8月31日、9月1日に韓国・仁川で開催された「アジアラグビーセブンズシリーズ2019 第1戦 韓国大会」「アジアラグビー女子セブンズシリーズ2019 第1戦 韓国大会」で優勝した男女セブンズ日本代表のHCとキャプテンのコメントは以下の通りです。

男子セブンズ日本代表 ヘッドコーチ
岩渕 健輔
「現地韓国の会場での温かいご声援、またさまざまな形でチームをサポートいただき、大変ありがとうございました。すでに手に入れているオリンピックの出場権は、今のチームが手に入れたものではなく、これまでの日本ラグビーを支えてきてくださった方々に与えられたものであり、このアジアシリーズ初戦は、自分たちにとってのオリンピック予選だ、とチームに話してこの大会に臨みました。大会を通じて、課題は出ましたが、選手・スタッフ一人一人が主体的に自分たちのチームを作るための働きかけをしてくれたことで、優勝することができました。2週間後の中国大会には、より成熟したチームとなれるように準備をします」

男子セブンズ日本代表 キャプテン
副島 亀里ララボウラティアナラ
「優勝は優勝ですが、つまらないミスをたくさん重ね、ゲームプランを貫けず、自分たちで苦しい戦いにしてしまいました。香港代表は、かなりの接戦に持ち込んできて素晴らしかったと思います。試合終了のホイッスルまでリードを守りきれた時は、合宿で行ってきた厳しい練習の成果が出せたと実感しました。選手たちが、チームとしてだけでなくプライドを持って、ガッツあるプレーを見せてくれたことを誇りに思いますし、ここ韓国で勝てたことは、自分たちにとっても、また日本にいる家族や友人やファンにとっても、大きな意味があります。引き続き、応援をよろしくお願いします。ありがとうございました」

女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ) ヘッドコーチ
稲田 仁
「選手、スタッフともに最後までハードワークし、アジアラグビー女子セブンズシリーズ第1戦韓国大会で勝ちきれたことを嬉しく思います。トレーニングを積み重ねてきたことをパフォーマンスとして出せた部分もありましたが、一つ一つのプレーの精度についてはさらに高めていく必要があります。スタンダードを高く持ち、課題を一つ一つ修正し、個々、チーム共にレベルアップして次戦の中国大会に臨みたいと思います。最後になりましたが、直前合宿、現地でサポート頂いた皆様、本当にありがとうございました。引き続きサクラセブンズへの変わらぬご声援を宜しくお願い致します」

女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ) キャプテン
中村知春
「男女共に優勝できたことを嬉しく思います。特に若手選手たちがフィジカル的な成長とメンタル的な成長を顕著に表してくれて、日頃のハードワークの成果が出せたように思います。またセットプレーで圧倒できた事で、失点されても大きく崩れる事なく立て直すことができました。課題のディフェンス面でのプレッシャーやタックル精度向上に次回からの合宿で徹底的に取り組み、次の中国大会に向けて一人一人がもっとレベルアップしていきます。応援いただきありがとうございました」