参加メンバー・スケジュール ●9月3日(水) DAY3 本日で今回のセブンズシニアアカデミーも最終日となりました。この二日間で、久しぶりに参加したメンバーも勘を取り戻しつつあったので、午前と午後のセッションでは、さらに細かいところまで突き詰めたトレーニングを行いました。 午前は、場面ごとでのディフェンス時の立ち位置の修正や、セットプレーからのディフェンスを中心に行いました。 最後に100%でタックル練習を行い午前のトレーニングを終えました。 午後からは、アタックのオプションとセットからのオプションを中心にトレーニングを行いました。アタック中心のセッションでしたが、ディフェンス側もこれまでやって来たトレーニングの成果が出ており、スピード感ある攻防が随所に見られました。合わせるドリルも多かったですが、頭と身体をフル回転させてのセッションとなりました。 最後は狭いスペースでのフルコンタクトを行い今回のアカデミーを締めくくりました。 坂井選手は今回のアカデミーを振り返って「全体的に自分も含めて、まだまだ15人制の動きの癖が抜けきれずプレーをしているが、コアメンバーに関しては、数年来一緒にプレーしてきていることもあり少しのコミュニケーションで意思疎通ができている。逆に、まだ一緒に数回しかプレーした事がない選手に関しては、コミュニケーションを多くとることと、セブンズへの理解を深めてもらうことが今後のアジア競技大会、セブンズワールドシリーズを共に戦うために必要となってくると思う。世界と戦ったことがある者が『世界とやるためには』と口酸っぱく伝えていきたい。」と語りました。最後に今後の抱負については「15人制ラグビーは世界ランキング10位になった。セブンズも世界に勝てるチャンスがあるという魅力がある。世界のトップ10入りを目標にまずはアジアNO1であり続けられるよう頑張りたい。」と語りました。 パスを出す渡邊選手 桑水流選手のラン コンタクト練習 オフロードをするテアウパ選手 ●9月2日(火) DAY2 雨も心配されましたが、朝から気持ちのいい太陽の日差しの下、ストレッチから本日の練習が始まりました。 朝食後、午前のトレーニングはジムセッション。見山S&Cコーチのメニューを各々で実施しました。 午後からは、この合宿で初めて全員が揃ってのMTGとなり、もう一度この合宿の重点項目の確認を行い、午後のセッションへの準備をしました。 午後はDF中心のセッションで、ポイントを映像を使って確認していきました。その後グラウンドへ。 映像で確認したことを実践し、上手くいくこともあればいかないこともありましたが、常に誰かが声を掛けあい、高いモチベーションと集中力のセッションを行うことが出来ました。 ●9月1日(月) DAY1 小雨が降る中でしたが、本日より第8回男子セブンズシニアアカデミーが始まりました。 トップリーグも開幕し、ほとんどの選手が各チームのメンバーとして試合に出場しておりコンディションの調整も難しい中ですが、アジア競技大会も間近に控え、招集がかかった選手達が続々と集合してきました。 遠方からの参加者もいたため、予定を少しずらして14時30分よりミーティング。15時にグラウンドへ出発しました。 グラウンドへ到着すると雨にも関わらず、小さな応援団が迎えてくれました。そんなちびっ子ラガーの声援をうけながら練習開始。 本日のセッションは、セブンスの感覚を取り戻すことと、ARFUアジアセブンズシリーズ2014 第1戦「香港セブンズ」での反省から、ブレイクダウンに重きをおいた練習を行いました。 第8回男子セブンズシニアアカデミーは3日まで続きます。