレポート   第7回女子セブンズシニアアカデミーレポート
  選手にアドバイスをする岩井アナリスト
第7回女子セブンズシニアアカデミーレポート   第7回女子セブンズシニアアカデミーレポート
良い判断をして、相手を抜く 練習中のストレッチ